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コダック ステレオカメラ

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コダック ステレオカメラ

手元の資料雑誌によると・・・1950年頃ヨーロッパを中心にステレオカメラが流行します、各メーカの思い思いの規格と工夫で市場を競い合うなか、米国ミルウォーキーの
ディビッドホワイト社が35mmフィルムを使ったステレオカメラ:リアリストを市場に出し、これまで複雑になりがちだったステレオカメラの露出・距離関係をスッキリとまとめ人気を得ます。

独自規格の23mmx24mmもリアリストサイズとして定着し、他社も同規格を採用しステレオカメラの人気定番となり、欧米では いまでも一部のファンの方に大切にされ活躍しています。

でも我国では…今となってはスライドフィルムでは専用フォーマットのマウントもすでに生産中止、ステレオビュワーの入手も大変、何が何でも・・の方はネガ撮りしスキャナーで取り込みプリント後、裸眼立体視を練習する事でステレオ写真を楽しめるはず ではあるのでが・・・。

一台のカメラで2コマ同時に撮影するためにフィルムを無駄なく使うための工夫がされているらしいのです、それは・・・

 

8871前述のディビッドホワイト社によるまとめかたで・・・正方形に近いフォーマットを作り、撮影後にフィルムを2コマ分送ることで、左のイメージ図のように、3コマごとに左右の画像が記録されるので、ほとんどロスなくフィルムを使えます。

 

スペック的には B.25.50.100.200のシャッターに35㎜3.5の Anaston Lens ですので今の好感度フィルムには力不足ではあるのですが、存在感に説得力があり、実用ばかりが絶対とも思えなくなるこの頃ではあるのです。

 

2016年 3月22日 動作確認を済ませました、もうしばらくお待ちください。
2016年 3月22日 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2018年12月 吉日 売り切れました ありがとうございます。

 

 

 

 

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