« 2017年6月 | トップページ | 2017年8月 »

ミラーシャッターのボリューって‥知ってる?

9399

フランスのエスプリ・・・ボリュー MR8  Beaulieu MR8

自分は今でも「コレが絶対究極の8ミリ・・」と思い続けているフランス製ボリューMR8、TR8 のご紹介です。

マニア用の8mmムービーとしてDマウント式一眼式ミラーシャッターとして登場、一眼式ミラーシャッターはカメックス、パテーなどもありますから別に珍しくもないのですが、マウントがDマウント式一眼ミラーシャッターに12.18.24.48.64 のマルチスピード・開角度調整・・・更に巻き戻しと満艦飾。

Dマウント一眼ということはD→Cのマウントをお揃え頂ければ、C→各社マウントに接続可能で、35mmのマニュアル望遠を接続し海に沈む太陽を絵にしたり、野鳥の自然体を楽しむ事も出来たのです。 どうしても特徴のある機械は専用マウントとなりがちですが、従来のDマウントを採用したボリューは9mm~36mのアンゼニューズームなどを載せ、もちろん他社との互換性も確保。       

ご存知 写真左上部のあの名機と言われるスーパー8式ボリュー 4008ZM シリーズ でもDマウントは使えないのです。  当時はもちろん今でも充分高価なアンゼニューのレンズを載せ小さくまとめたこのデザイン、 「コレがフランスのエスプリ・・こだわりと意気込み、並みの8mmなんぞ他国製で充分さっ・・」と言いたそう。

ダブル8式の全機械式 ボリューMR8 です・・・フィルムの入手現像の手配など簡単ではありません、また映写となるとこれまた大変・・・正直、実用的とは思いません。

でも自分は学生時代から大人にかけて、流行もあったのだと思いますが、周囲に感化され、役割を決めては映画チームよろしくカメラを構え、暗い小部屋に集まりスクリーンに映る小形映画に歓声をあげ夢中になれた良き時代が懐かしくって、忘れることなど・・・とても出来ません。

念のためシャッター整備・レンズクリーニングを済ませました。 ほぼ50年を経た、ゼンマイの反発力・ドラムのはずみ力で動く機械です、 絶対の精度を保証出来るものではない事をご理解いただけるクラシックなゼンマイ式8mmファンの方々にはオススメです。

ブームも沈静化、価格的にも妥当なように思われるいい時代です。 手元に置かれフランス製ボリュー独特の存在感をお楽しみいただければ嬉しく思います。

2017年 7月 9日 
ネバリも気になります、念のためシャッター機構の整備、グリスアップ中、もうしばらくお時間をいただきます。

|

ニッコール 600mm5.6

9398
フォーカシングユニット AU-1 併用  ニッコール600mm5.6

1970年代だと記憶しているのですが、超望遠レンズとしてニコンからレンズ部とフォーカシング部を二分割式とした400mmから1200mmまでの ニッコール400mm f/4.5、 600mm f/5.6、800mm f/8、1200mm f/11 が発売されており、報道カメラマンのステータス的な存在だった。

いまの ブレ防止付きAF・AEなんて・・・夢のまた夢、三脚にデンと構えて被写体を追いかけ絶対チャンスにピントを合わせて絵にしたのです・・・職業とはいえ神業だったのですょ。

この度、あるご縁で、使用感の少ない ニッコール600mmをお預かりすることになりました、大口径とすべく贅を尽くした完成度の高いレンズではあるのですが、前述の・・・距離・絞り調整と大きさ・重さの四重苦が形になっています。

自分は、学生時代にペンタックスの1000mmを好意でお借りして写した事があるのですが、マシな三脚が用意できず、風があるとブレ、照ると陽炎で画面が揺れ、ピントは合わず 一枚も絵にならなかった思い出がある・・・今回デジカメで確認しリベンジを遂げたいと思っております・・はたして。

2017年 7月 8日 ただいま動作確認中 しばらくお待ちください。
2017年 7月 9日 動作確認、一通りの整備完了、カメラキッズホームページにて販売中 74340円
2019年 5月 18日 2年近くの在庫期間で、値下げを検討中、少しお時間をいただきます。
2019年 6月 25日 値下げ決定 新価格にてカメラキッズホームページで販売中 XXXXX円

2020年 4月16日 売り切れました ありがとうございます。

 

 

|

Mズミルックス 35mm1.4 ①

P1360885
ライカ  Mズミルックス 35mm1.4 ①


クセ玉―――そう聞いてあなたはどのようなレンズを思い浮かべるだろうか。如何とも表現のし難い独特な描写が、撮影者を悩ませ、そしてそれ以上に何事にも代えがたい慶びを与えてくれる。Summilux 35mm/f1.4 セカンドバージョンは、その言葉を体現したようなレンズだ。


35mmのSummiluxは、初代とこのセカンドバージョンの2種が 球面レンズのみで構成されている。 次代の Summilux35mm/f1.4 ASPHERICAL と比較すると、非常に軽量でコンパクトだ。 ライカレンズの中で最も出番が多い所以のひとつに、この小ささにあることは間違いない。


各誌に上梓されている通り、この Summilux 35mm/f1.4 セカンドバージョンは、持ち合わせた強い“クセ”からか、早い時期から設計変更を求めるユーザーの声があったらしいのですが、。しかし一部のユーザーからは疎まれたものの、この球面35mmをこよなく愛する人は多い
・・・開放での描写は非常に軟らかく、あたかもソフトフォーカスレンズのような描写となる。


絞り込んでの描写は開放とはまるで違う装いを見せてくれる。 この、一見すると違うレンズとも思える表情の変化こそが、このレンズの最大の魅力だとされているのですが・・・

2017年 5月13日 念のため各部整備中、レンズは柔らかいので、かなり緊張しますねぇ・・。

ライカブームの沈静化した中にあってもズミルックスの人気は衰えません、高いのに、さすがライカだと思わざるを得ません、出来る限りお安くお楽しみいただければと思っております、 機能的に不具合無ければ、使ってみたい・・・持ち出すのも気遣うアスフェリカルとは別に普段使いに揃えておきたい・・・の方にオススメです。

新品ではありません、また レンズ硝材が柔らかく、取り扱い手入れなどある意味で難しいレンズです、 ご自身で手入れ清掃などされる方には不向きです、ご勘弁下さい。

2017年 7月 3日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXXX円 XXXXXX円・・・いかがでしょうか

2017年 7月13日 売り切れました いつもありがとうございます。

|

« 2017年6月 | トップページ | 2017年8月 »