ドリナ 距離計内蔵連動 後期型
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ドリナ 距離計内蔵連動 後期型
ドイツの Certo 社・・・やはりドイツっぽくチェルトかツェルトと読むのでしょうか?
チマチマとしたメカ満艦飾で小さな機械は文句なしに好きな性格が一人歩きして、アレコレと雑誌に感化され集めた中で、ドリナは未完成な魅力とでも言うのか、設計者の試行錯誤が形になっているようで、機械機械したパーツの組み合わせの妙が自分にはたまらない魅力で、実用にはさほど便利とは思えないところが、使いこなす楽しみなのかも知れません。
ピント合わせやレリーズ位置などに進化の跡があるようで、当機はレンズパネル全体がボディ横のダイヤルを回すことで距離計と連動して前後する機構です。 前期型は軍艦上部に距離ダイヤルを配置していたのですが、ボディカラーをクローム仕上げに、距離ダイヤルノブ位置を前述に変更してまとめています。
ともかく、当距離計連動式ドリナの特徴はベッド式折畳み中判機のようにボディの距離ノブと連動してレンズ全体が移動しますから、基本的には前玉回転式の発想ではなく、開発当初から当然距離計連動とするのだ・・・の考えがあったと思われます。
折畳みで距離計連動というのは珍しくはないのですが、前蓋部が距離レールとなった35mm判折畳みカメラは、そうあるものではありません。 固定鏡胴が定着する前
のこの時期だけに存在出来た、アンティークな雰囲気を持つ折畳み式35mmカメラは探すと意外と見つかりません、古風でメカニックな機械をお探しの方には
魅力的ではないかと・・・・。
レンズは 名門ツァイス社のTessar 5 cm 2.8 をT.B.1.2.5.10.25.50.100.250
のシャッターにマウントして載せています。
撮り流す写真は実用本位のデジカメをお使いいただくとして、 実用
も可能かと思われる50年の時を経た機械の操作を楽しむのも捨てがたいと思いませんか・・・、
2014年 4月13日 ただいま整備中、もうしばらくお待ち下さい。
2014年 4月18日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX
2014年 5月 7日 売り切れました、いつもありがとうございます。
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