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スーパーイコンタ 6X9 IV 型 と スーパーセミイコンタ 6X4.5 型

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スーパーイコンタ 6X9 IV 型 と スーパーセミイコンタ 6X4.5 型
 
ご存知・・・目測式のイコンタを距離計連動にした高級スプリングカメラで 6x9判スーパーイコンタ として1934年に日本で 発売されています。


機械的にボディに連動させるのではなく、回転する光学楔により連動させる ドレーカイル方式は画期的だったのでしょう、自分ごとの40年ほど前の話になりますが、神戸の某 修理専門店の親爺さんとの話の中で『連動するって・・・ど、どないなっとんゃ』と思うたなぁ・・・

『またライカはどうしてもホコリなどが入るんゃけど、ツアイスは意外と入らへんねん、それだけ緻密なんや!』 と説得力のある説明に、【ツアィスは緻密・・】の言葉が心に染みこみ、今でもそう信じてる。

折畳めばブレザーにも収まり、ワンプッシュでレンズ、ファインダーとも起上がり、堅牢な Y字型のタスキにクラシカルなレザーとメッキ仕上げ。 戦後間もないころのツァイス・オプトン製テッサーレンズをX付きコンパーラピッドにマウントしてそれぞれに載せています。

ついこの間だった、ブームの頃は12~15万円は当たり前だったのに・・レンズのキレ・独創的なメカが組上がるスプリングカメラ・・・どちらも70年の時を経てなお、捨てがたい魅力があります。


戦後生まれのV型とIV型、かなりキレイな状態です 前オーナーのコレクター氏も大事にしまいこんでいたからなぁ・・・とのことです。
 
ツァイス贔屓の修理のオジさんに すべてお任せしようかなと思っています。
 
2019年 1月13日 両機とも整備完了 カメラキッズホームページにて販売中。
             スーパーイコンタ 69 IV型  XXXXX円
             スーパーセミイコンタ V型   XXXXX円

2019年 3月21日 スーパーイコンタ69 IV型 売り切れました いつも ありがとうございます。
2019年 4月27日 スーパーセミイコンタ V 型 売り切れました ありがとうございました。

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Welta ウェルチニ シュナイダー クセノン 搭載機 

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Welta ウェルチニ  シュナイダー クセノン 搭載機

ウェルタ社によるアマチュア写真家のための戦略モデルのウェルチを1935年に発売し、その数年後には距離計連動機を発表していますから、基本的な設計思想を温めていたと思われます。

 

ウェルタ社は自社ブランドだけでなくOEM供給もされていますので、ライバルのバルダ社とよく似た機械もあり、いまとなってはレザーに型押しされたロゴで見分けていることが多いように思います。

 

機構的にボディを薄くまとめ、蛇腹展開支持アームは、レンズボードとフィルム面の平行性維持を確実としたため、沈胴量が少く、大口径レンズでは大きく出っ張り、前蓋が大型になるのですが、見方によってはカッコよくもあり、スマートさを比べると野暮ったくも見えるのが欠点でもあるのか? 好悪の分かれるところです。

 

初期のウェルチに比べ、ウェルチニは一眼式連動距離計式で上面にファインダーが付き、巻き上げノブが下に移動。 当機はレンズもクセノンの明るいレンズが付いた高級型でしょう。

また、折り畳み時には蓋を閉めるに従い距離レバーを押し下げるので
、自動的にレバーが∞側ににもどるところは、レチナより便利な気がする・・・はたして?

 

2019年 1月13日 念のため、各部整備中、もうしばらくお待ちください。
2019年 1月20日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

 

2019年 2月18日 売り切れました いつもありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

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