« 2017年7月 | トップページ | 2017年9月 »

グリコのおまけ

2430
グリコのおまけ・・・

 

ご存知、グリコによるおまけのオモチャで、樹脂製の形があるだけで、機能はしません、ただピントフード交換、レンズフードが取り付けできキャップまで用意されているのです。

 

自分は、何かこう・・・チマチマしたものが好きなようで、「グリコのおまけ になぁ二眼レフカメラの格好をしていものがあったんゃ 」 とのお言葉が耳に入ると、もう いけません、凝り性の性格が独り歩きを始める・・・はたして

 

9428b
4-5年がかりで揃った上図のセットにて販売予定、あとしばらくお待ちください。

 

2017年 9月 1日 カメラキッズホームページにて販売中 XXXX

2020年 2月18日 売り切れました ありがとうございます。

 

 

 

 

|

S.セミイコンタⅣ のスペック・・・でも 7cmテッサー搭載機

9418a_2
7cmテッサー搭載の・・・スーパーセミイコンタ Ⅳ 型

これまでのフォールディングカメラは前蓋を開け、レンズを所定の位置まで 引き出し撮影となるのが主流の時代、イコンタは強力なスプリングの反発力により ボタンひと押しで組みあがるのです。

ピント調整も機械的にではなく光学的に伝達する ドレーカイル(回転する光学楔)をツァイス・イコンとカール・ツァイスが開発、 目測式距離合わせのイコンタに対して距離計連動機をスーパーイコンタとして 1934年に6X9と 6X4.5を発売、後継機へと展開してゆきます。

さて、初代の6X4.5のスーパーセミイコンタはシャッターレリーズがシャッター直接であったのを、ボディシャッターとした当機を我国ではIA 型と呼び、その後軍艦部をクロームメッキしたものをII 型と区別し、ペイント派と近代派に好みの分かれるところです。

9418 その後、多重露出防止装置と反射式視野枠のアルバタファインダーを載せ、7㎝だったレンズを7.5㎝とした 少しくメタボな III 型に、そしてあの戦争後にスーパーセミイコンタ 二世代といわれる、X 接点のシンクロを搭載したIV型が1948年に登場します。

でも当機機能は上記スペックなのですが、戦後ドイツは東西分割などの諸事情で搭載レンズがオプトンの筈なのに、何故かⅡ 型までのイエナ・テッサー7㎝となっているのです、はたして・・・。

2017年 8月10日 ただいま資料などを調べ中・・しばらくお時間をいただきます。
2017年 8月22日 詳細はカメラキッズホームページにて 整備完了・・・XXXXX円

2017年 8月23日 売り切れました いつもありがとうございます。

|

ローライフレックス 3003

9417a
ローライフレックス 3003

It's a long story・・・とでも申し上げれば 少しは自分の気持ちも晴れると思われますので、お時間のある方は3分ほどお付き合いください。

修理のオジさんとコンビを組む前ですから、12年ほど前になります・・・某国のビジネスパートナーより 「nice and mint condition, working order・・」 と届き、言葉通り5-6回は動いていたのですが、充電式電池が消耗したのか動かなくなって、付属の簡易型充電器は240V仕様の3ピン ソケットのため、国内規格変換アダプターと変圧器を手配し 充電を開始したものの一向に気配なし・・・

9417_2
ビジネスパートナーに急速充電器と予備バッテリーの手配を頼んで、なんだかんだと話を反らされ・・もう12年になる、相場は下がるし、大幅な損は勘弁してほしいし・・・、

さりとて、下手なACアダプターを繋ぐと瞬時に壊れる!なんて脅かされるもので、動かしようも無く 塩漬け状態、どうしてくれるんょ・・・。

お隣さんのように、なんでも 相手のせいにしてしまえば 話は簡単ですが、自分が決めたことだし、縁を作ってくれた 某国のパートナーとのビジネスも続いている事だし、アレコレ対策を考えるのも ある種の楽しみになってきている気がする・・・


劣化した電池を入れ替えるリセル業者も、実費6000円ほどで出来るとはいうものの、ニッカド式と今のリチウムは微妙に違うから自己責任でお願いします、と自信なさげ・・・で


困り果てて 相談した修理のオジさんが、「ニッカドパックが単3電池仕様になるか試してみるわ!」 の心強いお言葉・・はたして。

2017年 8月 8日 ただいま作業中、動きますように。

2017年11月 3日 銅板で仮接点を動作確認完成、加工後カメラキッズホームぺ-ジにて販売 XXXXX円

2017年11月 3日 ブログ更新中に売り切れました、いつもありがとうございます。


|

マミヤ エルカ

9412
マミヤ エルカ

マミヤのこだわりだったのでしょう・・世界初となる距離計と露出計の二重連動機を1958年に発表しています。 資料雑誌などによると、当時の広告は・・世界最初の画期的な三元連動カメラ 「電気露出計完全連動」「距離計連動」に、「シャッター・セット・フィルム巻上げ連動」と、得意げな開発者の表情が見えてきそうです。

もう、お分かりのようにエルカの名前はライカをパクったのではなく、「エレクトリック・カメラ」に由来します。 カメラキッズでも この10年の間に 4-5回 ご紹介した事があり ご記憶の方もいらっしゃるかも知れませんが、ブログ:フォトブランカへは初登場です。 

ページへのアクセスも多かったですから、マミヤファンだけに限らなかったのでしょう。 どちらかというと・・・レアとされる機械で、シャッターはフィルム感度設定機能を付加した特注のコパルスペシャルを採用し、また低輝度時にカメラ上部ソケットに装着して使用する露出計ブースターが用意されていたらしいのですが、そのブースターといわれるものを自分は見たことがありません。

自分の感覚で恐縮ですが1958年というと・・・我が国は 「三丁目の夕日」の世界で、みな平等に貧しい時代だったと思います、とても露出計完全連動のカメラなんて夢のまた夢だったに違いない。 景気のいい外国向けが主力で国内には少数の販売となり、結果 今となってはセレンの経年劣化など否めず、調子のいい機械はまず見つからないのです

でも、今回の機械はメーターも年代相応なりの妥当な反応で・・・何とか生きています、でも絶対精度を保証できるものではありません、ご理解下さい。 レンズ、ファインダーもカビなどによるハーフミラーなどの劣化もなく、年代を考えますと かなりいい状態だと言えると思います。

また上下カバーの状態も良く、目立つスレなども無いように見えます、内容的には時代なりのねばりもあると思われ・・・念のため、シャッター整備・レンズクリーニング・距離計調整を検討中。 

2017年 8月 4日 整備を検討中、しばらくお待ちください。
2017年 8月 7日 整備完了、カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2017年 8月 8日 売り切れました、いつもありがとうございます。

|

« 2017年7月 | トップページ | 2017年9月 »