イコンタ スーパーシックス 二つ眼 初期モデル
イコンタ スーパーシックス I 型。
ワンタッチで組み上がるツァイス・イコン社の折畳みカメラ・・イコンタの大成功、
さらに光学楔(ドレーカイル)式距離計を載せたスーパーイコンタをラインに追加。 フォーマット・レンズ・シャッター・仕上げなどによって数多くのバリエーションが展開されたのです。
カメラを横位置で前蓋を開き、6X6フォーマットの固定ドレーカイル式の当機スーパーイコンタBはスーパーシックスと呼ばれ1935年に最初のモデルであるI型が登場します。 外観的特徴の距離計と視野ファインダーが別々で俗に二つ眼と呼ばれます。
スーパーシックスの特徴でもある、巻上げノブによるフィルム巻き止め機構が載せられる
前の最初のモデルであるI型ですから、ボディ上部のカウンターを見て止める必要があります。
120フィルムの裏紙も今と違い統一されているわけでもなく、フィルムメーカーによる微妙な違いで画面が重なるのを避けるため1コマ少ない11枚撮りのフィルムカウンターになっていたのです・・・
でも、世の中何が幸いするか分かりません、時代は巡って・・・
スーパーシックスの中でも不便な二つ眼の初期型が人気の高い理由は、希少ということもありますが、前述のフィルム送りの流動性にあるような気がします。
後継機は多重露出防止機構やフィルム送りのコマ毎の自動停止を組み込み、機能させるためには順序通りの操作が必須です、それを煩わしく感じられる方が、初期型を握って放さないのでしょう。
当機の状態として、前オーナーは持ち回られたものの あまりお使いにならず保管されたようです、エッジ部メッキに小サビがあります、機能的には不具合はないようですが、目立つトコロですから外観にこだわる方には不向きだと思います、ご注意下さい。
手軽にツァイスの初期型スーパーシックスを自分流の使いこなしで操作を楽しむのもいいものです。
2018年 1月26日 ただいま整備と機能確認中‥しばらくお時間をいただきます。
2018年11月15日 整備及びフィルム送りなど動作確認を済ませました、カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円、
2019年 4月20日 頃 に売り切れております、いつもありがとございます。
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