コダック 35
世界一 醜いカメラと言われた・・・KODAK 35
よく見かけるカメラではないかと思っております、ちょっと変わったまとめ方が形になった・・明日のカメラって気がするのです・・・はたして?
ひさしぶりの 距離計付きの コダック35・・・・カメラの性能・機能より、何とも言えない 出たり へこんだりの特異な外観に 人気があるのかもしれません・・・ウェブ記述などを参考にしますと「世界一 醜いカメラ」と呼ばれてたこともあったようで、自分もニコンF2 全盛時代に 初めて このコダック35を見た時は「何 これ‥?」と思ったものです。
さて、この距離計付きコダック35 に関して、自分が知る範囲の説明として・・・アメリカ・コダック社が初めて 1938年に 初めて
パトローネ入り35mmフィルム:135規格 を使用するカメラ「コダック35」を発売したのです、その3年後に距離計を搭載し
ピント合わせと連動させたコダック35が発売されてます、便宜上コダック35RFと呼ばれることが多いです。
ボディ本体は初期モデルと同じくベ-クライト風の樹脂製と思われます、それに光学ファインダーと距離計を載せ上げたまとめ方なのです。 ここまでは定番通りですが、外に張り出したカバーに内蔵されたバーとの機構連動のさせ方と形が一流というか特殊に自分には見えたのです・・
個人的には 必要なところに 直接 操作ノブ、レバーなどがあるのでバラバラな気がしますが、その後研究開発され、スッキリと収まるようになるのは間違いないので、ある意味 「明日は‥なろう の機械」のような気がして、味があって いいなぁ・・・と思うこの頃です。
話が前後するかもしれませんが、この頃(1950年前後)からコダックは自社の高級レンズを開発していたようで、当機搭載レンズはKodak Anastigmat Special 50mm F3.5 が付属です、コダック・ロチェスター工場製とされています。
コダック社の超高級機 エクトラの Ektar 50/3.5と同じ様な設計らしいのです、優秀なレンズになるのかもしれません。。
状態として、ケースに入れて使用されたと思われ、年代にしては操作傷や黒ずみ感も少なく
比較的キレイな状態で入手出来てはいるのですが、年代による粘りなど鑑み
念のため、修理のオジさんに無理をお願いして、距離計動作・巻上げ・シャッター整備を済ませました、 シャッター機構に3ヶ月の保証が付いています。
よき時代のアメリカ製のタフな機械です、お探しの方に おススメです。
2022年 4月29日 整備完了 カメラキッズホームページにて 販売中 XXXXX円
2022年 5月20日 売り切れました ありがとうございます。
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