ローライ マジックⅡ
ローライマジック Ⅱ
プログラム自動露出を実現し、操作を容易にしたローライ マジック は1960年に二眼レフ初のプログラムAEを搭載したAE専用モデルとして発表され、1962年マニュアル露出機構を追加し発表されたのがRollei Magic2(シリアルno.2535000~no.2547600で、
12600台)である。【Rollei TLR Collector’s Guide: Ian Parker 著参考】
凝り性のローライの事ですから、沢山の試作モデルを考えたとも思うし、1959年に発売になってるリコーオート66も検討した筈・・・で、外観的に他のローライと圧倒的に異なっているのは、リコー風のカメラフロント部分を覆っているレンズ回りのセレン受光部周りと、従来のピントノブによるレンズボードをくり出すのではなく、レンズを回転させることでピントを合わせとした設計は、ローライの面子にかけてもリコーのデッドコピーと言われるのを何としても避けたかったからではないか・・・と個人的には思っているのです。
マニュアルが可能となったといっても基本的にはオート仕様とご理解願います、コード/フレックス流の操作ではなく、ダイヤル操作でシャッター速度を合わせた後、ダイヤル中央部のボタンを押しながら絞りを合わせるので、当時としてはかなり変に思ったのでしょう、従来機を見慣れたローライフレックス・ローライコードユーザーにはあまり人気がなかったようで生産台数も少ない・・と言われるのも 「ごもっとも」でしょう。
今回入手のローライマッジックⅡは目立つスレも無く、年代にしてはいい状態で残っています、経年のネバリなど気になります。 念のため整備/動作確認後カメラキッズホームページにて販売予定。
2015年 4月27日 ただいま整備中 しばらくお待ち下さい。
2015年 5月 1日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2015年 5月 2日 売り切れました いつもありがとうございます。
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