ミランダ D2 + Kソリゴール 5cm1.9
ミランダ D2 + K(kowa) ソリゴール 5cm1.9
ミランダの前身であるオリオン精機製は、国産初の35mm判ペンタプリズム付きフォーカルプレーンシャッター一眼レフのフェニックスを設計からわずか半年
で開発しまとめあげた事で有名ですね。シャッター部品や裏蓋を他社から供給してもらいコンパクトにまとめる才能と言うか技術力があったのでしょう、幻のズ
ノー一眼のボディに関わったとも言われますから、そういう時期もあったのかもしれません。
フェニックスという名前がドイツの商標登録に触れミランダに改名、その1号機といわれるミランダTが宗谷丸の南極観測隊員によって使用され故障することなく任務を果たしています。 あの宗谷丸は中古船を改造小さ
な砕氷船で、南極までたどり着くだけで奇跡といわれ、探検隊の南極活動の記録目的のため、黎明期の一眼レフへのミランダの意気込みは凄かったのでしょう、油断していた自分は胸と目頭が熱くなった。
ともかく、その後ミランダは1/1000やクイックリターン機構を組み込み、A.B.C.D・・・と矢継ぎ早に展開、当機はそのD型の輸出専用機とされて
います、これまでの一連のボディが12角形だったのが流線型に変わり、ファインダーの違いによってミランダD2/DRと呼ばれています・・・1960年代
当初の事。
表面のメッキ仕上げもテカテカ感から「ハーッ」と息を吹きかけたような艶消しになり、ミランダの中でキレイでクラシックな姿をしていると、自分個人として
思っているのです。 この時期のミランダは絞り連動は時期尚早と判断されたのでしょう、機構的にはクイックリターンミラーを備えたレンジファインダー機
で、シャッター音もシンプルなところが、クラシックファンにはエクボに見えるようです。
2015年 7月 4日 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2015年 7月17日 売り切れました いつもありがとうございます。
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