« 2023年10月 | トップページ | 2024年1月 »

ガリレオのコンドルって・・・知ってる?

          P1820328

ガリレオのコンドルって・・・知ってる

記事を考えております、しばらくお時間を下さい・・・ ❤

 

さて、ガリレオ社の設計者は、バルナック ライカを意識したのでしょう・・・不思議な雰囲気をもつイタリア・ガリレオ社によるコンドルI 型。 ライカ B を真似たわけでもないのだと思いますが、ライカの初期頃には 機構的に低速シャッターが無く 無理くり レンズシャッター付きレンズを組み合わす時代もあったのです。

話が脱線気味・・ガリレオは前述のリム式レンズシャッターのデザインを前面に押し出したような雰囲気があります、ライカへのオマージュとして デザイン優先のボディに レンジファインダーを載せ 距離あわせの利便性を高め、セルフセットではないのですが、多重露出防止 レンズシャッターを載せ、高速から低速までをカバーし、さらに ボディレリーズ式のコンパクトなボディにまとめあげていますから、レンズ交換は出来ませんが実用には 前述のライカB型より ずっと使いやすいのです。

カテゴリーから言うと、レンズシャッター式コンパクトカメラになるのでしょうが、デザインに特徴があってミニライカとかガリレオライカとか呼ばれ、ライカコピーのカテゴリーともされる事が多いようです。 シャッターは B.1.2.5.10.25.50.100.250.500と十分のスペック。 全金属製の重量感と指に感じる質感はペラペラなデジカメには無い魅力です。

すべて刻印文字も機械好きには魅力のポイントす。 デザイン的にライカコピーの中に含まれると思うのですが、でも内容的には前述通り、されどレンズシャッターをデザイン的に配置、レンジファインダー部に視度調整ダイヤルを組込みコンパクトでクラシックなバルナック風にまとめるところは、さすがイタリア・・・一流のセンスの良さが光ります。

さて、状態として、年代に比べて、わずかの使いなずみ、裏蓋エッジ部にペイント落ちもなく、レンズも年代相応とはいえ概ねクリアー・・まぁ許せる範囲でしょう。 全体としてキレイな方だと思います。 正直、ライカとは構造も異なりレンズ交換は出来ませんが、ガミ16 のガリレオ社の製品らしく手抜きのない仕上げとスムースな作動は嬉しくなりますょ、また何といってもライカを凌ぐようなこのデザイン、1台は手元に置き、使ってみたい不思議な魅力があります。


ただ、届いた機械は、外観は割とキレイのですが、距離ヘリコイド/沈胴固着/シャッタ―不動など かなりのネバリと汚れ・・のコテコテ状態で動きませんでした。

 

2023年12月27日  ただいま整備を検討中、しばらく時間をいただく事になりそうです。
2024年 1月 8日  整備完了しました カメラキッズホームページにて販売中  32780円

| | コメント (0)

35mmでスクエァフォーマット の マミヤスケッチ・・・ って知ってる

          29952a

35mmでスクエァフォーマット の マミヤ スケッチ


我が失敗談で恐縮ですが、よろしければ お付き合いください・・・❤


さて、この度は、自分が よく確認もせず あやふやなままに 掴んでしまった マミヤス ケッチのご案内です、 間違ったことを申し上げるかもしれませんので、ご注意のうえ ご覧いただきたいと思っております。


買取り出張中 まとめて機械を買い取ることとなった 中に「マミヤ スケッチ」が含まれており、自分は馴染みが無く珍しいと思って、シャッター調子も そこそこだったのでいい値段で買い取ったのですが、帰ってから 修理のオジさんに整備をしてもらうべく 見せると・・・「これ塗装されてるでぇ、爪でこすると剥げるし、アルコールで拭くと融けるしなぁ・・」との返事が返ってきた


「やばぃ・・エライもん掴んでしもぅた #■x▲◎・・」 修理のオジさんは「修理ちゅうのは元に戻すのが基本で、加工したものは触るだけ変になるから・・ワシはようせん・・」と いつも言っております。 お隣さんの様に”ひとのせい”にすればことは 簡単なのですが、自分のヘマなので 赤字やむなし 訳あり/現状にて 売り切るしか無いなぁ・・・の トホホ 状態。

機械として、ウェブ上の記述を引用させていただくと・・・マミヤ スケッチは宮部甫氏の設計であり、ペンタゴン社のペンティをヒントに距離計のないハーフサイズのシンプルな小型カメラとして計画したものだったらしい、コンパクトにするため
24X24mmの四角いフォーマットとし、コマ数を稼いだのですが、ハーフサイズの時代には勝てず少数の生産で終わったとの事。


スペックなど詳しい事に関しては こちら:https://www.usedcameracameracamera.com/camera/mamiya-sketch/ をチェック 願います。

 

さて、機械の状態ですが、概観のメッキ部が 何処かで誰かが シルバースプレー塗装をされており、爪先でこすると剥がれますし、アルコールで拭くと融けて下地が出ました(写真参照)、またファインダー窓にも軽い変形があります。


外観ともかく、シャッター/絞り/距離など年代なりの変化をします、機能的には不具合無いと思われますが、修理のオジさんの言葉通り
整備をせずに現状にて売り切ることにしました。 

 

機能的に似問題無ければ外観は別に・・・や、塗装は詳しいから自分で仕上げたい・・・の方にお届け出来れば幸いです

 

2024年1月15日   カメラキッズホームページにて販売中  XXXX円

2024年1月16日  売り切れました ありがとうございます。

|

« 2023年10月 | トップページ | 2024年1月 »