タロン アイマックス ④
タロン アイマックス ④
輸入業者になる弊社は 為替の影響をもろに受けるので 8年ほど前の円高時は 欧米/ウクライナ から頻繁に仕入れたものですが、円安の今は 仕入れれば仕入れるほど赤字になるので・・このところ おとなしく しております。
タロンの機械って知名度は無いと思うのですが、不思議なことに 個人売買の メルカリ や ヤフオク で検索しますと アイマックス 以外は 結構ヒットするのですょ、自分の営業経験では 下取りセール、買取セール などでも見かけることがなかった タロンのアイマックス です、地方都市の神戸での話ですから、東京など経済の中心地では そうではなく、幅広い購買層が いらっしゃったのだと思います。
今回は 弊社にて お買い上げのお客様からの下取り品として入手しました、国内ユーザーから タロン アイマックス を入手するのは初めてで、デザイン的に一目惚れして以来 好きな機械として心のヒダに沁み込んでいるのです。
話は変わって・・さて タロンはと言うと、シャッターメーカーだった日本光測光機は、富岡光学のレンズを載せたタロン35でカメラメーカーとして市場に参入、その後セレン式式読取露出計を載せたカメラとして1960年頃に登場したのがアイ マックス。
ウェブ上の表記では、日本光測光機は開発力が旺盛で小規模ながらヤシカをライバルとしていた・・と紹介されているのを散見します。正直、物語を語り継いでくださる方も身辺に無く、実際のところを自分は知らず何とも判断できず、ここでは そういう時期もあった・・と言う事にしておきませう。
ご案内の アイ マックスのデザインはセレン受光部のデザインが印象的で、変な言い方をすれば 最右翼でしょうねぇ・・
操作的にはシャッター速度を選び、あとは絞りを変化させ、連動して動く指針を合わせ 適正値とする当たり前の方法で、その位置から速度を変えると絞りも同時に動くので、速度を変えて適正値で写り具合を楽しめるなど、慣れると便利な機械ではあるのです。
デザイン的に 人前に出すのは 嬉しいような 恥ずかしいような、でも手元に置いておきたい、 修理のオジさんに『保存カメラだから・・ね 』と無理を言うと、「メーター大丈夫やろなぁ」 と言うから 「大丈夫やで・・活きてる」と切り返す。
シャッターと絞り機構がグリスで固着しているとの事で ただいま動作確認/整備検討中、もうしばらくお待ちください、動きますように・・。
2022年 1月24日 ただいま整備中 しばらくお待ちください。
【お詫び】年明けに脳出血を患い、漏れた部分の脳機能に障害が出て、まっすぐ歩けず、うまく 話せません、
応答が遅れることも考えられますが・・ご容赦。
2022年 2月 9日 ホームページに掲載したのですが、記事も未整理、写真も違っており ご迷惑をお掛け致しておりました
弊社の間違いをお汲み取りいただき、お買い上げいただきました いつも ありがとうございます。
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