日本光機 の Calm Six って・・知ってる?
日本光機 Calm Six カルム シックス・・・って知ってる?
ニッポンコウキ・・・あのニッポンコウガクとは名前は似ているのですが関係は無いとされています。
手元の資料雑誌に記載無く、ネット記事も思うものにヒットせず、いつもの camerapedia によると1953年から1955年にかけて二眼レフのシルバーフレックスや蛇腹式折り畳みカメラを始め ご紹介のカルムシックスや一連の姉妹機を発売、それらは 主に輸出だったとされているのですが、この度 NIPPON KOKI のロゴ入りの Calm Six II w/Kominar 7.5cm3.5 を あるご縁で入手致しました。
ほとんど知名度が無いようで、ウェブ上で調べても 断片的でコピペ風の記述が多く、はっきり特定出来ておりません、力不足はご容赦。
カルムシックスと検索すると 上写真の記事などにヒットしますので、ご興味をお持ちの方はその方面をお探しください・・記事によると1955年前後の製造と思われ、当時はマミヤシックスやコニカパール等の国産スプリングカメラも非常に多く、メーカーもたくさんあった時代だったと教えられてきました。
朝日ソノラマの国産カメラ図鑑には Calm Six, Calm SixS , Super Calm Six, Calm Six DeluxII の4種類が1955~6年にかけて製造発売されたとあり、レンズはToko 7.5cm3.5が載せられていますから、日本光機という会社は 東京光学と何らかの繋がりがあった筈です。
その中で日東光学の Kominar 7.5cm3.5が少数製造されていたとの事です、お世話になっている camerapedia の記述にも「後で 気づいたんだけど 1台だけKominar 7.5cm3.5 のレンズが付いていた・・」とありますから、そうなんでしょう。
さて、状態ですが 年代なりの外観、「シャッター、ヘリコイド固着、距離計関連はクモクモで 難儀しそうゃ・・」とのお言葉を、修理のオジさんから頂いております、50年ほど前にメーカメンテ期限も切れておりますので、自前修理になります、結構複雑な機械なので高くつきそうな気もしますが、前述の日東光学のレンズは 高校生時代に カメラ雑誌の広告にあった 最廉価のプリセット式マウント交換可能レンズを 使っておりました、シャープなピントだったですねぇ・・・ある意味希少で楽しめる機械ではないかと思いかけております。
2022年 4月10日 ただいま整備を検討中 もうしばらくお時間をいただきます。
2022年 5月28日 整備完了 カメラキッズホームページにて 販売中 XXXXX円
2022年 5月29日 売り切れました、ありがとうございます。
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