« 2024年2月 | トップページ | 2024年4月 »

ドイツ製 HUTURA フツーラ って知ってる?

           P1830050

ドイツ製 HUTURA フツーラ って知ってる?

さて ご案内の フツーラは1942年に設立された Optische Anstalt Frintz Kuhnert が前身で、1951年にFutura Kamerawerk G.m.b.H.に名前が変わっています。


フツーラの最初のカメラは1947年頃のエフカ(Efka)24という、35mmフィルム上に24x24mmの正方形フォーマットの
写真を撮影する、テナックスのような シンプルな小型カメラだったようです。 特徴としてレンズ交換式で、ビハインドシャッターになっていました・・とありますから、多分 基本的には同様な機構なのでしょう。


シャッターユニットはコンパーラピッドを採用し、レンズ鏡胴部の先端には会社名のフリンツ・クーネルトの刻印が刻まれていたとの事

 

今回のモデルは、1950年頃から新しいモデルをフツーラとして製造販売を始めた機械で、後にこれが会社名となっています。

 

このところ ほとんど見かけることが無くなりました・・ですが20年強前はロンドンの中古カメラ市やフリマなどで見かけたもので 価格的にも こなれており、何台か買わされた記憶がある、ウェブ上の記述では 祭り上げられたような内容が多いので‥その方面をお探しの方はネットチェックをお願いします。


個人定な見方になりますが、あの時代ですから ノブ巻き上げでセルフコッキングとしていますから、コンパーシャッターの完成度の高さもあるのでしょうが、タフなボディが特徴だと思っております。


レンズ全群の後ろにシャッターを配したビハインドシャッターとなっており、マウントは非規格ですがねじ込みですから、社外品のレンズも用意されていたらしいのですが、自分は交換レンズ自体を見た事がありません。


当機に付属の標準 EVAR(エバー、エバール)50mm2 は水色ぽっく見えるレンズで、最近のレンズの様にマルチコートされてる筈もなく、瓶の底のように透明感も今ひとつで年代のためかなと思いクリーニングをしても結果は同じで、修理のオジさんも「フツーラのこのレンズって大抵こんなんやでぇ やわらかい硝材の そういうレンズゃと思うけどなァ」と申し訳なさそうにいうから・・そうなんでしょう。


正直、白黒写真 当時の軟調描写レンズではないかと思っております、なんでこんなレンズが高いんゃ・・誰か教えて!

                 11   

        ネット上に上図の記述があります・・と お教えいただきました、いつもありがとうございます         

2024年 3月24日 念のためレンズを再クリーニング中 もうしばらくお時間をいただきます。

 

 

|

ビューレンズに深度確認の絞りを装備した・・・プリモフレックス Va Topcor 7.5cm3.5 搭載機

          P1820806

ビューレンズに深度確認の絞りを装備した・・・プリモフレックス Va Topcor 7.5cm3.5 搭載機


さて、世界最大級の二眼レフ総合サイトの二眼里程標によりますと・・・東京光学製造、大沢商会販売の二眼レフブランド・プリモフレックス。プリモフレックスには多くのモデルがあり、最も人気のある機種はオートマットであろうが、最も特徴的な一台となれば ビューレンズにも絞り機構が導入された二眼レフの5A型だろう・・・と紹介されています


   P1820808 P1820809

全くその通りで、被写界深度なんて 距離計カメラの深度と同じく 誰も必要としなかったのか・・・良し悪しはともかく、二眼レフ史上ビューレンズに絞りを装備したのは、戦前ドイツの木製フォーカルプレーンシャッター機・メントレット(Mentorett)が存在したとの事、自分の知る範囲ではレンズ交換式のマミヤCシリーズ用105mmDSレンズくらいのものではないかと。


通常機種としてはこのプリモフレックス5A型だけだと思います、ビューレンズの絞りは、レンズ外周のリングで操作する。上下の絞りはルールに従った場合連動して動作するが、ビュー側の絞りを開放にしておけば機構が無いものとして、普通にテイク側の絞り操作が可能。


東京光学としては「露出計不要の新機能」とまでうたったビューレンズの絞りは、面白い機構ではあるが実用上のメリットと言うか利便性が感じられるとは言い難かったようで、正直ほとんど反響が無かったということで次代オートマットへの採用は見送られている。


その他の機構も前モデル4A型から大幅な変更が施され、テイクレンズには新設計の4枚構成トプコールレンズを採用。テッサータイプのレンズは、2型の シムラー以来。シャッターもレクタスから高級仕様の最高速1/500秒セイコーシャ・ラピッドに変更され、ひとクラス上のカメラへと大きく変貌を遂げている。


フイルム装填はスタートマーク合わせ式でシャッターチャージも手動と変更は無いながらも、上下レンズ間左右に絞り・シャッター速度ダイヤルを儲け、ビューレンズ上部で双方の数値確認が可能になった。デザインの変更によって カメラの印象も変わって見えます、


さて、状態として塗装仕上げ部のペイント落ち散在、以外は特目立つスレなどは無いのですが、レザーが経年の硬化でヒビ、割れ散在します、

 

機構的には シャッター機構のネバリの整備グリスアップとレンズクリーニングの作業を検討中、シャッター機構に3ヶ月の保証をお付けしたいので、作業上 前述のレザーに経年硬化によるヒビなどあり、構造的に整備手間もかかります、ピントガラスはむき出しですから、経年のホコリは否めず、ミラー交換など考え中・・結果 決して格安ではありませんが、整備された 東京光学 プリモフレックス Va Topcor 7.5cm3.5 搭載機を・・・お探しの方には・・・おススメです。

 

2024年 3月  6日  ただいま作業中 しばらくお待ちください。
2024年 4月 14日  整備完了、歪/後塗りらしき? ウェストレベルその他パーツを換装致しました
              カメラキッズホームページにて販売中  30800円

 

|

« 2024年2月 | トップページ | 2024年4月 »