ライカ I f レッド シンクロ
ライカ I f レッド シンクロ。
ライカ I f は、ライカ I c と交代したモデルである。1952年から市場に現れ、つぎのモデルの I g 型が登場する1957年まで生産が継続していた。 製造期間は6年間にわたっている。写真のように光学系を省略したモデルである。
ライツは、M型になっても、すぐには光学系を省略したMタイプを作らなく、とりあえず I f で対応して、その後 I g 型を供給している。 そのためか、特殊なモデルにもかかわらず、製造台数は16.974台と、この種のモデルとしては製造台数の多い方である。
ファインダーをセットするとノーマルタイプのライカと同じようになる、距離計測も慣れてくると目測で十分なので距離計の必要はなくなる。 余計なものがな
いので、むしろ軽快に使用できる。 I f 型は、使いようによっては楽しめるカメラになる。【中村信一: 新バルナック型ライカのすべて より抜粋】
氏のご説明通り生産台数は多いのですが、円熟期のライツによる特殊系は、美しさと
希少性に好事家が放さないのでしょう・・・意外とキレイな I f
はあまり見かけません。
ライカ I f は III f と同じく2種類のシャッターがあり B.30.4 0.60.100.200.500
の前期型・・これは前モデルのIII c
と同じで、コンタクトナンバーが黒文字のためブラックシンクロよ呼ばれ、 一方後期型はB.25.50.75.100.200.500.となり、区別のた
めでしょうかコンタクトナンバーが赤文字印刷されたのでI f レッドシンクロと呼ばれています・・・当機は前述の後期型 I f レッドシンクロ。
ライカといっても写真記録のため量産された機械ではあるのです、ごもっともではあるのですが、見事な機械加工と仕上げの見事さは・・・カメラの域を越えて芸術品とまで持ち上げられた時代もあったのです・・・アクセサリーもトータルで提供されシステムカメラの世界を作り上げ世界中に広める偉業を成し遂げたのです。
2015年10月24日 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2015年10月29日 売り切れました ありがとうございます。
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