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ツァイス・イコン べべ

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Zeiss Ikon Bebe ベベ 


半年ぶりのご紹介かなぁ・・・チマチマしたまとめ方で 個人的にも文句なしに好きな機械ではあります・・・

Bebe:べべは
・・・かつて存在したカメラメーカーイカ:ICA(Internationale Camera Actiengesellschaft 、Ica AG)社によって発売されています。


ウェブ記事と手元の資料によると 1909年10月7日 に
ヒュッティヒ、ヴンシュ、カメラヴェルク・ドクトル・クリューゲナー、カール・ツァイス・パルモスバウが合併してICA(Internationale
Camera Actiengesellschaft 、Ica AG)となった。


これにより分散していた特許を集約でき、関わる従業員数も削減出来 生産性の合理化と、価格競争が緩和され、固定費が削減できるなど競争力を飛躍的に高めた・・とあります。


また、手元のZeiss Ikon のカタログによると、後日談としてエルネマン、コンテッサ、イカ 、ゲルツ
他を吸収して、1926年にツァイス・イコン(Zeiss・Ikon)社を設立た旨が紹介され、設立前の各社のカメラもツァイスブランドでカタログに載せられているものの製造は各社によっていたようです。

 



ご紹介の ツァイス・イコン ブランドのBebe も 6.5X9cmのガラス乾板規格の ICA 社により製造された折り畳みカメラではあるのです、商品サイクルの長い時代ですからICA ブランドのBebe 多く見かけます。 

 



当時のカタログと資料雑誌の受け売りですが・・レンズ取り付け構造をはじめシャッター機構の理想を形にしたツァイス・イコン Bebe は最高品質の金属部品と信頼性のシャッター、さらに完璧なツァイス レンズのテッサーを搭載・・・と紹介されています。 

 



きっと高級タイプの折り畳み小型カメラだったのでしょう。 さて、今と当時はフィルムの規格・感度に大きな違いがあり、ガラス乾板は引き伸ばしと言うより密着プリントが主流、名刺程度のサイズの絵を作るため・・・そういう時代です。 


ともかく、ほぼ90年前の時代、いまのフィルム規格とは異なります・・・「フィルムの無いカメラなんて何するんょ・・」
のお言葉もごもっとも、 コンパクトで軽量その上
押すだけでキレイに撮れてフィルム代もいらないデジカメは実用には充分なのですが、 便利さとは別の持つ楽しみ・・・というか品と質さらに優雅さを備えたアンティークとしての存在感は格別です。


また、当機にはガラス乾板用ホルダー2枚が付属します。 状態として、カメラ側の蛇腹にピンホールは無いように見えます、年代的に動かないのが多いので、しばらくお時間をいただきます、 動けばいいのですが・・・。

2017年 5月22日 ただいま整備中 しばらくお待ちください。
2017年 5月25日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2017年 6月18日 売り切れました ありがとうございます。

 

 

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