フィルムカメラ全盛時のストロボ・・について思うこと 11
フィルムカメラ全盛時のストロボ・・・・
子どもの頃です、菓子に釣られて 海軍兵学校出の 厳しい父親と 三本立て映画に時々付き合わされた、親には申し訳ないが 映画内容は何も覚えていないのですが、幕間に軍関係のニュースのようなものが流れ、複雑そうな大きなカメラを構え 「にっ」と鍛え上げた笑顔でカッコ良く構える軍服姿のお兄さんと、何故か流線型の機関車?が爆走するシーンが あの頃の自分には憧れ・・に 見えたようで、心のヒダに沁み込んで、いまでも 思い出したように出てきては胸の中で跳ね回る。
小学生3ー4年生の頃 学校写真のカメラマンがプレスカメラを構え 閃光球を「ボシュツッ」と焚く姿に憧れ カメラ小僧として育ってきたのです。
当時、珍しく複雑で不安定な フラシュ撮影を 「にこっ」と笑顔でこなせるようになるころには、フラッシュ バカ と言われたなぁ。
カメラが電子化され 専用ストロボを使うと シャッター速度は当然 絞りのコントールも 自動化、TTL対応、そしてアカデミックな計算表もデジタル液晶に置き替わり、操作も取り付けて押すだけ・・・ズームレンズが標準になると、ズームと連動してストロボの照射角度が変わるなど もぅ これでもか....と 多機能大光量/高級化 と進歩して行ったのです。
高級フィルム一眼には、専用を使うと機能が全て働くので、割高ではあるのですがキレイな写真が失敗無く撮れるので、オススメだったですねぇ、サンパック/ナショナルなどの社外品も同様な機能と互換性も確保しながらの低価格での開発をしていたようで、営業的には大変だったと思います。
前述の一世を風靡したストロボもデジタルカメラの時代になると、機能的に使えないと言う事で 一斉に流れが変わり、高価だったデジカメ一眼も普及機が出回ると、従来の拘りのあるストロボは お役に立てなくなっちゃって・・もぅ いけません。
さりとて、このまま使われずに打ち捨てられるのも、ストロボ好きの自分としては やるせない気持ちです、出来る事なら いまいちど日のあたるところへ出してあげたいのです・・💛
そこで ご提案です、カメラキッズが これまで入手したものや、自分の趣味で集めたものや 買わざるを得なかったストロボ達などを フィルムカメラ好きの皆様の中で お使いいただける方に 割安価格で【見切り品】として ご案内の予定でおります。
機械操作の手間が楽しめる、フィルムカメラの楽しさを増幅できる 各種ストロボの魅力を手軽に楽しめるはず・・・と思っております。
2023年 1月25日 カメラキッズ 大岩道博
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