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リプカ ローロップ

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ローロップ

『ローロップって、ドイツ製・・』そんな、おずおずとした話から 『これは手動のほうやなぁ・・このあとオートマットが出るんやけど、もひとっ調子がなぁ いま、ひとつなんゃから・・』と年長コレクターが記憶を探るように口上が始まる。

話によると 西ドイツのリプカ(LIPCA)社の製品で、当初は板金ボディ(リコーフレックスのような)のフレクソラという機種を発売し、ダイキャストボディの機種をローロップと名付けられた様です、 ふむふむ・・名前ほどローライを真似たわけでもないようで、意識して違ったまとめ方を選ばれたような気がする。

ローロップ I 、ローロップ II そして前述のローロップ automatic と展開、1962年以降の記録が無いようですから、撤退されたのかもしれません、未確認で間違いはご容赦。
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ローロップ II は右写真のように巻き上げがレバーになっています、便利そうに思うの ですが、コレクター氏は 「ちょっと 貧弱でなぁ、ノブでエエのになぁ・・」というから ソウなのでしょう。

ウェブ上の検索ではレバー式として紹介されている記述と写真が眼につきますから、デザイン的にレバー式が最新機とされた時代だったのだと思われ、営業的なまとめ方を優先されたのかもしれない。


カメラキッズでもかなり前ですが II 型と automatic をご紹介した気がします、レンズは 定評のある Enna 社のテッサー型エナゴン75㎜3.5を載せています・・・


ノブ巻き上げのローロップ I 型・・・はたして、

 

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