パクセッテ スーパーⅡL
パクセッテ スーパーⅡL
ブラウン社 当初モデルは、コンパクトなファインダーカメラとしたまとめ方で、一見距離計連動式に見えますが目測で、他方の窓には optical exposuremeter と名づけられた視覚式露出計が組み込まれ、ファインダーから目視でどの数字まで読めるか・・で、露出決定の参考とする方法です、同様の単体露出計もありますから、使い慣れると意外と便利で頼りになるのですょ。
その後 距離計を組み込み、レンズ交換も可能としたのですが、マウントがM39だったこともあって、シャッター構造/フランジバックも異なり 互換性など全く無い別物なのですが、口さがない方々からは「 貧乏人のライカ・・・ 」なんて揶揄されながらも、コンパクトさにこだわってまとめあげた庶民のパクセッテ・・・自分ごとで恐縮ですが 島国根性でチマチマとした機械類は文句なしに 好きで、当時の小型カメラとして、完成度が高く1950年代の丁寧さを楽しめる機械だと思います。
今回のご案内は、その パクセッテシリーズの距離計連動モデルで、次のウェブ記事によるとファインダーに35~200mmのブライトフレームを組み込み 後継機として発売されたものだとあります、当然 露出計連動とした姉妹機も展開されています。
Manufactured around 1959, these well-specified 35mm rangefinder cameras were two of Braun's top-of-the-line cameras, and are rightly regarded as classics.
The interchangeable lenses are mounted in front of the Prontor SVS leaf-blade shutter using an M39 Leica thread. Leica cameras have a much shallower lens mount-to-film distance than the Paxette though, so you can't just swap the lenses from one brand to the other.
A range of lenses were available for these cameras, running from 35mm to 200mm in focal length.
この モデルシリーズの 特徴になると思います・・・巻き戻しがクランクやノブではなくレバー式で、下写真の様に 巻き上げレバーの小型のようなレバーを操作することで巻き戻す方式で、模倣ではない独自性を形にしています。
チョットせせこましい構え方になるカメラですが、それが、また楽しいのです。
年代もあり、シャッター機構のネバリも心配、念のため各部清掃/グリスアップを検討中・・・。
2021年 7月22日 ただいま整備中、もうしばらくお待ちください。
2021年 7月26日 整備/動作確認完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2021年 7月26日 売り切れました いつもありがとうございます。
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