たかがレリーズ、されどレリーズ

カメラを扱う楽しさの中に、アクセサリーがあります、製造メーカーも多く、その時々の中で工夫された物やなるほど・・と感心させられたり、中には首をかしげたくなるものなど、集めて、揃えて楽しめます。
今回はレリーズのお話・・・シャッターソケットに取り付け曲げて使うと、力が伝わらず方向性だけが伝達されカメラがブレない・・・これだけのアクセサリーで、とやかく言うつもりはないのですが、自分はコレがいい と思っているもののご紹介です、軽くお聞きおき願います。
まず、上写真の LPL製の指あて付きのレリーズで、自分の指には 吸い付くように すっきりと収まるのです、操作感覚はそれほどでもないのですが、指あての形が自分には快いので、ほぼ40年愛用している。
見かけるたびに入手して何度かご紹介しておりましたのですが、このところ見かけませんねぇ
次は、極短尺レリーズ・・・手元の資料によると1940-50年代の折畳みカメラに同様のレリーズが一緒に写っていますから、当時は折り畳みカメラの前蓋裏に収めて便利に使っていたと思われます、
最後は、レリーズと言えるかどうか疑問ですが、ボディレリーズの無い機械のレンズシャッター部のレリーズソケットにとりつけ、押しやすくするための延長シャフトになるのでしょうか・・・
40年くらい前は行きつけの中古カメラ屋の親爺さんは古びた缶から、コレ付けると楽やでぇ‥と無表情ではありますが 出してくれたもんですょ。
昨今、中古カメラ店の若いお兄さんにとって、関連アクセサリーは種類も増えすぎ、整理も仕分けも 探し出すのも大変なのか、邪魔くさいのか知りませんが、鍛え上げた笑顔で ありませんねぇ‥ と芋を切る如くに言われてしまう、なんとかならんのか・・・。
2018年 7月20日 そんなこんなのレリーズなど・・を集めて ホームページで ご紹介いたしております。
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