マミヤ 16スーパー
マミヤ 16スーパー
ミニカメラなんて、フィルムは無い・写りもそれなり、メカというほどのものでは・・・といわれながら、でもマミヤ 16スーパー系は・・・人が何と言おうが俺はコレが好き・・・と、ミノックスが斜陽化するなかでも、不思議な人気があるようです。
マミヤは写真家兼発明家の間宮精一氏により1940年に起業、独自の設計思想を形にされ、伝説的なマミヤシックスや本格的な16mmのサブミニチュアカメラ、二眼レフなど、独創性のある製品で有名です。
写真家兼発明家の間宮精一氏 ならではの切り口から「ミニカメラを作ろう・・」とまとめあげたマミヤ16スーパーの案内です。
さて、この16スーパーはサブミニチュアとしてはめずらしくシャッターが B.2.5.10.25.50.100.200 と低速を充実させた構造で、距離・絞りも使えるいわゆるフルマニュアル機で、チマチマしたメカとマッチ箱のような無骨な姿が自分には魅力で飽きるまで集めた・・・。
パーフォレーションなしの16mm フィルム使用なので、好きなフィルムを16mm 幅にカットすれば自製出来、自家現像を基本として、今なら現像後スキャナーで取り込んで・・その後は思いおもいに楽しめます、
画質は・・・とヤボは言わないで・・50年は昔の製品で、フレームファインダーのサブミニチュアとしては異例の∞から30cmまでの撮影範囲があるものの、パララックスなどあるでしょうから・・まぁ それなりの絵作りが出来る話だという事にしておきます、
少し脱線しますが、フジフィルムからミニコピーというフィルムが出でいた頃、自分はそのミニコピーを16mmにカットし、ASA(ISOの事)8で撮影し、フェニドンと無水亜硫酸ソーダ―だけのPOTA処方で現像すると、高コントラストのフィルムが 一般フィルム並みの階調で極超微粒子のネガが出来る・・・16mmから手札サイズに引き伸ばしても、粒子が気にならない、そんなことも出来たのですょ。
話をもどして、スペック的には前述通りの絞り・シャッターを備えた、いわゆるフルマニュアル機で、実用ともかくオモチャ的に巻上げ、シャッター、絞り、フィルター出し入れとギミック的な操作を楽しめるのと、やはりマミヤならではの無骨でコンパクトというのが人気を支えているのでしょう。
撮り流す写真はデジタルに任せるとして、実用も可能と思われる機械仕掛けの小さなフィルムカメラ操作の捨てがたい良さを再発見いただけます、 時代を経たクラシックなカメラには人の心に沁み込む過去と物語があります・・・手間のかかるクラカメの楽しさを是非。
2014年 9月 8日 ただいま整備中、もうしばらくお時間をいただきます。
2014年 9月 8日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2014年10月 7日 売り切れました ありがとうございます。
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