ペリフレックス I 型
コーフィールド ペリフレックス 1型
特徴のあるデザインの初期型・・・過日ご案内差し上げた記憶があるのですが、ブログ履歴に記録が無く・・・改めてのご案内、
潜水艦の潜望鏡:periscope (ペリスコープ)
のような昇降式のミラーを搭載したところからぺリフレックスと名付けられたようです、ウィキペディアによると、イギリス政府は軍用としてのライカがあの戦
争の影響で輸入がストップ、そこで軍需にこたえるため民間人が持っていたライカのボディが供出され、残ったライカレンズを活かすべく考えだされたのがペリ
フレックスである・・と、
本当ですかねぇ・・ぺリフレックス1型は1953年発売ですょ
雑誌記述を正しいとすると戦争は終わってると思うけど・・・ともかく個人主義思想国の方が、まして非常に高価だったライカを手放すとも思えませんが、 ある一部の政府の
お大臣か、政府関連組織の重役クラスの方々が仕方なく 提供された美談に尾ヒレがついたのではないかと自分は思うのです。
また、一説に設計者のコーフィールド氏は独自のアイデア・夢を形にするため趣味的にガレージ工房的にカメラ作りを始めた・・との説もありますから、諸説 ふくらまされているだけで まんざら嘘ではないと思いたい。
機構的にはボディ内部に前述の焦点板付き昇降式ミラーを内蔵そこに結像した画像をレンズで拡大してピントを見るのです。言い方を変えれば1眼レフと同じ考
え方です。ライカマウントですから、ミラーの邪魔にならなければ、全てのレンズでピント合わせが出来ることになります・・・
テレエルマーやキヤノン・ニコン等のレンズを通した実像が見れ、これは便利といいたいのですが、ミラーの大きさが大きさですから・・・見えるのは中心部だけ、しかも小さく左右反対ですから、決して実用的ではないのです。
当機は昇降ミラーを手動操作する1型です、フィルム巻上げと連動するわけではなく、手動セット式フォーカルプレーンシャッターとでもいいますか、不便きまわりない機械で、壊れている・・・と思いこまれないように お願い致しておきます。
右上写真の2型
以降の後継機は巻上げと連動する自動昇降ミラーとなっています。 初期型と比べ非常に便利な機能ではあるのですが、見え方が変るわけではありません、シャッター機構も低速ではスローギアが無く、力を溜める事ができません、例えが変ですがレン
ズシャッター式ハッセルのバックシャッター同様にそれなりのコツがいります、慣れてしまえば「どぅ・・」という事はないのですが・・・。
スペック的に低くとも 初期型はデザイン的な事もあるのでしょうか 妙に根強い人気があります。
2016年 6月25日 ただいま整備中、完成後各機能動作確認 ホームページ掲載予定。
2016年 6月26日 整備後一日寝かし動作確認完了 カメラキッズホームぺージにて販売中 XXXXX円
2016年 6月27日 売り切れました いつも ありがとうございます。
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