イカレックス 35 CS
自分にとって馴染みのないカメラで、ビジネスパートナーのペースに巻き込まれた感がある・・・
イカレックス・・・って
自分にとってあまりというかほとんど馴染みが無く、ツァイスの一眼でM42のネジマウントとバヨネットが出ていた・・・程度の知識ですので、I.C.S.輸入カメラ協会のツァイスイコン特集記事から引用しての
ご案内とさせていただきます、力不足はご容赦。
1926年のツァイス・イコンの設立に参加しなかったブラウンシュバイクのフォクトレンダー社は、戦後しだいに経営困難に陥り、1956年ほぼ全株式をカール・ツァイス財団に取得される。
財団は しだいにツァイス・イコンとフォクトレンダーの業務を統合してゆき 1966年には
ツァイス・イコン・フォクトレンダーという共同販売会社を設立した、その頃に両社の協力で設計されたのが中級一眼レフのイカレックス35で、1/2~1/1000秒の横走り布幕フォーカルプレーンシャッターを持つ。
最初のモデルはイカレックス35(1967-72年)で、バヨネットマウントなので 後に35BM と呼ばれることになる。 標準レンズにはフォクトレンダー名のウルトロンF1.8 とカール・ツァイスのテッサーF2.8、カラー・パンターF2.8 の3本があった。
ファインダーはピントグラスともども交換可能で、ペンタプリズム、cdsのTTL露出計内蔵ペンタプリズム、ウェストレベルの3種類があった、このうち前述の露出計内蔵のペンタプリズムは全面のネームプレートにイカフレックス35CSと書かれており、CSというモデルに変身する。
1970年にはレンズマウントを42X1mmのスクリュー(いわゆるPマウント)にしたモデルがイカレックス35TM(Threaded Mount)としてデビュー、以後最初のモデルは前述のようにイカレックス35BMと呼ばれることになる。
また、同年 ペンタプリズム、ピントグラスともに非交換でTTL連動露出計を内蔵したイカレクスSが登場する、Sにはブラック仕上げも用意されていたとの事。
さて当機は前述のバヨネットマウント機に露出計付きプリズムを組み合わせたイカレックス35CS/BMになります。
外観状態として
ハードなクローム仕上げのためか年代に比べ使用感が無いように見えます、底カバーに軽度のスレ、以外は特に目立つ不具合は無いのですがファインダー周りにアイカップによる小サビあります、年代もありますので念のためシャッター機構、メータ連動機構など整備を済ませました
ツァイス贔屓の修理のオジさんは「タフなんやけど重たいからなぁ、この頃の機械を分かってる人向けやで・・」 と 独り言ちていました。
あまり・・というか ほとんど馴染みのない機械で、整備するにあたり下調べなど手間取り、後回しになりがち・・・まさか2年も経ってるとは思いのほか、お待ちになっておられた方々 本当にゴメンナサイ。
2017年 9月13日 ただいま整備を検討中、しばらくお時間をいただきます。
あまり・・というか ほとんど馴染みのない機械で、整備するにあたり下調べなど手間取り、後回しになりがち・・・まさか2年も経ってるとは思いのほか、お待ちになられていた方には 本当にゴメンナサイ。
2020年 1月20日 整備完了、メーターも反応します、カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2020年 1月24日 売り切れました いつもありがとうございます。