ベビーローライ③
ベビーローライ③
HOVE BOOKS の Ian Parker 著 Rollei TLR Collector’s Guid と お世話になってる ハヤタ・カメララボ さんの記述によると・・・1931年に登場した初代モデルは、撮影レンズがテッサー60mmF3.5で1/300秒までのコンパーシャッター付きでした。フィルムの頭出し を赤窓で行い、その後は自動巻き止めとなるという当時としては先進的な機構を搭載していました。巻き上げはクランク式です。すぐにテッサー 60mmF2.8付きのモデルも登場します。
1933年にはファインダーレンズの外側にカバーがつき、その上部の窓にシャッター速度と絞り値が表示される 新型に変わりました。このモデルの後期は1/500秒のコンパー・ラピッドシャッター付きになります。 1934年にコンパー・ラピッドシャッターが装着 され、外観デザインが少し変更されたモデルが登場します。テッサー60mmF3.5レンズ付きは、販売量の減少により1935年に製造が打ち切られまし た。
1938年には、デザインを一新し銘板がダイカストになり、レンズのフィルター取り付けがバヨネット方式に変わった戦前の最終型が登場する。各部の メッキもそれまでのニッケルからクロームに変わっています。レンズはテッサー60mmF2.8付きだけです。このモデルはシャッターチャージとレリースの 操作が、ローライコードと同じとなり、連続撮影しやすくなったので、特にスポーツ・ベビーローライと呼ばれています。
戦後ベビーローライの製造は中断したままでしたが、1950年代にアメリカでライカ判より一回り大きいスーパースライドが流行したため、これに最 適な127判フィルムを使用するベビーローライの新型が登場しました。外装が緑灰色であるため、グレーベビーローライと呼ばれている・・との事。
この度、買い集めていた中に ベビーローライがあった筈と 倉庫の整理を兼ねて探し出してきました、程度はそれなりではあるのですが、修理のオジさんの この頃の機械は丁寧に作り込んでいるんゃ、調子を見るから 5-6日くれへんかなぁ・・・と言う話になっております。
2021年 9月 1日 ただいま両機とも整備を予定中、しばらくお待ちください。
2021年 9月 4日 ベビーローライ初期型 整備完了しました、カメラキッズ ホームページにて販売中 XXXXX円
2021年 9月 5日 初期型 売り切れました いつもありがとうございます。
2021年 9月 5日 グレーベビーローライ 整備完了しました、 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2021年 10月 25日 売りきれました いつもありがとうございます。
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