アヤックス KMZ F-21 KGB Russian Spy Camera
Ajax KMZ F-21 KGB Russian Spy Subminiature
アヤックス F-21と正式名で呼ばれるより、KGBの方が分かりやすい機械で、いつもの camerapedia を参考にすると・・・
1951年から1995年まで、 Krasnogorski Mekhanicheskii Zavod(KMZ) 、 Krasnogorskの機械工場で建てられた風上輸送機構を備えた機械式の小型監視カメラだった。
冷戦時代、 ソビエト情報機関KGBとワルシャワ条約の他の国の姉妹組織と共謀して写真撮影をしていた。 その情報写真を得るための 小型隠し撮りカメラです。
Ayaks 1, АЯкс-12 とも呼ばれますが、一般的には、やっぱし KGB が通り名やろなぁ。
カメラボディは約 7×5.5×2.5cm、 3種類のシャッタースピード(B 10、30、100)と2.8から16マニュアル絞り、
カメラ上部のシャッターボタンを押すことでレリース、ゼンマイによる自動巻き上げ、さらに、右写真のリモートコントロールユニットをカメラの前面に取り付けることができ、それをコート内側、ハンドバッグ内などさまざまに隠し撮りカメラとして使用することができます。
21mm幅のフィルムを専用マガジンに装填して使い フォーマットサイズは18 x 24 mmと大きくミノックスなどの超小型カメラに比べて鮮明で質の高い写真が得られたようです。 この自動巻き上げ機構などはロボットスターカメラにも明らかにインスピレーションを与えた・・・と紹介されていました。
複数のソースで同一を確認できたわけではないので、事実かどうかともかく、極秘事項を暴露しあうことが国家規模でなされていた時代だったことは間違いないのかもしれない。
スパイドラマのイメージが色濃く残る 前述のリモコンは、単純な構造のわりに、程度の いい動作品は 価格がアウェー状態で手が出せず諦めてきました、
ホントにスパイ映画のように 使われたとは思えませんが、隠し撮りをする方の気持ち・・・よ~く分かるというもの・・。
2018年 4月23日 ただいま動作確認、整備検討中、しばらくお待ちください。
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