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戦前のミノルタ・・・オート セミ

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ミノルタ オート セミ

あの戦争前の国産カメラ・・・いい時代だったのだと思います、大英帝国による富裕層ご用達 超高級手作り木製カメラをドイツは板金による量産化で大成功・・・我が国はその後を手本として追いかけるだけで よかったのです。

オート セミ なんて近代的なネーミングではあるのですが、裏窓式のフィルム送りの時代に
フィルム巻き上げ自動ストップ機構搭載という事でオート セミ、さらに距離調整に連動する距離計と視野枠をひとつにまとめた一眼式距離計連動機として登場したのです・・・1937年(昭和12年)の事。

頼りの camerapedia によると一眼式連動距離計を持つ数少ない日本製スプリングカメラとされ、レンズは旭光学製 3群4枚のプロマー75mmF3.5、シャッターは1/400の高速が可能な自社製クラウンラピッドが採用され、デッケル社のコンパーシャッターが載せられたものもある・・・とされています。【 camerpedia 参照】

正直・・・自分もオート セミ を手にするのは初めてで、戦前とは思えないキレイな状態に何故かワクワクしている。 下世話になりますが高かったんだろうなぁ・・。 

年代なりのネバリなど気になる箇所もあり、念のため修理のオジさんに無理をお願いしようと思っています・・・しばらくお待ち下さい。

2015年 2月24日 ただいま整備中、もうしばらくお時間をいただきます。
2015年 3月 1日 整備完了 カメラキッズホ-ムページにて販売中 XXXXX円

2015年 3月17日 売り切れました ありがとうございます。

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ニコン ミクロン5X15 9.5°

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ニコン ミクロン5X15 9.5°

小型双眼鏡ながら、ポロプリズムを使用し、シルバーメタリックのメカニックな外観から、
こだわりのファンが多いといわれる双眼鏡・・・この「5×15」という仕様は、今ではニコンのラインナップにはなく、双眼鏡のなかでも あまり見かけない9.5°という広い視野が見渡せるとのことで、お探しの方も多ところから、前述のように言われるのかもしれません。


余談になりますが、自分が何も知らない若造の頃、耳にタコが出来るほどよく聞かされた・・・あの終戦で軍需産業から平和産業光学メーカーとなって民需へと転換した日本光学が真っ先に取り上げた製品は、何といっても軍需からの転換可能な双眼鏡が一番で、これら妥協の無い製品が認められニコンの基礎となったんゃ・・・・と。

資料によると昭和32年当時で5×15、6×15、7×15、6×18(ダハタイプ)、6×30(CF)、6×30(トロピカル)、7×35、8×30(CF)、8×35、9×35、7×50(CF)、7×50(IF)、7×50(トロピカル)、8×50とあります。

また、昭和34年末にはミクロンブランドからニコンブランドとなるも、一部のコンパクトモデルはミクロンを踏襲されていたらしい・・・全てのミクロン型がなくなると不思議なもので、ユーザーから背中を押されるようにして、1997年に6×15(CF)が光学系も新設計されたリメイクモデルが登場し今日に至っているのです。


余談はコレでおしまい・・・当双眼鏡の状態として、小ボコリ・軽いクモリなど一部に見られます、念のためクリーニング中・・・キレイになればいいのですが。

手のひらに隠れる、この小ささ・・・一つは持っていたい。

2015年 2月 7日 ただいまクリーニング中、完成後カメラキッズホームページにて販売予定。

2015年 2月24日 クリーニング完了、カメラキッズホームページにて販売中 XXXX円
2015年 2月24日 売り切れました いつもありがとうございます。

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