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山形機械工業製・・・Semi Oscon

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山形機械工業製 とされる セミ オスコン

手元の国産カメラ図鑑(朝日ソノラマ社 )によると・・・スポーツファインダー付き、自動巻止め。 しっかりした仕上げのボディ。 山形機械は日本光学の下請けをしていたメーカーである・・・と 記述されているのですが、レンズはToko ですょ・・・本当ですかねぇ? あのアサヒですからねぇ またよく調べもせずに記事にしているんだろう。


自分は 随分まえ・・折り畳みカメラが見向きもされない頃、某コレクター氏から Toko レンズを載せてるのは東京光学に何らかの繋がりがあるんゃで、と 何かのついでに話してもらった記憶がある。

念のためと思って、いつもの camerapedia によると次のように紹介されていました


Semi Oscon は、1953年と1954年に大沢商会によって配布された日本の4.5×6 フォーマットの折りたたみカメラです。 東京 機械学会所属の山形機械によって制作されたと言われています。


また、このカメラは、1953年頃にに大沢商会によって 東京工業大学( 東京光学のこと?)の Primoflex 、Topcon 35カメラと一緒に広告されたようなのですが、 この広告は、Semi Osconがこの会社によって作られたことをあいまいに示唆しており、山形は言及していないものの、「日本の光世界を代表する東京大学( 東京光学のこと?)の応用カメラ」などの記述もあったらしい・・。


最後に・・・これは明らかに意図的なものです。東京光学は評判の高い会社でしたが、山形機械は事実上知られていませんでした、とありますから・・どうなんだろう。

自分としても、実物を目にしたのは初めてで、シュー部の折畳みフレームファインダーに一目惚れ、久しぶりに 「欲しいぃぃ・・」と思って無理矢理というか拝みたおして入手したものです・・・はたして?

2017年 2月 1日 希少なのは間違いないようで、整備を検討中、また正体も気になります、お時間をいただきます。

2017年 6月 8日 整備完了、でも動きはそれなり、珍しいのは珍しいのですが・・・カメラキッズホームページにて販売中 XXXX円

2017年 6月16日 売り切れました ありがとうございます。

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