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ミューズフレックス MⅡ

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Museflex ミューズフレックス MⅡ

ほとんど馴染みのないブランドで・・・でも 二眼レフコレクターには周知の、ボルダ判の機械で、朝日ソノラマの国産カメラ図鑑と資料雑誌の記事を取りまとめると、あの東郷堂の技術者が1948年に開発した木製フレームのメイカイフレックスを、翌年シートメタルのプレス加工とするにあたりミューズフレックスと改名されたようです。


Muse : ミューズって芸術,学問をつかさどるギリシャ神話中の神 や 深く考える,物思いにふけるなどの意味があり、Museum : ミュージアムの語源にもなっているので、立派な名前でもあるのです。


また、1948年と言えば自分が生まれた年で、あの戦後 何もない頃に 子供用オモチャとしてこれだけのものを作り出せた・・と思うと、諸事情で戦争に負けたとはいえ、負けただけ で 奴隷になったのではない、これから・・・という気概のようなものを感じるのは ボクだけではないと思いたい。


さてスペック的には、固定焦点、シャッターはB.25.50 の3速、絞りは 5.6・6.5・8 の丸穴絞り、フィルム面が曲面ですから単玉かと思われます。 

機構的にノーマルなボルダ判のスタート35の方が扱いやすく見えます、取り立てて二眼レフとする必要もないような気がしますが、そこはそれ 当時の二眼レフの大流行もあり、形だけでも二眼風に・・・と設計者は思ったのでしょう。


機能面から言えばボックスカメラでしょう、ウェストレベルファインダーについてはただ構図を決めるだけで、これが結構見づらい。 フィルム送りは、ボルタ判に正方形の画面を写しますが、一枚目だけ赤窓で合わせ、あとはカメラ側面上部にある自動巻き止め付きカウンターを使います。
 
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上図の様に、サイズ的にボルダ用スプールに35mmフィルムを裏紙付きで巻き込めますので、露出さえ叶えば画質ともかく、写せるとは思いますが、実用より 可愛らしい二眼レフとして思いのほか人気があるようです。


2018年11月 9日 ただいま動作確認、自動巻き止めを整備中、もうしばらくお待ちください。
2018年11月11日 整備動作確認完了、カメラキッズホームページにて販売中 XXXX円

2018年12月12日 売り切れました いつもありがとうございます。

 

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