やっと・・見つけた35㎜アダプターセットの スズキ プレス バン
やっと・・見つけた35㎜アダプターセットの・・・スズキ プレス バン
某ビジネスパートナーとの話の中、 Have you sold Suzuki Press Van・・なんて話になって、免許証の無い自分は スズキ プレスバンって車だと思って、それなりの返事を考えていたら、Suzuki Camera Works made it around 1950・・と言われ、「66と35mm兼用の折り畳みカメラなんだ、Suzuki Camera Works (鈴木光学工業)というのは、エコーというライター型カメラで有名な鈴木光学の製品で、レアなカメラなんだょ」・・と話は続く。
口で いわされて 商品入手後、アレコレ調べるのですが、集めた断片的資料では前述の内容確認に役立たず、頼りにしている camerapedia でも 鈴木光学だけでは同一かどうか特定されておらず、また一番知りたい6X6と35mm兼用に関する記述がなく、We don't have enough
information to provide an accurate・・・程度の記述で、正直 府に落ちないというか よく分からないまま、とりあえず整備をはじめる事に・・・。
35mmアダプターの付属していない現状では、一コマ毎のストップ機構がなく、35mmを使うにはローライキンの初期型のようなスプロケットに一コマ毎のストップ機構の付いた35mmアダプターが予定されていたのだろう・・・と自分なりに想像しているのです。
1950年前後といえば 自分を含む団塊世代が生まれた頃で、精度管理された製造ラインや充分な材料などある筈もない時代、カメラはおろかフィルムさえ珍しく、裏紙式ロールフィルムが当然の頃に、高価なパトローネ入りの35mmフィルムのユーザーは報道関係などと限られていたと思われ、35mmアダプターは時期を見ての発売予定として、本体を優先販売した・・・と思います。
アダプターに関してウェブ上でも確認できず、果たして実在したものかどうか悩むところです。 ともかくボディには35mm用のフィルムカウンター、35㎜用と思われる折り畳みファインダーが付属し、巻き戻しのためらしきノブが装備されていました、・・・と 7年ほど前にブログに揚げていたようです、
この度あれこれと集め回るうち、アダプターらしきものを入手、まさか もしか と思いながら調子のいいプレスバンを探し、取り付くことを確認しました、個体差と使い癖がついているのか、上手く動かないのが多いといわれるので、念のため修理のオジさんのゴッドハンドに託そうと思っております
同様な120と35mmフィルム兼用機を散見しますが、ただ35mmを使おうと思えば使える・・・というのが多く、巻き戻しを考えると使いたくなくなる その中にあって、上写真の35㎜アダプタセットで 実用を考え巻き戻しが出来る機構を載せた 程度のいい プレスバンは かなり珍しいと思います。
2022年03月25日 ただいま整備を検討中、しばらくお時間をいただきます。
2022年04月03日 整備/動作確認完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2022年04月07日 売り切れました いつもありがとうございます。
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