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アグファ カラート ゾリナー搭載

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ゾリナー搭載の・・・カラート初期型

 

アグファ社のカラートは当時の高級ブランドだったんだと、何かの雑誌で洗脳されていた自分は、フォールディングカメラ風のアグファカラートの存在を知るにつけ、それにしても、この当時既にラピッド方式が存在していた事に不思議な気がしていた。


雑誌記事、ウェブ記述などから推察するに、35㎜フィルムをダブルマガジン化した規格フィルムは戦前からあったのかもしれない、あのコダックが次世代新規格フィルムとしてインスタマチックの発表時に、アグファはラピッドという名前に直して発売したようです。


巻取り軸の無い送り込み式のダブルマガジンで巻き戻しも不要、撮影後のフィルム処理は既存のものが流用出来、ドイツらしいアイデアと思うのですが、新規格をコダックのインスタマチックと 競い合って負けてしまうのです。 


理由のひとつのフイルム 12枚撮りだけでは 実用としては いまひとつの気もするものの、既に確立されている規格フィルムを使うので、フィルム交換もワンタッチなので、コマ数を頼む方は フィルムを余分に用意すれば済むことですし 現像処理・ネガ整理など従来そのまま流用できますので、自分としてはラピッドに軍配を上げたのですが コダックに負けて消えていくことになってしまったのです・・・・絶対アグファは悔しかったでしょうねぇ。


勝者のコダックインスタマチックは それでは
残っているかというと フィルム生産も完了し、詰め替えも出来ないので 同じように消えていったようです。


話を戻して・・・高級機への展開を目指したカラートは見事な作り、自分としてはシンプル、オートが多いラピッドカメラの中では、特殊で
捨てがたいメカニックな魅力があると今でも思っています。

ただいま整備を検討中、コンパーシャッター付のラピッドですょ、動けばいいのですが はたして・・・。

2016年 8月 2日 整備中、もうしばらくお待ちください。
2016年   8月25日 各部整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2016年 8月27日 売り切れました いつもありがとうございます。

 

 

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