« 2018年3月 | トップページ | 2018年5月 »

アヤックス KMZ F-21 KGB Russian Spy Camera

20424_3
Ajax KMZ F-21 KGB Russian Spy Subminiature

アヤックス F-21と正式名で呼ばれるより、KGBの方が分かりやすい機械で、いつもの camerapedia を参考にすると・・・

1951年から1995年まで、 Krasnogorski Mekhanicheskii Zavod(KMZ) 、 Krasnogorskの機械工場で建てられた風上輸送機構を備えた機械式の小型監視カメラだった。

冷戦時代、 ソビエト情報機関KGBとワルシャワ条約の他の国の姉妹組織と共謀して写真撮影をしていた。 その情報写真を得るための 小型隠し撮りカメラです。

Ayaks 1, АЯкс-12 とも呼ばれますが、一般的には、やっぱし KGB が通り名やろなぁ。

20424b_3
カメラボディは約 7×5.5×2.5cm、 3種類のシャッタースピード(B 10、30、100)と
2.8から16マニュアル絞り、

カメラ上部のシャッターボタンを押すことでレリース、ゼンマイによる自動巻き上げ、さらに、右写真のリモートコントロールユニットをカメラの前面に取り付けることができ、それをコート内側、ハンドバッグ内などさまざまに隠し撮りカメラとして使用することができます。       

21mm幅のフィルムを専用マガジンに装填して使い フォーマットサイズは18 x 24 mmと大きくミノックスなどの超小型カメラに比べて鮮明で質の高い写真が得られたようです。 この自動巻き上げ機構などはロボットスターカメラにも明らかにインスピレーションを与えた・・・と紹介されていました。

複数のソースで同一を確認できたわけではないので、事実かどうかともかく、極秘事項を暴露しあうことが国家規模でなされていた時代だったことは間違いないのかもしれない。

スパイドラマのイメージが色濃く残る 前述のリモコンは、単純な構造のわりに、程度の いい動作品は 価格がアウェー状態で手が出せず諦めてきました、

ホントにスパイ映画のように 使われたとは思えませんが、隠し撮りをする方の気持ち・・・よ~く分かるというもの・・。

2018年 4月23日 ただいま動作確認、整備検討中、しばらくお待ちください。

|

思うこと・・・7

20420

 

思うこと・・・7

 

飼い犬だった頃・・・ある 我が上司は、楽な仕事ばかり取って数字をあげ、数字にならないことは部下に押し付けられ、定期便で商品が届くころになると、整理作業で手がいるにもかかわらず、不思議と食事に出ていかれる・・・

 

石川啄木ではないが・・・誰が見ても とりどころなき男来て 威張りて帰りぬ かなしくもあるか…の気持ちになったものです

 

気持ちが 鬱してくると 先輩だった修理のオジさんをつかまえてはボヤいていたのでしょう、

 

何かの時に「お前は 人と比較する・・ソレがアカン、他人の心情や節義なんか どうでもええやん…」てなことを言われ、あの時の自分には一服の清涼剤になったのです。

 


良いところは取り入れ、悪いと思えるところは「あぁならないようにしよう・・」と考えられるようになると、不思議なもので、周りが先生に見えてくる。

 

反対意見も反省材料に、優れているところは鏡とすれば、今の自分があるのはそのおかげ、

 

教えてもらったことを役立てて使わないと お教えいただいた方々への反逆になるのではないか・・・。

 


そんなこんなの繋がりもあり、この7月でコンビを組んで10年目になる修理のオジさんが 事あるごとに 謡うように言う 「機械の修理って元の機構を推察し元へ戻す作業なんょ、でもなインターネットの普及もあり手軽な記述もあるんゃ そんなんって、その時は動くけど・・・のやっつけ修理が結構多いんょ・・」 と。

 


カメラキッズではオジサンに負担がないよう程度の悪いオークション商品のメンテを避け、納得出来る状態の商品化を心がけてきました。 修理コストの上昇もあり、それを吸収してあの値段で売るなんてお前大丈夫かぁ なんて 心配してくれるのか よく言われる。

 


事務を預かっていただいてる 税理士のKセンセも、[ あなたは大丈夫。  前年度は仕入れ高で赤字、 でも 心配しないで、一時的な利益より、安定した顧客・リピーターを大切にされてるから、経理って 最後に黒字になっていたらいいの・・」 と言ってくださる。

 


もうすぐ10周年、Be ambitious :大志を・・ではなくて「良くあろう・・」と訳しました、イエスを信奉するクラーク博士が 大志を・・なんてことをおっしるとも思えず、自分も 事あるごとに 親からは「いい子でいて‥」と言われ、我が子、孫にも同じことを言ってる。 

 


Be ambitious・・・身を立て 名を揚げ やよ励む いい Camerakids であろうと・・思っております。   
【カメラキッズ一同】

 

 

 

 

|

ミノルチナ-S

20392a

ミノルタ ミノルチナ-S 

ある ミノルタファンの方から 「機会があればブログに・・」 との声をいただいておりました、 この度入手し、まじまじ眺め調べていくと・・・

ミノルチナ-S(1964年(昭和39年)11月発売)   セレン連動露出計を 内蔵するマニュアル露出の距離計連動式カメラ。セイコーSLVシャッターを装備。 AEカメラが普及してもやや上級向けとして販売され続けていたが機能的にはすでに 時代遅れとなったマニュアルカメラを小型化することにより気軽に高度な撮影 を楽しめることを狙って開発された機種として企画されたようです。

連動距離計、連動露出計、 大口径ロッコールQF40mmF1.8レンズを持ち合わせていながら当時としては非常に 小型のカメラだった。しかし、普及機は自動露出が当たり前となり、 一方本格的なマニュアル撮影をするカメラを小さくする必要はないという風潮があり、あまり売れなかった。【ウィキペディアより抜粋】

そうですか・・売れなかったのですか。 人気って流れのようなもので人が「いい・・」というと何がなんでも良くなるようなところがありますょねぇ、手軽なハーフカメラが人気の時代、タイミングが悪かったのかもしれません。 

いま改めて眺めると結構コンパクト、セレン式連動型定点式露出計、パララックス補正マーク付き光学枠の距離計連動機。

取り立てて特徴が無いように思えます、どこが人気のポイントなのか不思議な気もしますが、自分も「ただ・・姿・かたちに 何となく 」惹かれるところがあるのです。 さて、状態として操作によるスレ・使いなずみは否めませんが、とくに目立つキズ・アタリは無いように見えます。 

修理のオジさんも「メーター死んでないやろなぁ・・」と念を押してくるので「生きてる生きてるでぇ・・」と念を入れて答える。

シャッター整備・レンズクリーニング・距離計調整などを作業中、

コンパクトな40mmの準広角大口径付マニュアル機をお探しの方、宜しくお願いします、
ライツCLの雰囲気を手軽に楽しめそう。 露出計は妥当な反応をします。

2018年 4月12日 ただいま作業中 もうしばらくお待ちください。

2018年 4月12日 カメラキッズホームページにて販売中 XXXX円 

2018年 4月13日 売り切れました いつもありがとうございます。

|

キヤノン シンクロアダプター



P1400875
クラシック キヤノン ファンはご存知のはず・・・

ああこれは・・・と思われる方は、クラシックキヤノン党であることを自他ともに認めておられることと存じます。


P1400878
キヤノンのレンジファインダー機IIDにFP接点ダイレクトシンクロを備えたIIFが登場、その後X接 点のシンクロ付きのIVSbが登場し、フラッシュ撮影が一般化する流れの中・・・」


さらに、X接点を備えたキヤノンIIF IVSbをお持ちの方は興味を持たれるレアなアクセサリーなのかもしれません、ただいま動作確認中・・・正確な商品名が特定できませんが、ここではシンクロアダプターとでも言ったということにしておきませう。

ずいぶん前から気にかけて探していたのですが、探しているときは不思議と見つからず、何気なくたずねる同業者が持っていたりするのです。 

2018年 2月 4日 動作確認中、もうしばらくお待ちください。
2018年 4月19日 カメラキッズホームページにて販売中 XXXX円

2018年 6月22日 売り切れました ありがとうございます。

|

マンフロット ミニボールヘッド 352

20333a_2

マンフロット ミニボールヘッド 352

カメラを扱う楽しさの中に、アクセサリーがあります、製造メーカーも多く、その時々の中で工夫された物や、なるほど・・これは絶対便利・・と感心させられたり、違った切り口からの工夫など、集めて、揃えて楽しめます。

マンフロット製品の中では小型雲台なのでしょうか mini ball head というカテゴリーで分類されています、 わが国の趣味写真のアクセサリーでは中型自由雲台のカテゴリーに入ると思われます。

なんの変哲もない自由雲台に見えるのですが、特徴があります、ステージと 底部に1/4インチ(小ネジ.日本規格)と3/8インチ(太ネジ.ドイツ規格)の両ネジを装備、雲台側の太ネジにはスプリングが内蔵され、小ネジが押し出されてくる構造。

底部も同様に二重のネジが切られており、スプリング仕掛けで両ネジに対応するのです・・・この機構はライカの自由雲台の一部にあるのはご存知の通りですが、まさかイタリア製の三脚に組み込まれているなんて考えもしなかった。

あるコレクターとの雑談中 両ネジ対応ライカ雲台が話題になり、30年ほど前のモデルの一部に同機構付きマンフロットの存在を知ることになって、長年気を付けているのですが、まず見つからない。

世の中って捨てたもんじゃありませんねぇ、見つかったのです・・それもデッドストックの美品が!

個人的にやたら嬉しいというか こどもみたいに わくわく している自分が可愛い!

念のため、各機材に接続しての動作確認後ホームページへの掲載予定。

2018年 4月 2日 もう しばらくお待ちください。
2018年 4月 2日 確認完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXX円

2018年 4月 5日 売り切れました、いつもありがとうございます。

|

« 2018年3月 | トップページ | 2018年5月 »