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6年ぶりの ガイカ ・・・覚えてる ?

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6年ぶりの ガイカ ・・・覚えてる ?



手元の資料雑誌や朝日ソノラマの国産カメラ図鑑にも見当たらず、ググってみても、思う記事にはヒットせず、いつもの camerapedia によると、一部のコレクターが衒って載せたような記述や、日本のカメラ雑誌の広告をソースとして、その方なりの考えを書き込まれておられるので、ご興味をお持ちの方はこちらをチェックいただければと思います

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またウェブ記述などを信用し参考として、自分の経験をおりまぜて推察しますに・・理研(リコー)は1940年に製造し販社から Semi Gaica として発売広告されたのは間違いないようです


また、過日 ブログに載せた
理研(リコー)のSemi Adler を自分は「Adler:アドラーの名前はあの戦争に突入する前の日独伊の協定締結時の空気を読んでアドルフ  ヒトラーから名付けたんだょ・・ 」とご紹介しています、}


では Gaica はというと 「 ガイカ 」 は 凱歌 であるかもしれず、それは「勝利歌」を意味しているとしても、カタカナ では、それと認めにくく あの時代の空気を読んだ、理研は、ドイツと日本の同盟に思いを馳せ よく知られていた ライカ の名前をもじって類似性のある造語を名前としたのでは・・・と思ったりもします、あくまで個人は そぅ思っている と軽くお聞きおきください それだけの事。


何故か資料にはセミ ガイカ II だけが多く紹介され 初期型はプレス発表だけだったのではないかとの意見もあるのですが、 当機は 最初期型の記述通りプロンター社のVARIO エバーセットシャッター載せられています、camerapedia へ書き込まれた方によると世界で2台とか・・・、ソースと根拠が示されているわけではないので、どうなんでしょう・・・まさか。


ツァイスのネッターを模した、戦前の数少ない機械だとすると、状態ともかく 保存カメラとして貴重ですよねぇ…そう思われません?

2024年 12月 7日 外観状態もいいし 動くと思われ
、整備を検討中。
2024年 12月 24日 整備完了カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX


2024年 12月 25日  売りきれました、いつもありがとうございます。

 

 

 

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ドイツ製 エルネマン HEAG w/Doppel Anastigmat VILAR 10.5cm6.8

            Bbbbb

ドイツ製 エルネマン HEAG w/Doppel Anastigmat VILAR 10.5cm6.8


お客様より、エルネマンのヘイグを ブログにあげてほしい・・・とのメールを頂きグログ掲載と致します、記述はホームページ準じております


さて、今回は100年は前の乾板式ハンドカメラ・・・ERNEMANN:エルネマン のご案内です。


エルネマンと言いますと ICA社と同じく 後にツァイス・イコンを創設時の1社で ツァイスの思想に賛同する物作りをしていたころに、前述のエルネマン社が製造したカメラの1つで、ヘイグは1920~40年ころの製品である・・・・とウェブ上に記されておりました。


100年前の事ですと自分は生まれておらず、諸先哲の方々も今はいませんので、ウェブ記述からのご案内となります・・モデル名は外観写真を参考にして。ウェブ上に同一と思われるのを 当機のモデ名としております、間違いはご容赦。


エルネマンのヘイグですが、カメラ上部横にはボタンがあり(貼革の下に隠れている),これを押すとばねによってベッドが開き 即 撮影態勢となる。ピントグラスを利用すれば,構図やピントをきちんと調整した撮影ができる。


そのピントフードも特徴があり
トヨ、ホースマンやウィスタとは異なりコツと慣れが必要なのですが、金属製の簡単な機械で育ってきた自分ですが、正確な木製加工と革仕上げの
手触りから違う品と質は心に何かを残してくれる気がしますし、煩わしい操作も 今となって思うのですがこの手間の達成感が楽しいのです・・・


きっと当時もカメラを構える方が露出計らしきものをかざして、カメラに乾板を入れて、サァ 撮影です・・写される方は 鍛え上げた満面の笑顔で応えたでしょうねぇ・・・そりゃぁ楽しかったでしょうねぇ うらやましい。

 
画面サイズはおよそ6cm×9cmの大名刺判とよばれるもので,ボディは木製。画面サイズのわりには非常に小型軽量なカメラになっている。ただし実際に撮影するにあたっては,それなりの数の乾板(あるいはフィルムホルダ)が必要になるので,トータルの重量はそれなりのものになりますので、そのつもりで。


シャッターは、ギア式ではないポンプ式エバーセット型のもので,シャッターは T.B.1.2.5.10.25.50.100と低速まで充実している。


レンズはドッペル・アナスチグマットの VILAR 10.5cm6.8 を前述のシャッターにマウントして載せています・・・ドッペルって英語のダブルに近い言葉ですので、アナスチグマットレンズを2枚使ったレンズと言う事になるのだと思っております。

 


また、ゲルツ社はドッペル・アナスチグマット式のレンズを 後に「ダゴール」って命名してますから、この VILAR 10.5cm6.8 もそれなりの レンズだと 思っております。

           Aaaa
さて、100年前ですから 自分はいい状態だとおもっておりますが、それなりと思いましょう、アトムタイプの反射式ビューファインダーの反射部が金属のようでサビにより画像が見えません・・・何とかしたいと加工屋さんに相談すれど思う返事でが得られず、一眼レフ用のミラーをハメ込むことになりました


シャッター機構的には一通りの整備を済ませ年代なりの動作しておりますが、年代的に3ヶ月の保証はご容赦ください。 レンズはクリーニング済み、特に気になるスレ/キズは無いように見えます。

 

正直 100年近く前の機械です、新品並みのハードな扱いは くれぐれも ご容赦願いますが、たまには・・・お時間をつくって、「 ゆるり 」 楽しむのもいいものです。


2024年 12月 6日 カメラキッズホームページにて掲載中

 

 

 

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