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Leitz M ズミルックス 50mmと35mm・・・・・

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一度は使ってみたいんょ・・▽◆◎%〇#? Leitz M ズミルックス 50mmと35mm・・・・・

「そろそろ 手放そうかなァ どう思う・・・」と自分に聞かれてもなぁ 返事に困ると思われませんか、クラシック機材の売買が生業とはいえ ライカの中でも ズミルックス と言うだけで得難く そう簡単に手が届くなんて 言えるものではありませんし、ご相談いただいたお客様には「とりあえず お預かりいたします」というご返事を差し上げております、そんなこんなで いま 手元に置いてブログを書いているところです。

「ズミルックスは他のレンズと違ぅて硝材がやらかいから 触ったらアカンでぇ」と 修理のオジさんを含め 仲間内の親爺からも聞かされているので、自分としても点検は慎重にならざるを得ないようで、まず散らかった机上を片付けることから始めますか ・・・。


はたして・・。

2019年 7月30日  どうなりますか? 力不足はご容赦!
2019年 7月31日  中止となりました。

 

 

 

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ローライフレックス 3.5 MX-EVS

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ローライフレックス 3.5 MX-EVS type 2

カメラキッズでは久しぶりの ローライ二眼レフ物語・・・関心のない方はスキップ頂くとして、ご興味 お時間をお持ちの方はお付き合い願います。

 

さて、HOVE社の【Rollei COMPLETE COLLECTOR’S GUIDE 1929 to 1994 】誌によると、ご案内のMX-EVS型はローライフレックスの戦後モデルで1954~1956年にかけてシリアル1479000-1739999 の261000台が製造され、Taking Lens (撮影レンズ)にはツァイス製  Jena Tessar、Opton tessarとシュナイダー製Xenar の三種類が載せられたとあります。

 

ローライフレックスのネーミングはロールフィルム:Rollfilm と レフレックス:Reflex からの造語とされ戦前の1928年にRolleiflex Original 6X6 として発売されたのが始まりと記述されています。


ご存知のことですが、上下レンズをひょうたん型カバーで覆い、くびれ部に配置された操作ダイヤルで絞りとシャッターを動かし、連動した表示窓がビューレンズ上部に配置され、結果・・・カメラを上から眺めるだけでピント、シャッター、絞りのすべてが確認できる・・・としたのです。


基本構造は大差無いのかもしれませんが、単体露出計で求めたEV値をレンズ左右の回転ホィール(シャッター、絞りダイヤルの事)を操作して合わせるだけとしたまとめかた、距離合わせノブ径を大きく、MX切替え式シンクロ付きシャッター、
アイレベルでピント合わせが可能となる折り畳みウェストレベルファインダーなど、その後の3.5F/2.8Fの基礎となるモデルだと自分は思っています。

 

その後継機は お決まりの大口径を衒ったプラナー2.8 を搭載しこれでもか付加機能を追加しメタボな姿に・・・、それはそれでいいのですが、端正な姿とコンパクトで軽量かつシャープな絵作りをお探しなら、テッサーの出番です。自分事で話はそれますが 金も無いのに ニコンF 黒を手に入れて得意気だった若かりし時、良く可愛がっていただいたお客様に 「最近のカメラ趣味の人はレンズの味を知らんから可哀そうやなぁ・・」 われた事を思い出す、「光の状態によりレンズの特性を上手く使いこなして絵にするんゃ!」と修理のオジさんも口をはさんでくる・・・ブランドや大口径だけが絶対とも思わなくなってきたこの頃。


50年強を経たテッサー付きローライフレックス 3.5 MX-EVS type 2 ではあるのですが、凝り性のローライらしさが形になっています・・その良さを改めて発見いただければと思っています。


2019年 7月15日  シャッターなどネバリも心配・・ただいま整備中、しばらくお待ちください。
2019年 8月24日  整備、動作確認を済ませました、カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2019年 8月25日  売り切れました いつもありがとうございます。

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KW:kamera werkstatten 製 パテント エツィ

 

 

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KW:kamera werkstatten 製 パテント エツィ

ひさしぶり・・・ほぼ7年ぶりのブログ登場、商品としては3-4度ご案内しておりますので、「またか・・」の方はスキップ頂くとして、ご興味をお持ちの方は3分ほどおつきあいください。

 

上写真の様に文庫本弱の 超コンパクト薄型フォールディング プレートカメラとして独特な存在感のパテント エツイは、ドイツ・ドレスデンのKW社(kamera werkstatten)にて製造された折畳みカメラです。

我が国にもエツィのコピーとなるファーストエツィが1934年にFirst Camera Works から発売されてますので、ご興味をお持ちの方はその方面をお調べ頂ければと思います。


さて、パテント エツィ の特徴は なんと言ってもその薄さにあります、まず、気付くのはレンズと機関部を収納する本体の厚さが非常に薄く、それをレンズを支える内部フレームに独特の動きをさせる事で解決・・。 理屈で分っていても、ブレザーの内ポケットから、さり気無く取り出される文庫本2冊弱ほどのものが、6.5x9cmフォーマットのカメラに組み上がる様は驚きですょ。

エツィに使える 69規格のパックフィルムホルダーを時々見ますから、フィルムさえあればポケットにおさまる69カメラだったはず・・・はたして

 

2019年 7月11日  ただいま整備を検討中、しばらく時間をいただきます。
2019年 7月18日  整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2019年 7月19日  売り切れました いつもありがとうございます。

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CONTAX T3

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CONTAX T3

コンタックスファンの方々は、雑誌などで洗脳されていらっしゃるのか、異口同音に・・・「いまでも探している人は多いんょ、中古市場やオークションでも値崩れせえへんカメラなんゃ。」と嬉しそうに言い切る。

 

自分の記憶では、チタン製ボディが流行りかけたころで、デジタルカメラも出回っていたのですが、高級フィルムカメラがまだまだ現役として活躍できた頃だった。

 

ヤシカがセラミックの京セラの一部になり、代表の稲盛和男氏のコンタックスは特別だ ブランドとして通じる機械を作れ・・ということでチタンボディにツァイスレンズ、シャッターボタンはクレサンベールという凝りようで、価格的にも高価でなければ・・・ということで登場したと教わったのです、それだけに、後継機を含め 姉妹機ともども 性能・機能・操作性など、完璧なまでにブラッシュアップされています。

 

今回ご案内の機械は、前述の稲盛和男氏  こだわりの 高級コンパクトカメラの最終進化系であるだけに、開発者の掛けた想いも尋常なものではなかったでしょう。

 

いつでも持ち歩けるコンパクトなチタニゥム ボディに搭載されたツァイスレンズ・・・フィルムカメラファンの間で、「いまでも・・」のことばが出るのも分かる気がする。

 

2019年 7月 6日 ただいま、オーナー様との商談中、お安くご案内できればいいのですが、ダメだったらご容赦。
2019年 7月 9日 動作確認を済ませました、カメラキッズホームページにて販売中・・・XXXXXX円

2019年 7月10日 売り切れました ありがとうございます

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ライカ エルマリート-R 24mm2.8 ROM

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ライカ エルマリート-R 24mm2.8 ROM

この度、「買うただけで ほとんど持ち出さなかったんゃ・・・」と 照れくさそうに話されながら、「探してる人に...」との事で お預かり致しました。

当レンズは RマウントにROM:Read Only Memory(半導体素子を使った記憶装置のひとつ。データの読み出し専用のメモリー、読み出し専用の記憶装置。電源を切っても、そこに納めてある情報は消えない)接点を持ち  レンズに内蔵されるROM情報を、マウントの接点を通じて電気的にライカR8以降のボディーに伝え、測光機能や、TTLストロボ調光などユーザーの利便性を高めています。

また、ライカユーザーには周知のことですが、Leicaflex、SL、SL2では接点の接触などで使用できず、また外れなくなることも考えられるとの事ですのでご注意下さい。

1974年から製造を開始して、現在に至っている大変息の長いレンズ、設計は当時の関係の有ったミノルタで行われたとされています、歴史が有るだけに、2カム仕様・3カム仕様・R専用カム仕様やROM付きも存在するロングセラーだったのです。

ウェブ上の記述によると、このレンズは発売当初のままであり、コンパクトな外観の割には大口径だし、ズッシリと重い密度感とインナーフォーカス(フローティング)機構による近距離補正が働き最短近接撮影時の画質は申し分ない。このレンズが標準広角としての存在意義を持って、もっと見直されても良い様に思える。写りについては、コントラストが高く、線の細い描写であり、光量の少ない状況における絞り開放域で本当の実力を発揮するとのことです・・・はたして?

 

2019年 7月 5日 ただいま動作確認中、もうしばらくお待ちください。
2019年 7月 5日 手元の機材にて動作確認を済ませました、カメラキッズホームページにて販売中 XXXXXX円

2019年 7月 5日 瞬く間の売り切れ、 いつもありがとうございます。

 

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