S.セミイコンタⅣ のスペック・・・でも 7cmテッサー搭載機
7cmテッサー搭載の・・・スーパーセミイコンタ Ⅳ 型
これまでのフォールディングカメラは前蓋を開け、レンズを所定の位置まで
引き出し撮影となるのが主流の時代、イコンタは強力なスプリングの反発力により
ボタンひと押しで組みあがるのです。
ピント調整も機械的にではなく光学的に伝達する
ドレーカイル(回転する光学楔)をツァイス・イコンとカール・ツァイスが開発、
目測式距離合わせのイコンタに対して距離計連動機をスーパーイコンタとして
1934年に6X9と 6X4.5を発売、後継機へと展開してゆきます。
さて、初代の6X4.5のスーパーセミイコンタはシャッターレリーズがシャッター直接であったのを、ボディシャッターとした当機を我国ではIA
型と呼び、その後軍艦部をクロームメッキしたものをII
型と区別し、ペイント派と近代派に好みの分かれるところです。
その後、多重露出防止装置と反射式視野枠のアルバタファインダーを載せ、7㎝だったレンズを7.5㎝とした 少しくメタボな III
型に、そしてあの戦争後にスーパーセミイコンタ 二世代といわれる、X
接点のシンクロを搭載したIV型が1948年に登場します。
でも当機機能は上記スペックなのですが、戦後ドイツは東西分割などの諸事情で搭載レンズがオプトンの筈なのに、何故かⅡ 型までのイエナ・テッサー7㎝となっているのです、はたして・・・。
2017年 8月10日 ただいま資料などを調べ中・・しばらくお時間をいただきます。
2017年 8月22日 詳細はカメラキッズホームページにて 整備完了・・・XXXXX円
2017年 8月23日 売り切れました いつもありがとうございます。
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