ペンティ
ペンタコン ペンティ
ペンティ II はアグファによる Schnell Lade System (SL式)、我国ではラピッド式と呼ばれる新規格のフィルム用のハーフサイズカメラとして1961年に登場、いつも頼りの情報もとの camerapedia によると 1958年から1977年にかけて相当量が製造されたと紹介されています。
当初は Orix の名で販売され その後 1964年にペンタコンが設立されるによって Penti (ペンティ) と改めています。 ペンティ II の登場後 以前のモデルは初期型(0型)、I 型と呼ばれるのですが、基本設計が良く出来ていたのでしょう、大きな設計変更をする事無く、露出計付きのものと搭載されるレンズや仕上げによるバリエー ションが出来たと紹介されています。 | ![]() |
さて、初期型ペンティは曲線でまとめられた可愛いデザインだったのですが、その後
ペンティはシャッター、絞りと距離操作の利便性のため操作レバーをプラスし、レンズが大きく張り出したこととあわせて、角ばったフォルムに変化したものを
I 型と呼び、さらにそれにセレン露出計を組み込み II
型と呼ばれているようです。 仕上げでバリエーションがかなりあるようですから、ご興味をお持ちの方はその方面をお調べ頂ければと思います。
機能的にはアルミシートプレスボディーにメイヤー・ドミプラン30mmF3.5 をB.30.60.125
の4速シャッターにマウントして載せ、巻上げはプランジャーと呼ばれる突き出た棒を押し込むことで巻き上げとシャッターチャージとフィルムカウンターセッ
トが完了します。
状態として、外観アルミ部にスレあり、黒ペイントエッジ部に塗装落ちあります、反射角度などで目立ちます、一度気付くと「 そこ
」ばかりが気になるものです。 見た目 外観にこだわる方には不向きな状態です、しかし さほど使用されずに保管されたと思われ、全体としては
いいほうだと思います。 また当機には専用マガジンが2個付属します、通常の35mmフィルムを詰め替えることで撮影が可能、露出条件さえ叶えば絵作りを
楽しめます。
念のためシャッター修理整備・レンズクリーニングを検討中、もう少しだけお待ち下さい。
2014年 7月15日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2014年 7月15日 売り切れました いつもありがとうございます。
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