« 2018年6月 | トップページ | 2018年8月 »

たかがレリーズ、されどレリーズ

P1440995_edited2

たかがレリーズ、されどレリーズ

カメラを扱う楽しさの中に、アクセサリーがあります、製造メーカーも多く、その時々の中で工夫された物やなるほど・・と感心させられたり、中には首をかしげたくなるものなど、集めて、揃えて楽しめます。


今回はレリーズのお話・・・シャッターソケットに取り付け曲げて使うと、力が伝わらず方向性だけが伝達されカメラがブレない・・・これだけのアクセサリーで、とやかく言うつもりはないのですが、自分はコレがいい と思っているもののご紹介です、軽くお聞きおき願います。

3


まず、上写真の LPL製の指あて付きのレリーズで、自分の指には 吸い付くように すっきりと収まるのです、操作感覚はそれほどでもないのですが、指あての形が自分には快いので、ほぼ40年愛用している。

見かけるたびに入手して何度かご紹介しておりましたのですが、このところ見かけませんねぇ

次は、極短尺レリーズ・・・手元の資料によると1940-50年代の折畳みカメラに同様のレリーズが一緒に写っていますから、当時は折り畳みカメラの前蓋裏に収めて便利に使っていたと思われます、

最後は、レリーズと言えるかどうか疑問ですが、ボディレリーズの無い機械のレンズシャッター部のレリーズソケットにとりつけ、押しやすくするための延長シャフトになるのでしょうか・・・


40年くらい前は行きつけの中古カメラ屋の親爺さんは古びた缶から、コレ付けると楽やでぇ‥と無表情ではありますが 出してくれたもんですょ。


昨今、中古カメラ店の若いお兄さんにとって、関連アクセサリーは種類も増えすぎ、整理も仕分けも 探し出すのも大変なのか、邪魔くさいのか知りませんが、鍛え上げた笑顔で ありませんねぇ‥ と芋を切る如くに言われてしまう、なんとかならんのか・・・。


2018年 7月20日 そんなこんなのレリーズなど・・を集めて ホームページで ご紹介いたしております。



|

ニコン F 直結式モータードライブ F36

20700
ニコン F 直結式モータードライブ F36

ニコンS/Fのシステム中 特殊というか、連続撮影を目的としたモータードライブというのが存在し、学術計器類などや、スポーツ写真の記録はもとより 水中撮影のためアクションファインダーと組み合わせたハウジングに収めたり、スカイダイビング時のゴーグル越しの撮影など、趣味写真というよりも報道。学術研究用のに特化したユニットだった気がする。

ほぼ60年近く前 ニコンS/F 自体が高嶺の花的高級カメラの時代、モータードライブとなれば一部の報道カメラマン、水中カメラマン、スポーツ写真専門カメラマンと限定され、趣味写真ユーザーにとって別世界の存在…まあ自分周りの環境では見かけることはなかったのです。

その後F2の登場で、無調整装着可能の高機能で扱いやすいモータードライブが普及することになるのです。

さて、ご紹介のモータードライブはというと、連動するように調節が必要、速秒間4コマの最速時にはミラーアップしないといけない、シャッタースピードは1/125~1/1000秒に限られ、以外は使えない・・・さらに巻き戻しは、手・・です。

やはり、それなりの方、それなりの組織でないと揃えて使いこなせるものではなく、絶体数が少ないということで、スペックを競うというのではなく、動く保存カメラとして根強い人気があるのです。

さて、状態ですが、全体的にかなりキレイなコンディション、シーソースイッチ付きの底カバーもビス付きで付属します。写真では分かりにくいのですがニコンロゴの下に一条の傷があります、反射角度によって目立ちます、気にされる方には不向きですが、シールで隠せば済むことさっ‥の方には価格的に魅力的ではないかと

ご存知の通り 取り付けには底のプレートを交換し、必ず調節確認をお願いします、既にご存知の事ですが‥念のため。
2018年 7月15日 ただいま動作確認中、もう少しお待ちください。
2018年 7月15日 動作確認を済ませました カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2018年 8月 9日 売り切れました ありがとうございます。

|

« 2018年6月 | トップページ | 2018年8月 »