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ライカ テリート 280mm4.8 + 正像ビゾ

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ライカ テリート 280mm4.8 + 正像ビゾ

10年は過ぎると思うのですが、外国コレクターの某氏邸によせて頂ける機会があり、お邪魔した氏のコレクタルームにガンストック加工されたビゾ付テリート280mmがいい雰囲気で飾られていた・・「 good shape isn't it ...I've seen similar one in Jim Lager'Book 」に「Correct that it...I bought this from him...」と嬉しそうに説明して頂いた。 あのジェームス・ラガーが本に載せるくらいだから相当な値段だとは思うのですが、ご本人は「大人のオモチャさっ・・」 と軽く流すところはカッコよく、自分も出来ればそうなりたいと思ったものです。

感化されたのでしょうね・・・ミリタリー好きの性格から、レンズ一式を揃えて自分で加工して安くあげようとセコい考えも、意外と複雑で費用もかかり途中で挫折、「そのままが一番使いやすいんゃ・・何を考えとんゃ」 のお言葉をいただく事になったのです。

さて、このレンズについて中川一夫氏は・・・カナダ・ライツ社から、TELYT 280mm f 4.8 (11902-N) が発売された。このレンズはTELYT 400mm f 5 と同じ三脚とVISOFLEX 取り付け枠が付き、2段引き出し式のレンズフードを備えて、その先端から基部までの直径が同一寸法の太く重い、このレンズの最近接撮影距離は4mで、愛想 のない黒いレンズであった。

新TELYT 280mm f 4.8はこのレンズから m,feet 併記式を採用している。VISOFLEX I 型用のスクリューマウント付きでレンズ構成は4群4枚となり、外観でも、がらりと姿を変えて足細の格好のよい大幅に軽いレンズに変身した。  【 ライカ物語 中川一夫著 抜粋 】

さて、その新テリートはコンパクトでスタイリッシュにはなったのですが最短は6mと長くなりました。 レンジファインダー機としての性格の強いライカは、当時においては近接にはあまりこだわらず、レンズの描写力、性能を優先したのだと思います。

根強い人気はその凄すぎるところにあるのでしょう、価格的にも手軽にお楽しみいただける価格を予定しております。 レンジファインダー機を無理やり一眼にするような複雑かつ不便で人前では使いたいような使いたくないような、嬉し恥し・・の気持ちの機材もいいものです。

2014年11月 1日 もうしばらく お時間をいただきます。
2014年11月 2日 お待たせしました カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2014年11月 7日 売り切れました ありがとうございます。

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