テッサー搭載の・・・マミヤシックス初期型
テッサー7.5cmをコンパーにマウント搭載した・・・マミヤ シックス初期型
写真家であり発明家である 間宮精一氏自身が 「最も使いやすくて 便利なカメラを・・・」を研究し製品として世に出る事となったマミヤシックス。
機構の単純化/二重撮影防止/フィルム自動巻き止め さらに 前玉回転式をやめ レンズ全群を移動させる焦点調節などのコンセプトを幾重にも重ね合わせ・・・最大の特徴であるピント調節機構で、多くのカメラがレンズ部をヘリコイドによって前後させてピント調節がおこなわれるのに対して、マミヤシックスの場合はフィルム面を前後する、いわゆるバックフォーカスと呼ばれる機構です。
メリットとしては、折り畳みカメラには距離計との連動カムなど複雑になりがち、その点フィルム面を動かすなら簡単な構造になり、レンズを回転させる必要が無く「焦点面の鮮鋭さを損なわない」ので距離計の精度を十二分に発揮できる・・・と紹介されています。
前述の内容は各誌に上梓されていますからご存知の通りです・・・この度 自分の楽しみとして 以前から 反射ファインダーを備えたマミヤシックスを探していたのです、その時代は あの戦争の時代ですから、生産物資も少なく工場の疎開など大変だったようで、レンズ、シャッターなど供給元が安定せず バリエーションが出来上がることになり、また外国(ツァイス/コンパー)製レンズなどを組み込むなどもされていたようです
今回のご案内のマミヤシックスは、外観/シリアルから判断すると、1941年ごろのに製造され一般市場には出回らなかったとされる II 型だと思われます、当機には前述のツァイス・イコンのテッサーがコンパーシャッターにマウントして載せられており、ボディレリーズと連動してシャッターが押せるようになっています。
他の2~3の資料本にも 前述の機械がマミヤから出ていると 写真入りで案内されていますので そうなのでしょう・・・機械の状態として 年代もあり 部品の劣化も心配です・・・うまく動けばいいのですが
2021年10月25日 ただいま整備を検討中、もうしばらくお時間をいただきます。
2021年10月28日 タスキ形状から 一般市場に出回らなかった II 型に間違いないと思われます。
2021年10月28日 整備、各機能の動作確認完了、カメラキッズ ホームページにて販売中 XXXXX円
2022年 2月 9日 売り切れました いつも ありがとうございます。
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