« 2023年8月 | トップページ | 2023年10月 »

ミノルタ 35 IIB スーパーロッコール 50mm1.8 付

          P1810634

ミノルタ 35 IIB と ともにデビューしたアクロマチックコートの スーパーロッコール 50mm1.8


今は諸事情でカメラ産業から撤退された関西のカメラ総合メーカーのミノルタ・・・ウェブ記述を信用しますと、歴史は古く日独写真機商店として起業、1929年(昭和4年)には、1号機を屋号の日独写真機商店の「ニ」、フォトグラフィーの「フ」、カメラの「カ」を合わせて創った冠名のニフカレッテを発売されています。


その後 社名をモルタ合資会社、千代田光学精工株式会社を経て 次に紹介するミノルタカメラ株式会社となったのです。

                   

ニフカの後、1933年に田嶋一雄氏は『Mashinery and INstruments OpticaL by TAshima』の頭文字からMINOLTA:ミノルタと名付けたのです・・・これは仲良くしていただいたミノルタの技術者 S氏 から教えていただいたから間違いないはず。

 

属に言われる「 稔る田 みのるた 」は田嶋一雄氏の心映えを言っているのだと思います。

話を戻して、総合メーカーの面子にかけたのでしょう、いち早く ライカLマウントのレンズ交換式距離計フォーカルプレーンシャッター機と35ミリ判カメラとして、ミノルタ 35 Iを発売します。


各紙に上梓されている通り、当初は35ミリフィルム使用ですが、ニコンと同じく 24mmx32mmサイズだったようですが、雑誌記事によると自動現像機の普及により対応できるフォーマット
24mmx34mmに そして最終的には ライカと同じ24mmx36mm となり、レバー巻き上げにインプルーブされ ミノルタ 35IIBとして登場することになったのです。


          P1810639
不思議なことに、フォーマットが3度変更されても、ボディサイズは変わっていません・・・修理のオジさんは、このアタリに興味があるのか、「難しい事をやるなぁ・・」と独り言ちてる。

 

今回、レバー巻き上げとなった最終型のミノルタ35IIB 型に アクロマッチックコートの大口径 スーパーロッコール 5cm1.8 をセットご紹介できることとなりました。ブームの当時はレンズだけでも80,000~90,000円 は していましたからねぇ、とても手が出せなかったですねぇ   

 

外観はいいのですが、年代もあり シャッター低速ねばり、レンズの ヘリコイドなど固着状態・・・何とか生き返らせたくて整備とグリスアップを検討中、動きますように・・。


2023年  9月 22日   念のためシャッターを含め各部整備・グリスアップ、クリーニング を検討中、お時間をいただきま
2023年  9月 26日   整備完了しました』カメラキッズホ-ムページにて販売中  XXXXX円

2023年  9月 27日  レンズの拭きスレが どうしても気になるので、「何とかして・・」とのご希望があり
            代替レンズを探しております、もうしばらくお時間をいただきます。

2023年10月 14日  キレイなレンズを装着、距離計調節を済ませました ホームページにて 販売中 XXXXX円  

2023年12月 20日  売り切れました ありがとうございます。

 

|

マミヤ 35 クラウン 黒

          P1810638

マミヤ 35 クラウン 黒

この度は、良く分からないままの ご案内で 間違ったことを申し上げるかもしれませんので、ご注意のうえ ご覧いただきたいと思っております。

あるご縁で ご尊父様ご愛用だった機械を買い取ることとなった 中に含まれていた「マミヤ 35 クラウン」が 黒仕上げになっていたのです、自分の知る範囲では黒仕上げは無かったと思いつつ、「「思い込み」を避けるべく修理のオジさんに聞けど「修理したこと無いし、黒なんて出てなかったなぁ」で・・・

ファクトチェックではありませんが、朝日ソノラマの「国産カメラ図鑑」にも 記述無く、しかし、でも現物があるので ここでは「好きな人が 後塗り仕上げ」をしたんだろう・・と言う事にしておきませう、間違っても 限定モデル とか 幻の・・・など過度な ご期待はなさらないようお願いしておきます。

 

さて、その「マミヤ35クラウン」ですが・・・マミヤ35シリーズは1949年発売の「Ⅰ」から始まり1950年代のまさにレンジファインダー搭載レンズシャッター機の全盛期にたくさんのモデルが出ています。「Ⅲ」までは単にローマ数字のモデル名でしたがその後、「S」、「S2」、それから今回の「クラウン」、「エルカ」、「メトラ」…とモデル名にニックネームが付いていきます。


ただし…このモデル名 例外があるものの、ボディに刻印されていないのです…ボディに刻印されているのは基本的に「Mamiya」の名のみです。この時代にはありがちな話ですがモデルの判別は相当詳しい方か何か資料を見ながらでないと困難かと思われます。との記述をネットサーフィン中に見つけました、御参考ただければ 幸いです。

 

ともかく、ライトバリューで露出シフトの出来る機械で、修理のオジさんも「キレイにしたら楽しめるしなぁ」と整備を始めております。

 

2023年 9月22日  ただいま整備中、ファインダーもキレイに しとくわ‥とのお言葉です、どうなりますか?
2023年9月29日  整備完了 カメラキッズホームページにて販売中  XXXX円

2023年10月3日  売りきれました ありがとうございます。

 

 

 

|

テナックス Ⅱ イエナ・テッサー 搭載機

            P1810506

TENAX II w/Tessar 4cm2.8

 

テナックスって言うと 折り畳み式の蛇腹カメラを 自分は連想してしまうのですが、35mmでもテナックスと言う名の機械があり、フォーマットに特徴があるとの事・・・正直、扱いも初めてで詳しい方ではないので カメラのキタムラさんのウェブ記述を引用させていただいております・・・力不足はご容赦。

 

記述によると・・・戦前から1960年代にかけて数多くのカメラを世の中に送り出してきたドイツのカメラメーカーZeiss Ikon。35mmフィルム使用の最高級機であるContarexやContaxを筆頭にSuper Ikontaシリーズ Ikoflexシリーズなどフィルムフォーマットや形式の異なるカメラを同時にラインナップ。


搭載するレンズは最高級と謳われ、そして価格もまた国産品に比べると手の届かない高嶺の花でもありました。ただそんなZeiss Ikonもすべての製品が超高級というわけではありません。高級機から機能を省いた低価格モデル、レンズ交換ができないモデルなども製品化されていました。


とにかく戦前からたくさんのカメラがあり、今回ご紹介のTenax I,IIもZeiss Ikonが数多く作ったカメラの一つです。

Tenax I II 両者とも35mmフィルム使用のカメラで画面サイズは24x24、36枚撮りのフィルムでおよそ48枚撮影が可能でした。特徴的なのはフィルムの巻き上げ方法で、レンズ横に取り付けられたレバー(形状から招き猫とよばれる)を押し下げることで巻上げを行います。


Tenaxが作られた1938年当時ではレバー巻き上げは珍しく、ボディー上部のノブで巻き上げることが一般的でした。少しでも巻上げを迅速かつテンポよく行う方法として考えられた結果かもしれません。戦後に登場するIkonetteというカメラも招き猫タイプの巻き上げ方法を採用していることから、機能的には問題なかったのでしょう。


ところでTenaxはI型とII型があります。発売されたのが1938年ですので約75年前のカメラです。現在II型と呼ばれている機種が実は先に発売され、I型は翌年1939年の発売です。I型から順番に発売していれば不思議な感じもしませんが、なぜ後から発売されたのにI型なのかと考えてしまいます。


おそらくこれは順番を表す数字ではなく、あくまでも機能が高級のものを数字を上にするということなのでしょう。当時の高級機ContaxもIII型が露出計搭載、II型は非搭載と数字が多いほうが高級機でした。TenaxもII型がレンズ交換可能、距離計連動式、I型はレンズ固定の目測式距離合わせでした。・・・・と紹介されていました

 

2023年9月 7日   外観は目立つキズなど無くいい状態なのですが、シャッター固着、ファインダー曇りなど状態が良く     ありません!
               ツァイス贔屓の修理のオジさんも、何とかしたい様で 整備を検討中・・「しばらく時間を」と申しております。
2023年9月19日    整備完了 カメラキッズホームページにて販売中  XXXXX円

2023年9月21日   売り切れました いつもありがとうございます。

 

 

 

|

« 2023年8月 | トップページ | 2023年10月 »