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小西六による Lマウントの ヘキサー 50mm3.5

    

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小西六による逸品 Lマウントの ヘキサー 50mm3.5

 

ライカスクリューマウント(L39)の標準レンズHEXAR 50mmF3.5のご案内です。


このレンズは、小西六写真工業(後のコニカ)が1955年に製造したレンズです、その当時の小西六には、L39マウントのカメラはありませんでしたが、コニカやパールなどに搭載したレンズの優秀さに目を付けたカメラメーカーは小西六の背中を推したはずです・・・。

L39マウントのヘキサーレンズはレオタックスやニッカなど数社の国産L39カメラとともに販売されることになったそうです

外観的には エルマー50mmF3.5とほぼ同じ大きさで、ご覧のように絞り環があるので、絞りを変えるときにエルマーのように前から覗き込む必要が無く扱いに便利です、また沈胴式鏡胴部に 引き出し収納/ロック解除 方向が矢印で表示されているのも人気のひとつなのかもしれません


この度は、さる方のご縁で 小西六製の引き伸ばしレンズとセットにて入手しました、前ユーザーは 「小西六で写して小西六で伸ばさんとなぁ」と考えておられたのかもしれません、状態として非常に未使用状態に見えますが年代もあります、整備後にセットでの販売予定です・・・前ユーザーの夢の続きを紡いでみませんか?


2020年 5月30日  年代もあります、ただいま整備中・・セットにて販売予定。

修理のオジさんの 「マニア性の高いレンズゃから、欲しい人しか買わへんし ワシは単品売りのほうが喜ぶと思うけど・・」のお言葉に逆らわず各単品売りにてホームページ掲載予定。

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2020年 6月 6日 お問い合わせが多く 上写真の状態でカメラキッズホームぺージにて販売中 XXXXX円

2020年 6月 6日 売り切れました いつもありがとうございます。

 

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2020年 6月17日 小西六製 ヘキサノン 50mm2.8 引き伸ばしレンズ 整備完了・・自分ではいまひとつ
            正体が特定出来ず、M氏のお言葉を案内記事と致しました、力不足はご容赦。
            上写真の状態にて カメラキッズホームページにて販売中 XXXX円

2020年 6月17日 売り切れました  いつもありがとうございます。          

 

 

 

 

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HAMANO 35・・って知ってる?

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HAMANO 35・・って知ってる?

結構、これまでの流通の関係もあって 自分としては 初心者~中級者 向けの機械には詳しいつもりだったんですが、ハマノってブランドは知らなかったですねぇ・・・。


その方面に詳しい方に言わせると、日本光学のレンズ設計者で浜野道三郎氏のプライベートブランドとして少数がつくられたなか の1台とのこと、念のためウィキペディアでチェックしてみると次の記事にヒットしました、

 

ズノー光学工業株式会社(Zunow Opt.)はかつて存在した日本の光学機器メーカーである。ライカマウント、コンタックスマウント、ニコンSマウントの製品を ... 社長は鈴木作太、技術部長は日本光学工業(現ニコン)から移った浜野道三郎氏であった。 1943年(昭和18年)あたりに 設計者はかつて千代田光学(後のミノルタ、現・コニカミノルタ)でミノルタ35の開発に携わり、その後も様々なカメラの設計に関わった との記述・・・はたして

 

2020年 5月26日  もう少し調べてみたいのです・・・相場も気になりますし それに・・・整備コストも検討中。

2021年 2月24日  レアではあるのですが それなりの評価で・・・カメラキッズにて販売中 XXXX円

2021年 2月24日  売り切れました いつもありがとうございます。

 

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Foinix フォイニックス ターレットファインダー

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FOITZIK foinix  フォイニックス ターレットファインダー


ドイツのFOITZIK社から発売された 何種類かのユニバーサルファインダーがの中で 最上位だったと思われる 5眼式ターレットのユニバーサルファインダー Foinix:フォイニックス のご案内です。


ほとんど 馴染みのないブランドですが ebay usa などで Foinix で検索しますと1940ー50
年代の頃のものと思われる折り畳みカメラが結構ヒットしますから、その当時に機械に合わせたビューファインダーなどの周辺機器も製造していたカメラ総合メーカーだっただろうかと思われます。


話が変わりますが・・・今から7-8年前ですか、民主党政権時代 円高の影響もあって、輸入業者である弊社も欧米などからよく仕入れたものでFoinixのビューファインダーも何度かご紹介しています、当時はライカ、ツァイスがブームで、4-6万のライカ、ツァイスそしてニコン系の ファインダー類に人気が集中、カメラ雑誌や情報雑誌で取り上げられなかったfoinix の3眼、4眼 そして この5眼ファインダーは いまひとつ人気が無かったのですょ。

ご紹介のファインダーはライカ、ツァイス系とは違った切り口からまとめていたようで、35、50、85、90、135という5種類に焦点距離に対応、接眼部に視度調整レンズを組み込み、ビューファインダーの視野には焦点距離とパララックス確認のための距離表示が確認できるのです、そのためでしょうかグラマラスな満艦飾のターレットファインダーに仕上がっています。

 

外観デザイン的なこともあるのでしょう、好事魔多しとでも申しますか、状態のいいものを握った方は手放さないのでしょう、見つからないとなると 「われこそ得め・・」となるのは人の常で、サビサビ、コテコテ状態でもいい値段してますからねぇ。 ライカ に限らず アレコレとお気に入りの機械に取り付けて楽しめる 新珠の高級ターレットファインダーをいかがでしょうか?

 

2020年 5月17日  年代なりのホコリ混入、グリスのネバリを整備中、もうしばらくお待ちください。
2020年 5月20日  カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2020年 5月20日  売り切れました いつもありがとうございます。

 

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ロボットレコーダー Mod. I

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ロボットレコーダー Mod. I

 

ロボットの歴史の始まりは1931年からである、その場所はドイツのウェストフィリアのシュウエルムである。 ロボットの始祖となるモデルは1898年生まれのハインツ・キルフィットにより設計されている 彼は時計メーカーで精密部品の製造に従事していた。

 

アイデアマンのキルフィットは開発したカメラをコダックやアグファに持ち込んだが、両者とも小型で海のものとも山のものともつかないものには興味を示さなかった


同じ頃、ビジネスチャンスを探していたドイツの実業家の息子 ハンス・ハインリッヒ・バーニングが親からの資金援助を得てキルフィットのカメラの製造に乗り出し1934年にはロボットカメラの特許を得ている。


キルフィットのプロトタイプは、ロボットの標準仕様となるスプリングモーター機構をまだ内蔵していなかった。 スプリングモーターのアイデアはバーニングによるものといわれている、このモーター機構は
指でシャッター押す動作で撮影速度が決まり、当事の他のカメラとは異なる仕様でユニークなものであった


その後バーニングはロータリーシャッターを開発し会社を育て、1938年にはロボットバーニング社と改名し、キルフィットは1938年に発表されたロボットIIまでの設計の足がかりを残し、報奨金を受け取り退社している
。 【 ロボット.ヒストリカ Claude BELLON 中村信一=訳 参考】

 


スプリングモーターという特殊な構造が監視カメラ、学術用記録カメラはもちろん軍用偵察カメラなどに使われ、目的に合わせた特注機の多様さには驚きます。 当レコーダーにも軍用を含むバリエーションが展開され、ミリタリーファンには興味を惹かれるところかもしれません。

 

さて、当レコーダーはあまり使われる事なく保管されたと思われ、ロータリーシャッターも全速動作し、使用感も僅かにとどまり、比較的いい状態で残っています。

 

機構的にかなり複雑です、念のため各部動作を確認後の販売を考えております、もうしばらくお待ち下さい。

 

2020年 5月16日  在庫期間も長く、念のため 整備と動作確認中、もうしばらくお待ちください。
2020年 5月17日  一通りの機械整備、動作確認を済ませました、カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2020年 5月17日  売り切れました ありがとうございます。

 

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リンホフ 220

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リンホフ 220

馴染みのコレクターから随分前からの委託預かり品で、自分の得意分野ではないこともあって ついつい後回しになっていたのです。 ウェブ上のFLASHBACK CAMERAのページ掲載によりますと次の内容となっていました。

120/220フィルム使用。6x7フォーマット。フィールドカメラで有名なリンホフが突如作った中判レンジファインダーカメラ。ピストルグリップは外れません。
レンズは Linhof-Technikar 95mm f3.5 とリンホフ銘ですが、製造はシュナイダー。シャッターはセルフコッキング(フィルム送りに連動してシャッターセットが行われる)実にリンホフらしい無骨な外観、まるでポンプ小屋の制御盤のようです。しかしながら、見た目とは裏腹に使い勝手は良く、撮影の愉しいカメラです・・・と紹介されていました。

 

リンホフマスターテヒニカが 350,000円前後 は していた15年ほど前は結構な値段で取引されていたらしいのですが・・はたして?

2020年 5月15日  只今動作など確認中、売値などの交渉もあります・・・しばらくお待ちいただきます。
2020年 7月 2日  中枠ロールフィルムホルダー欠損/現状で カメラキッズホームページにて販売中  XXXXX円

2020年 7月 3日 午前8時過ぎ に売り切れました いつもありがとうございます。

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ホクト ロビン 35M.II

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HOKUTO Co 製 ロビン 35M.II


ロビン(コマドリ)という可愛い名前のカメラで、名前通り非常にコンパクト。 一見巻き戻しノブが 見えないのでボルダ判のカメラに思えるのですが、35mmフィルムを使うのです。

 

特徴というか 変わっていると言えばいいのか 悩むところですが、フォーマットが24X36mmではなく 24X28mm なのです。

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朝日ソノラマの国産カメラ図鑑の記述によると HOKUTO Co 製で1950年には一号機を、1953年に 二号機となる ご案内の ロビン 35M.IIが登場していると紹介されています、あの頃はパトローネ入りフィルムはまだまだ高価だったようで、パトローネを再利用する イージーロードという中軸に巻き込まれただけのフィルムを詰め替えて使ってたんや・・・と修理のオジさんが懐かしそうに独り言ちる。


あの朝日のことですから、参考程度の記述にしても、あの戦後ですよ、 ほとんどは 外貨を稼ぐため 景気のいい外国向けの輸出専用機だっただろうと思われます、36枚撮りで50枚くらい撮れることになりますが、カウンターはそこまで無いし、どうなるんだろう?


ともかく 今回あるご縁で、前ユーザーによる分解跡のあるコテコテ状態のロビン 35M.II  を入手しました、修理のオジさんの最も嫌う状態で、多分関わってくれないと思いますが、チマチマした機械は 島国根性丸出しの自分には 宝物に見えるのかもしれない、いろいろチャレンジしてみるつもり・・・はたして。

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2020年 5月15日  手元の部品適合せず・・整備を断念、上写真のセットで ホームページにて売り切ります XXXX円

2020年 7月 1日  売り切れました ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

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二眼レフ・・・アレコレと

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二眼レフ・・・アレコレと


さて、コロナ非常事態宣言で、外出も不要不急となると、基本的に真面目?な性格なものですから、このところ 事務所と倉庫の間を行ったり来たり、そんな おり・・・修理のオジさんから、「ずいぶん前からの 二眼レフの修理が溜まっているんゃわ、手間が大変でなぁ、修理代がカメラ代の倍くらいになるのもあるんゃ、どないするんゃ」と言われて、引っ張り出して来たらこの始末で・・・どうしたものか と悩んでおります。

 

このところライカ、ハッセル ブームも過去形で、「このズミルックスが・・」と得意げに言っても「何ソレ、それがどうした・・」と切り込まれる この頃です、弊社も2-3年前に損を覚悟でライカ系を売り切って 赤字決済となった時、税理士のKセンセの おっしゃった「見切るってことも大事ょ 要は最後に黒字になってたらいいの・・」のお言葉が胸に沁みる。


2020年 5月 9日  不具合など確認しながら順次 ありきり/売り切り でホームページに掲載予定です。

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マミヤシックス ファミリー

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マミヤシックス ファミリー


自分だけかもしれませんが、マミヤのカメラって どこか変わってるなぁ・・と思っているのです。

安易に真似るだけではなく、折り畳みカメラの距離計連動はフィルム面を動かすとか二眼レフは右手でシャッターを押す,レンズ交換式に・・など とした間宮氏の物作りにかける思想を形にする設計にあるような気がするのです。

内部機構を組み上げては動かし、動かしては調子をとるという作業を繰り返すことで、このユニットは縦位置にて収まるなどを発見するのでしょう・・・自分は 時々 マミヤって 内部機構を組み上げ 後で外部デザインをまとめるんじゃないか と思うことがあるのです。


個人的にも、簡単に真似たものや思いつくものは、簡単に真似されますが、開発に時間と知恵をかけ完成されたものは 決してそうではないと信じているのです。

 

1948年生まれの自分は 子供のころから 多感な中高校時代にかけてマミヤブランドの折り畳みカメラに接する事無く育ち、写真を学問として学んだ頃は 折り畳みカメラは既になくなって マミヤC33/C22 の時代で 二眼レフ唯一のレンズ交換に憧れ、レンズを仲間で貸し借りすると言う事で、中古のC22 を買うのに1年近くヒーヒーいわされた記憶がある。

 

話をマミヤシックスに戻して・・・手元の資料雑誌によると最初のマミヤシックス1型は今からおよそ75年前の1940年(昭和15年)に発売され、後継機を含めると相当数が販売されたらしいのですが、社会人になって現役の現場でもまず見かけることは無く過ごしてきたのです。

 

マミヤシックスは、ご存知の通り、蛇腹折畳み式構造の中にあって、距離計連動とするため、ピント合わせはフィルム面を前後させるバックフォーカス式を採用し、国産スプリングカメラを代表するといってもいいのではないか・・と思ったり、何といっても バックフォーカスで距離計連動のオートマットを完成させたのは立派だと思われませんか。

 

出来るなら もう少しコンパクトな目測式ファインダーカメラを姉妹機として開発しても良かったのでは・・と勝手に残念な気持ちにもなったものです。



この度、この10年ほどで買い集めたマミヤシックス系が、コロナ非常事態によるスティホーム中に 持て余した余暇での 倉庫の整理中に奥から出てきました、結構 凝り性な自分は ある時期に買い集めては 忙しさにかまけて 忘れていたの
でしょう、整備後 順次 カメラキッズホームページにて販売予定です。

 

動作保証を3か月お付けできますので、外観だけの飾りではなく 実用機をお探しの方におススメです・・・もうしばらくお時間をいただきます。


2020年 5月10日  Mamiya-6 automatic no.337995 
整備完了 ホームぺージにて 販売中 XXXXX
2020年 5月12日  売り切れました ありがとうございます。

2020年 5月15日  Mamiya-6 automatic no.315159 整備完了 ホームページにて 販売中 XXXXX円
2020年 5月25日  売り切れました ありがとうございます。

2020年 5月17日  Mamiya-6 automatic no.332440 整備完了 ホームページにて 販売中 XXXXX円
2020年 5月18日  売り切れました ありがとうございます。

2020年 5月25日  Mamiya-6 antomatic no.307645 整備完了 ホ-ムページにて 販売中 XXXXX円
2020年 5月31日  売り切れました ありがとうございます。

 

 

 

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