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トプコン RE マクロトプコール 58mm3.5

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トプコン RE マクロトプコール 58mm3.5


いつも勉強させてもらっておりますトプコンクラブの記述によりますと・・・トプコンはかなり早くからマクロシステムの充実を図っていたようで  絞り非連動、ヘリコイド別付とした可変中間リング式の 58mm3.5  135mm3.5  30mm3.5といったように目的に合わせたレンズを製造しており、自分も50年ほど前に阿倍野近鉄百貨店のカメラ売り場でヒョットコの口のようなマクロレンズを見て、何となく腑に落ちるデザインと納得し、少し前までは 近接はシュナイダーのコンポノンをトプコン風の手製アダプターに取り付けて使っていたのですょ!

 

さて、今回あるご縁で、トプコン RE マクロトプコール 58mm3.5 を入手しました、前述のトプコンクラブの記述によると REマクロ58mmは直接カメラに取り付けて用いるタイプのもので、そのままの状態で1/2倍までのマクロ撮影ができる。とても解像力の高いレンズで、トプコールファンの間ではかなり人気が高い。


そのせいか他のレンズに比べると 
若干中古相場が高いようだ。実際にマクロレンズでありながら、ただシャープなだけでなく、一般撮影の際も美しく柔らかいバックのボケが見られる。・・・とのことです。


状態てして、仕舞い込まれていたようで、グリスも硬化し、ヘリコイドと絞りはお約束のネバリ、レンズにもホコリなどで かなり汚れています、折角のキレイな外観でもあり あまり 出回らないレンズのようなので 念の為オーバーホールを考えております。


2022年 8月30日  ただいま オーバーホール中、もう少しお待ちください。
2022年 9月17日   整備完了、カメラキッズ ホームページにて販売中  XXXXX円

2022年 9月17日  売り切れました いつも ありがとうございます。

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セミパール Tessar 改:バージョンアップ 型

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 セミパール Tessar 改:バージョンアップ 型


カメラ好きなら誰でも一度は「あのレンズがこのボディに付いたらなぁ・・」と妄想するのですが、なかなかできませんよねぇ、でもこの度あるご縁でコニシロクのセミパールにツァイス・イエナのテッサーを取りつけ加工されたボディとオリジナルの状態の機械を揃えての ご案内としたいと思ってはおりますが、価格が高くなるのではと 修理のオジさん ともども 気を揉んでおります。

さて 衆目一致のパールのすばらしさ・・・目測距離合わせ、3群4枚のヘキサー75mmF4.5をT,B、1/1~1/100
のデュラックスシャッターにマウントしブローニー 半裁を意味するセミを冠名としたシンプルなセミパールが1938年年(昭和8年) に発売されたのです。

 

その後、諸事情で 1949年(昭和24年)にパールと改称、単独距離計/距離計連動/多重露出防止機構/大口径レンズなどを加え、 パールI ・ II ・ III 型と後継機を展開、1958年のパールIV型が 最終機となっていったのです。


日本のレンズがまだまだ模倣段階で完成の域に達せずにいた時期に、小西六は解像度、描写性能も一流とされ、高級レンズとして小西六ヘキサーの名前をほしいままにしたのです。


さて 今回ご案内の セミパールは前述の 1-1/100秒のDURAXシャッターに前述のヘキサー75mm4.5をマウントして載せているのはご存知の通りです、当時の事ですから スペック的にすべての機構が非連動で、フィルム送りにスタートマーク、自動巻き止め式機構や巻上げと連動したオートセットシャッターではないのですが、前蓋部に仕込まれたシャッターボタンなど、必要な機能を無駄のないコンパクトなボディにまとめた セミパールの基本設計は後継機のパールに引き継がれ「パールはエエカメラゃ・・」としてファンが人気を支えているのです。



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日本のレンズがまだまだ模倣段階で完成の域に達せずにいた時期に、小西六は解像度、描写性能も一流とされ、高級レンズとして小西六ヘキサーの名前をほしいままにしたのです。 この度そのレンズを取り払って、あの世界的に有名なカール・ツァイス・イエナのテッサーレンズ 7cm3.5 w/に加工された上写真右の セミパール Tessar 改 バージョンアップ型の ご案内です。


カメラ好きなら誰でも一度は自分なりのオリジナル機に憧れと妄想、でも前オーナーは形にされています、オリジナルを超えたスペックのT.B.1/1~1/500.コンパーシャッターごと取り付け加工され、ボディレリーズも連動し、セミパールオリジナルのデザインと操作を楽しめます、焦点距離の異なるレンズですがピントも調整されておられますから、それなりのところで加工されたと思われます。


2022年 8月  8日  念のため、シャッター/各部の整備を済ませてからの販売方法価格決定の予定  もうしばらくお待ちください。
2022年 9月  4日  前蓋展開時の固定を改良、定位置でカチッと組みあがります、シャッター機構、
ピント無限確認済み、
             価格的に単品販売となりました・・・ キツキツに近い状態で収まっていますので開閉は手を添えて
             お願いします。 カメラキッズホームページにて販売中  XXXXX円

2022年 9月 20日   売り切れました ありがとうございます。

 

 

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リコー RICOH 35 FLEX cds

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リコー RICOH 35 FLEX cds・・・って 見たことある?

リコーのホームページによると 次のように紹介されていました・・・レンズシャッター式の一眼レフは フォーカルプレーン式に比べ レンズ交換機能に制限があり、使える焦点距離の範囲が狭く、大口径レンズの搭載も難しかった。そのため一眼レフとはいえ人気がなく、ドイツ製を含めて各社各機種ともに短命に終わった。


 リコー35フレックス CdSは、ペンタ部前面にセレン受光部を配置した初期型を cds 受光素子に直し 改良機として準備されたが結局 国内では発売はされず、米国S社へのOEM製品として出荷されただけに終わった、とあります。

そうだったんでしょうねぇ・・中学生の頃一眼レフに憧れ キャノネックス のカタログを見ていた頃から、リコー35フレックス CdS はカタログはおろか、実物も見た事なかったですから、わが 田舎町:明石 ではカメラ屋も数店で 小さなウインドーにカメラと万年筆が並んでいたから、見かけないのも当たり前・・と今は思う


さて、自分がこのカメラを入手したのは、カメラキッズを立ち上げた頃で、ビジネスパートナーを探す目的もあり、なけなしの資金で 某国の中古カメラショーや 町はずれの 蚤の市 などを回って、ディアックス、キング、ブラウン・・などマイナーな機械をあさっていた時、アチコチから「ライカやハッセル、アルパ、リンホフを何で買わないんゃ」・・てなことを言われたのですが、円高も手伝ってメジャーな 日本のカメラ店舗の方々が買い廻っていて、ビンボー人は太刀打ち出来るわけなく、割安だったマイナーブランドを買って整備して販売していく 「スキマ ビジネス」 しかなかったのですょ

 

その頃に入手していたと思う リコー製 RICOH 35 FLEX cds です、改めて眺めても、売れたようには思えないのですが。マジマジ見てゆくと、レンズシャッターであるのに クイックリターン、露出計素子も先進の cds 、オート/マニュアル兼用で、レンズ交換こそ出来ませんが、当時のコンタフレックスやエクサ、ベッサマチックと比べても価格的にスペックも満たされていると思います。

 

シャッター速度と絞り表示も リコーお得意の 窓式 でシンプルな外観、マニュアル時は底にあるレバーを操作するようになっていますから、ツルリ・・としたデザインにまとめたのだと思われます、


ひとつ前のセレン受光式のモデルは米国市場ではよく見かけますので、見た目が当時の流行りで「カッコいい」と言うこともあって それなりの市場を確保していた筈、ご案内の cds モデルはデザインが 「おとなしい」ですから、見た目に「うけ」が良くなかったのかもしれません・・自分個人は思っております。

 

さて 状態ですが 一通りの整備をせませました、メーターを含め シャッター機構など動作中、レンズも特に気になる不具合無し、外観はペンタ部に目立つスレありますが ケースも用意しました、当時物としては かなりいい状態で残っております、写真からご判断いただければと思います。


電池を入れ動作を確認いたしておりますが、年代もあります・・・・と言う事で価格的にも抑えての案内です、写真のケースはオマケとしてお付け致します。


2022年 8月 6日  動作確認を済ませました、少ないだけが取り柄の機械ではありますが、、カメラキッズホームページにて X,XXX円

2022年 8月 9日  売り切れました、いつも ありがとうございます。

 

 

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