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中央精機 バロン F

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中央精機 Baron - F

某国のビジネスパートナーから思い出したように届く Baron という折り畳みカメラ・・・中央精機より1953年~1955年にかけてクロームシックス , RI , RII ,J の4種類を発売したようですが、朝日ソノラマの国産カメラ図鑑には社名がバロンカメラワークスと紹介されている…途中で何かあったのかもしれない。

 

さて、その中央精機によるバロンに関して、手元には 前述の 「 図鑑」 以外何も資料が無く、
あくまで自分の想像ですが、きっと戦時中はそこそこの製造設備と人材でもって軍需製品の製造に関わっておられたはず、戦後平和産業として
カメラなどの光学機器を手掛け我が国の復興の力になられたと思うと、しみじみします。

 

今回、ご紹介のバロン-Fは何というか、各方面のウェブをチェックするのですが記述に無く 正体不明状態・・・。

 

ただ、唯一いつもお世話になってる camerapedia には次のように記されていました、

 

The Baron-F was announced in the December 1955 or January 1956 issues of various Japanese magazines. It is said that it was a version of the Baron-J with a bright-frame finder and perhaps zone-focusing. The shutter was announced as an  NKS-FB(B, 1–300) with PC synch post. The Baron-F perhaps corresponds to the new model announced in the January 1956 advertisement cited above it seems that it was never sold.

 

バロン-Jの後継機でブライトフレーム付のファインダーとした機種で、開発されたものの発売されなかった・・とあります。

 

でも、現に記述内容該当の実物が手元にありますから、量産試作機なのかもしれない・・・はたして?

 

2017年 6月 4日 ただいま整備中、お時間をいただきます。
2017年 6月19日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2019年 2月 吉日 売り切れました ありがとうございます。

 

 

 

 

 

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