新入荷品

フォクトレンダー ビトー BR

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このところ見かけなくなった、ビトーBR

 

フォクトレンダーのビトーと聞くと、小型軽量な折り畳み式から始まり、ソリッド型と言いますか固定鏡胴としたビトーⅡを展開、さらに大口径のウルトロンを搭載したビトマチックⅡやビトーⅢ、などがコレクションとして今でも親しまれています。


ビギナー向けのビトーとして、一連のビトーⅡやⅢあたりが小型で振り回しやすく実用的で人気があります。そのビトーと露出計を備えたビトマチックをつなぐ機種として、ビトーBRがありました。このカメラはB型に距離計を付けたモデルですが、露出計を内蔵させたビトマチックが出てしまったこともあってか、露出計の無いBRは見た目の地味さもあったのでしょう あまり売れなかったのでは・・と思ったりもします、

 

ビトーBRは ビトマチックに比べて、軍艦部がとてもすっきりしていて、見た目の派手さはありませんが、ファインダーのトラブルやショックによる欠け/歪みも起きにくく 一流のツルリとした姿形にフォクトレンダーらしさを感じるのは自分だけではないと思います。

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OGIKON-35P って聞いたことある?

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OGIKON-35P って聞いたことある?

ちょっと、、また 初めて聞く オギコンー35P と言う機械を あるご縁で入手出来たのです、修理のオジさんも初めての機械のようで、いろいろ調べてる様子 で 動けばいいのですが・・・どうなりますか、しばらくお時間をいただきます。

 

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ミズホ シックス Super T型 と N型  

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ミズホ シックス Super T型 と N型   

 

ウェブ記事を参考にさせていただきますと・・・ミズホカメラワークスから、ミズホシックスという目測式から単独距離計内蔵まで幾つかの種類の蛇腹式カメラが発売されていました。そのミズホカメラが諸事情でネオカカメラに名前を変えてから発売したのがこのミズホシックススーパーです。

連動距離計を内蔵した66判とセミ判のフォーマット兼用機です。外観的な特徴として 上カバー軍艦部に革が貼ってあり、ネオカブランドとなったのを形にしておきたかったのかな・・・と思ったりもしませんか?。


スーパーにはN型とT
型があります。N型はネオコールレンズ付きで、T型は東京光学のトーコーレンズを搭載しています。
一見レンズ以外は同じに見えますが T型は1~1/300のコパルシャッターに N型は1~1/200のレクタスシャッターにマウントして載せています、その他レンズのデザインや上カバーに違いがありますが、これは この2台での比較なので、全てを調べたわけではないので、軽くお聞きおきただければよろしいかと・・。


それまでのミズホシックスは 前玉回転によるフォーカスでしたが スーパーからはヘリコイド式になり、フォーカシングを楽にしています。

ヘリコイドは60度ほどで無限大から1.2mまでフォーカスできます。66判とセミ判 兼用機のため、巻き上げは背面の赤窓をたよりに巻く事になります。赤窓は二つあり、それぞれにカバーが付いています。 ファインダー下の66判とセミ判との切り換えツマミをスライドさせて視野を変えます。

 

フーォマット切り替えは アパーチュアに他社でも採用されている開き戸式の遮光板があり、フィルムを入れる前にどちらかにセットするもので、当たり前ですが 撮影途中でのフォーマット切り替えはできません。


2025年 1月18日  前から興味があった機械なのですが、N型/T型揃う機会が無く出来なかったのです、
            
今回この2台をまとめてご案内の予定で整備を進めております、もう少しお待ちください。

2025年 1月25日  整備完了、カメラキッズホームページにて販売中  24200円

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6年ぶりの ガイカ ・・・覚えてる ?

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6年ぶりの ガイカ ・・・覚えてる ?



手元の資料雑誌や朝日ソノラマの国産カメラ図鑑にも見当たらず、ググってみても、思う記事にはヒットせず、いつもの camerapedia によると、一部のコレクターが衒って載せたような記述や、日本のカメラ雑誌の広告をソースとして、その方なりの考えを書き込まれておられるので、ご興味をお持ちの方はこちらをチェックいただければと思います

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またウェブ記述などを信用し参考として、自分の経験をおりまぜて推察しますに・・理研(リコー)は1940年に製造し販社から Semi Gaica として発売広告されたのは間違いないようです


また、過日 ブログに載せた
理研(リコー)のSemi Adler を自分は「Adler:アドラーの名前はあの戦争に突入する前の日独伊の協定締結時の空気を読んでアドルフ  ヒトラーから名付けたんだょ・・ 」とご紹介しています、}


では Gaica はというと 「 ガイカ 」 は 凱歌 であるかもしれず、それは「勝利歌」を意味しているとしても、カタカナ では、それと認めにくく あの時代の空気を読んだ、理研は、ドイツと日本の同盟に思いを馳せ よく知られていた ライカ の名前をもじって類似性のある造語を名前としたのでは・・・と思ったりもします、あくまで個人は そぅ思っている と軽くお聞きおきください それだけの事。


何故か資料にはセミ ガイカ II だけが多く紹介され 初期型はプレス発表だけだったのではないかとの意見もあるのですが、 当機は 最初期型の記述通りプロンター社のVARIO エバーセットシャッター載せられています、camerapedia へ書き込まれた方によると世界で2台とか・・・、ソースと根拠が示されているわけではないので、どうなんでしょう・・・まさか。


ツァイスのネッターを模した、戦前の数少ない機械だとすると、状態ともかく 保存カメラとして貴重ですよねぇ…そう思われません?

2024年 12月 7日 外観状態もいいし 動くと思われ
、整備を検討中。
2024年 12月 24日 整備完了カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX


2024年 12月 25日  売りきれました、いつもありがとうございます。

 

 

 

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ドイツ製 エルネマン HEAG w/Doppel Anastigmat VILAR 10.5cm6.8

            Bbbbb

ドイツ製 エルネマン HEAG w/Doppel Anastigmat VILAR 10.5cm6.8


お客様より、エルネマンのヘイグを ブログにあげてほしい・・・とのメールを頂きグログ掲載と致します、記述はホームページ準じております


さて、今回は100年は前の乾板式ハンドカメラ・・・ERNEMANN:エルネマン のご案内です。


エルネマンと言いますと ICA社と同じく 後にツァイス・イコンを創設時の1社で ツァイスの思想に賛同する物作りをしていたころに、前述のエルネマン社が製造したカメラの1つで、ヘイグは1920~40年ころの製品である・・・・とウェブ上に記されておりました。


100年前の事ですと自分は生まれておらず、諸先哲の方々も今はいませんので、ウェブ記述からのご案内となります・・モデル名は外観写真を参考にして。ウェブ上に同一と思われるのを 当機のモデ名としております、間違いはご容赦。


エルネマンのヘイグですが、カメラ上部横にはボタンがあり(貼革の下に隠れている),これを押すとばねによってベッドが開き 即 撮影態勢となる。ピントグラスを利用すれば,構図やピントをきちんと調整した撮影ができる。


そのピントフードも特徴があり
トヨ、ホースマンやウィスタとは異なりコツと慣れが必要なのですが、金属製の簡単な機械で育ってきた自分ですが、正確な木製加工と革仕上げの
手触りから違う品と質は心に何かを残してくれる気がしますし、煩わしい操作も 今となって思うのですがこの手間の達成感が楽しいのです・・・


きっと当時もカメラを構える方が露出計らしきものをかざして、カメラに乾板を入れて、サァ 撮影です・・写される方は 鍛え上げた満面の笑顔で応えたでしょうねぇ・・・そりゃぁ楽しかったでしょうねぇ うらやましい。

 
画面サイズはおよそ6cm×9cmの大名刺判とよばれるもので,ボディは木製。画面サイズのわりには非常に小型軽量なカメラになっている。ただし実際に撮影するにあたっては,それなりの数の乾板(あるいはフィルムホルダ)が必要になるので,トータルの重量はそれなりのものになりますので、そのつもりで。


シャッターは、ギア式ではないポンプ式エバーセット型のもので,シャッターは T.B.1.2.5.10.25.50.100と低速まで充実している。


レンズはドッペル・アナスチグマットの VILAR 10.5cm6.8 を前述のシャッターにマウントして載せています・・・ドッペルって英語のダブルに近い言葉ですので、アナスチグマットレンズを2枚使ったレンズと言う事になるのだと思っております。

 


また、ゲルツ社はドッペル・アナスチグマット式のレンズを 後に「ダゴール」って命名してますから、この VILAR 10.5cm6.8 もそれなりの レンズだと 思っております。

           Aaaa
さて、100年前ですから 自分はいい状態だとおもっておりますが、それなりと思いましょう、アトムタイプの反射式ビューファインダーの反射部が金属のようでサビにより画像が見えません・・・何とかしたいと加工屋さんに相談すれど思う返事でが得られず、一眼レフ用のミラーをハメ込むことになりました


シャッター機構的には一通りの整備を済ませ年代なりの動作しておりますが、年代的に3ヶ月の保証はご容赦ください。 レンズはクリーニング済み、特に気になるスレ/キズは無いように見えます。

 

正直 100年近く前の機械です、新品並みのハードな扱いは くれぐれも ご容赦願いますが、たまには・・・お時間をつくって、「 ゆるり 」 楽しむのもいいものです。


2024年 12月 6日 カメラキッズホームページにて掲載中

 

 

 

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Kamerawerks・Patent Etsui (カメラワークス・パテントエツィ)キャビネ判

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Kamerawerks・Patent Etsui (カメラワークス・パテントエツィ)キャビネ判

 

毎度おなじみのパテントエツィ・・・何度もブログに揚げているので、自分はこのカメラが本当に好きなのでしょう

違ったモデルや異なるシャッターを載せてるのを見つけると・とりあえず手に入れるようになっているようで、フォーマットの違うキャビネ(カビネ)判もあると知るにつれ まだ若かった自分は 「我こそ得め・・」と探し回ったものです
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内容的には、上写真の右側通りレンズを13.5cmを載せ構造機構などは そのまま 一回り大きくしただけなのですが、ガラス乾板の時代です、印画仕上げは引き伸ばしではなく密着焼き付けの時代ですから、大きな写真のためガラス乾板をまとめると結構かさばりますから スリムでコンパクトが「売り」だったですから、営業的にはどうだったのでしょう? 意外とあるようで 自分の経験ですが 探している時には見つからなかったのですょ。

 

正直、お気にの機械なので、どうしても自分のバイアスが掛かった説明になっていると思っておりますので 今回はウェブ記事から 歴史的な ご案内となります

 

さて 1915年 - ドイツ系ユダヤ人、パウル・グーテ(Paul Guthe )がカメラウェルクシュテーテン・パウル・グーテ・ドレスデン(Kamerawerkstätten Paul Guthe Dresden )を創業したとあります。


1919年 にはドイツ系ユダヤ人、ベノ・トルシュ(Benno Thorch )が経営に参画、カメラウェルクシュテーテン・グーテ&トルシュ有限会社(Kamerawerkstätten Guthe & Thorsch GmbH )となった。

その後1920年 - 「パテント・エツイ(Patent Etui)」を発表し、それまでの簡単な構造のカメラから脱皮し独自性を持つカメラの生産へとシフトしたようです・・・つまり100年の時空を超えてここに存在してるのですょ

 

2024年 11月 30日  只今整備中しばらくお時間をいただきます
2024年 12月  5日    整備完了 カメラキッズホームページにて公開中  XXXXX円
2024年 12月  8日   売り切れました、いつもありがとうございます。
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2024年 12月  6日    整備完了 カメラキッズホームページにて公開中  XXXXX円
2024年 12月  8日   売り切れました、いつもありがとうございます。

  
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Kamerawerks・Patent Etsui (カメラワークス・パテントエツィ)

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Kamerawerks・Patent Etsui (カメラワークス・パテントエツィ)

 

毎度おなじみのパテントエツィ・・・何度もブログに揚げているので、自分はこのカメラが好きなのでしょう

違ったモデルや異なるシャッターを載せてるのを見つけると・とりあえず手に入れるようになっているようで
この度もいつものコレクターM氏 とサンマルシェでとりとめの無い健康噺に花が咲き時間を忘れる・・


落ち着いたところで「これなぁ・・」と見せて頂いたのが 上写真のダイヤルシャッター式のエツイで、思わず見惚れてしまった。 それほど見事な状態で残っており、とても100年前とは思えない

 

いつもは、自分のバイアスが掛かった説明になっていると思っておりますので 今回はウェブ記事から 歴史的な ご案内となります

 

さて 1915年 - ドイツ系ユダヤ人、パウル・グーテ(Paul Guthe )がカメラウェルクシュテーテン・パウル・グーテ・ドレスデン(Kamerawerkstätten Paul Guthe Dresden )を創業したとあります。


1919年 にはドイツ系ユダヤ人、ベノ・トルシュ(Benno Thorch )が経営に参画、カメラウェルクシュテーテン・グーテ&トルシュ有限会社(Kamerawerkstätten Guthe & Thorsch GmbH )となった。

その後1920年 - 「パテント・エツイ(Patent Etui)」を発表し、それまでの簡単な構造のカメラから脱皮し独自性を持つカメラの生産へとシフトしたようです・・・つまり100年の時空を超えてここに存在してるのですょ


自分が見惚れるほどですから ホント キレイな状態で、何とか手に入れようとしたのですが「はい」と言わないので、とりあえず預からしてょ で、今手元においてブログを書いているところです❤

 

どうなりますか・・・

 

資料によるとスペック的には パテント・エツィ(Patent Etsui 、1920年発売) - 6.5x9cm(大名刺)判。ロールフィルムホルダーを併用すれば120フィルムも使用でき、9×12cm(大手札)判もあった

我が国では1930年頃栗林写真機械製作所がコピー品であるファースト・エツィを生産している。


2024年 12月30日 念の為整備をしております。

2024年 12月30日  あっと言う間・・・ホームページ更新中に売り切れました。

 

       

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アイレス オートマット w/Nikkor-Q.C 7.5cm3.5

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アイレス オートマット w/Nikkor-Q.C 7.5cm3.5

 

昭和23年生まれで団塊世代の自分は何もない幼少時代を どぶ板 踏んで育ってきたのです、あの戦後ですから皆 平等に貧しく 活きるのに精一杯で、たまに菓子などを貰った時は食べるのがもったいなくて 仕舞い込んでいたなぁ、あの頃の癖が身体に沁み込んで、今でも好きな食べものは最後にとっておくのが癖なのです・・・そんな育ち方をしてきたのです


話しは変わりますが、社会人になっても 生き方は変わらないようで、お気に入りがあると お金の続く限り 飽きるまで買い集めるようで、「仕舞い込んでは安心して・・・忘れているワ」と修理のオジさんがあきれ顔で言う。 


二眼レフに興味を持った時にニッコールを載せたのがあると、それは アイレス の上位二眼レフの一部と知るにつれ、休みの度に神戸・三宮・梅田・心斎橋の中古カメラ屋を探し回って集めた
のですょ


インターネットやオークション・・何ソレの時代ですから、中古屋の親爺のしゃべくりだけが知識と言うか情報源だったような気がしてアセアセと通っていたのです・・そこで覚えたのが次の内容で、いまならスマホで簡単に調べられますが 何故か忘れるのも簡単ょ

それでは、自分の聞き溜めた想い出話しになりますが・・・あの戦争の後 二眼レフカメラブームが到来するに従い 数多くの大小メーカーが乱立して乱売合戦を繰り広げるようになった。その中で抜きん出た特徴を出そうと考えていたアイレスは、独自性を求めていた設計者三橋剛が戦時中日本光学工業(現ニコン)戸塚工場の監督官をしていたつながりから 大井製作所長を退任した五代正友を入社させ、ニッコールレンズ採用に成功されたとの事です、

アイレスの最上位機種 アイレスフレックス Z 型 と アイレスオートマット にニッコールQ 7.5cmF3.5レンズを装着して登場するのですが、日本光学工業はレンズを供給するに当たりボディ側の精度や品質などが日本光学工業の自社基準に合致することを求め、後年社長となる小秋元隆輝を中心として光学的検査器具を導入したり技術指導をされたようです、これがアイレス写真機製作所の技術力を大幅に向上させることにつながったと言われております。


と言う事で、あの・・古き良き時代の出来ばえのいいアイレスオートマットのニッコール搭載機のご案内です、「もう手放しても ええんとちゃうか・・ワシがメンテ出来る間になぁ」と修理のオジサンのお言葉にせかされております。


2024年 11月 19日 各機ただいま整備中、完成後順次販売予定

2024年 11月 23日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中  39050円
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コロネット ボーグ :Coronet Vogue・・・って知ってる?

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コロネット ボーグ :Coronet Vogue・・・って知ってる?


コロネットってボックスカメラやシンプルなビギナーカメラでは結構名の知られたブランドではないかと思います

カメラキッズでもこれまでに何度かコロネットブランドのボックスカメラやビギナーカメラをご案内しておりますのです、ご存知の方もいらしゃると思います。


特徴はデザインとまとめ方が少しく変わっているというか、例えば折り畳み蛇腹カメラをボタン式ポップアップとした CUB:カブ など遊び心があるので、いまでも探している方がいらっしゃるとの事、円高の頃は結構引き合いもあったのですが、今はビギナーカメラにご興味を持たれる方が少なくなりつつある中で、ちょっと違った切り口からまとめ上げたと思われる Vogue:ボーグ のお話です。

 

さてVogue とはフランス語で人気がある とか 流行りもの を意味する言葉で欧米各国で自国語となっているとの事・・そういえば我が国にもヴォーグって名のファッション誌がありましたねぇ・・今でもあるのかなぁ?



カメラの話に戻って・・・ボーグはスプリングテンションによる折り畳み式であるのと、独特の流線型のボディデザインが「ウリ」で、スペック的には1/30と思われる固定シャッター、レンズは f:10 で固定焦点ののベークライト製トイカメラです・・が、自分にとっては欲しくてもカメラなんて買ってもらえる筈もなかった時代・・・、トイカメラは憧れとして心のヒダに刻み込まれて 脳内海馬 の奥深く仕舞い込まれているようで何かのはずみで胸の中に出てきては 跳ね回る。



60年程の時を経て、ゆくりなく出会うあの頃憧れたトイカメラ、あらためて、手にして「あれっ、こんなに小さかったんだ・・」と、心の不思議です・・驚いたり感激したり・・何故か、いま見ても しみじみ します。

 

フィルムは828規格のロールフィルム、あのコダックのバンタムと同じです、フィルムを手製して写してみませんか?

 

2024年 9月27日  固着しており 動きません、ただいま整備中・・もう少しお待ちください
2024年11月30日    熱処理と溶剤にて整備完了、2台まとめてカメラキッズホームページにて公開中  XXXXX円
2024年12月 8日   売り切れました、いつもありがとうございます。
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イタリア ダースト製 デュカ って 知ってる?

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イタリア ダースト製 デュカ って 知ってる?

さて…カメラコレクターと思われる ユーチューバーの スタブロス ディアマンタキス さんの ページによりますと、イタリア デュルスト(ダーストの事?)は1919年にブリクセンで設立されたようで、最初はあらゆる種類の商品と取引していたと言われており その後1929年には光学機器、すなわち拡大鏡や暗室用のアクセサリー関連の製造を開始しました


あの戦争後の1946年、カメラを市場に送り出した最初の会社のひとつがダーストだったと言われています。

 

ご案内のカメラは DUCA と命名されていました・・・デュルスト(ダースト)の カメラの冠銘とされたと思われます。


特筆すべきはそのコンパクトさと 美しいフォルムと縦に走るフィルムにあります、カメラの機構としてはシンプルで、シャッターは1/30とBの2速のみですから、多かれ少なかれボックスカメラの一種でしょう。

 

さて、カメラを開くとフィルム室があり、アグファにって導入されえたラピッドカートリッジで動作します。デュカは1946年から1950年まで生産されていましたが1950年にはアグファ社のラピッドカートリッジが供給が中止されました・・・と言うわけでカメラが使用出来なくなってゆくにしたがい 生産が打ち切られていったと説明されていました。

個人的には カメラキッズを立ち上げた頃、なけなしの資金でライカブーム真っただ中のロンドンで割安スタッフ(商品類のこと)を買いあさっていた時、フリマに人のよさそうな親爺を見つけたまでは良かったのですが、早口で訛り強いイギリス英語で話が通じず、顔色を見ながら・・まとめて買うからとの 手振り身振りで通じたのか「ニコッ」としながら 「アリガト」と言われてしもうた、そんな思い出のあるカメラではあるのです。

 

また、ダーストと言うブランドが 世界的な知名度を得たのはフィルム時代の高性能引き伸ばし機ダーストによるところが多いと思われます、ほぼ55年前でしょうか、プロラボで使われた 大判カラープリント用の壁面投影式引き伸ばし機があり、在阪の坂田ラボへの見学会で機械の大きさに驚かされた記憶がある。

 

その後、民生用引き伸ばし機材を旭光学工業株式会社が代理店となり、アサヒダーストのブランド名で国内販売していたことは、ご年配の写真愛好家の方、また ご自分でダースト製印画紙を使ったファインプリントを製作されていた方でしたら、良くご存じのことでしょう。

 

さて、ダースト社は第二次世界大前後に、少数のスチルカメラを製造したことがあり、6X6判のダースト66(Durst66,1956)や 35mm判カメラとしては世界で唯一の空気流量制御方式による絞り優先AE方式としたダーストオートマティカ・・・これはカメラキッズ通信以前の弊社のブログ:フォトブランカでも紹介したこともあり ご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。

 

今回はシネ型と申しますか、前述内容の縦型スタイルとしたビギナーカメラとして5色のカラーバリエーションが展開されたとされる Duca :デュカ のご紹介です。

 

スペック的には前玉回転式目測式距離合わせ、短玉レンズ搭載、シャッターはP(バルブの事)と1/30 、絞りは f:8 固定とオモチャに近いのですが、鉄板プレスのタフな作りは なかなかのもの・・・カラーバリエーションは現存するものは極めて珍しく ebay などでも 20ウン万円の値段がついています。

 


特徴は使用フィルムが前述のラピッド規格です・・・いつもの camerapedia の記述によると1946年となっています・・・あの戦争の終戦直後ですよ、

 

自分は1965年頃にコダックのインスタマチックと同時期に新発売された新規格だと信じていたのに、意外と歴史があるようで、記述を信用しますと、すでに独欧国では戦前から ラピッド規格に相当するものは それなりに存在していたと言う事にしておきませう。

2024年 6月 23日  ただいま 念のため 整備中 もう少しお待ちください。
2024年  6月 30日  整備 並び テストフィルムでの動作確認済み カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2024年  7月 6日   売り切れました、いつもありがとうございます。

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