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エンサイン ミゼット MIDGET

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エンサイン ミゼット

ミゼット・・・オート三輪ではありませんぞ、あのイギリスのエンサインがコダックのべス単:ベスト・ポケット・コダック に対抗するように小さな折り畳みカメラを発売しているのです。 MIDGET:チビ・・・なんて小バカにしたような名前ではあるのですが、4本ストラットの折りたたみ式、折り畳み枠ファインダーと収納式の反射ファインダーを備えているのです。

SMALLとLARGRの分かりやすい丸穴式絞りとT.B.25.50.100 の3速シャッターを備え、マニア的にも充分楽しめたと思われます。フィルムはエンサインオリジナル規格のE.10サイズのLUKOS フィルムを使うのですが、輸出先のアメリカ市場でもかなりの人気が出たようで、あのコダックがエンサイン規格のE.10サイズフィルムを渋々発売したようです。

今となっては、実用を考えるとフィルムどころかスプールから手作りしないとダメで、それなりの覚悟で臨まないと挫折しそう・・・。 「フィルムの無いカメラなんて何すんのょ」って よく言われるのですが、写真を撮るだけなら実用本位のスマホやデジカメで取り流せば充分ではあるのですが、時代の付いた機械の存在感は捨てがたく得がたい魅力があり ご興味をお持ちの方には やはり特別です。

何と言っても100年前の機械です、シャッターに少し固着があり、念のためただいま整備中、もうしばらくお時間をいただきます。 今回、ビジネスパートナーの好意で当時のフィルム(未開封箱入り)をセットで入手する事が出来ました、コレクターの方々には魅力ではないかと・・・。

2014年 1月 6日 整備中、しばらくお待ち下さい。
2014年 2月12日 破損部の代替パーツが無く修理不能、非力で・・ごめんなさい。

 

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ディアックス Ia

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ディアックス Diax Ia

コンパクトカメラとして馴染みのないというか、ほとんど無名に近いのですが、自分はチマチマとして多機能満艦飾な機械機械したトランジスタグラマーカメラは理屈抜きに好きで、探し集めて過去に二度ほどホームページにて掲載したことがあります。 デアックス社はあの戦後1950年当初には姉妹機を含む初期型を完成させていますから、軍需などで ある程度の製造ノウハウを得ていたのでしょう。

パトローネ入りの35mmフィルムの普及につれ35mmカメラの需要が高まる中、知名度のないメーカーは、セールスポイントとなる特徴を形にまとめるしか術が無かったのでしょう。 ディアックス Ia はコンパクトでありながら、レンズ交換が可能・・35mm、50mmと90mmあたりのレンズが用意され、各焦点距離専用のファインダーがボディに内蔵されているのです・・・つまりファインダーが3ッあるのです。

35mm用、50mm用そして85ー90mm用が用意され、それぞれ色付けされたファインダーガラスで識別出来るなど、気配りも忘れていません。 ワイドカメラブームが起こる前の時代、35mmの光学ファインダーの付いたコンパクトカメラがほとんど無いにちかく、ライカやコンタックスの超高価な広角に憧れながらも、お大臣様は別として、 趣味写真のカメラマンには魅力だっただろうと思います。

きっと、機械好きの方にとって ご興味を惹かれるはず・・・念のため、ただいま整備中 もうしばらくお待ち下さい。

2014年 1月 6日 ただいま整備中、完成後カメラキッズホームページにて販売予定。
2014年 1月 6日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円 
2014年 3月 7日 売り切れました いつもありがとうございます。

 

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ベルトラム プレスカメラ

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ベルトラム プレスカメラ

BERTRAM をベルトラムと読むのだ・・・と先輩コレクターから教えられ、先入感を刷り込まれた自分は、いつもの英国某ビジネスパートナーから早口オファーでバートラムプレスと聞かされ、 バートラムって何ょ・・と不得要領な説明にボヤけども、某氏は一方的に話し続け・・・don't you know BEWI exposure meter which made BERTRAM・・・と言われて、バートラムってベルトラムの事だったんだと気付き、これは珍しい・・・と自分でも不思議なくらい態度が変わる。

そんなこんなで入手したベルトラムです、カメラキッズでもベルトラムの露出計は何度かご紹介していますので、ご記憶の方もいらっしゃるかも知れません。 ベルトラムの歴史は古く1900年当初には露出計算ルーペ、セレン式露出計やシャッターなどを手懸けていたようです。

かなり凝り性な性格だったのでしょう、趣味写真用というよりは学術研究のためのアカデミックな計測機器のイメージが強く、ベルトラム一流のデザインも捨てがたく、自分としても実用ともかく保存露出計として密かにコレクションしているのです。

話が脱線気味・・・そのベルトラムが1951年から1954年にかけて発売したプレスカメラが当機です。 レンズ交換可能、距離計連動式、69と66フォーマットが利用出来、またウェブ上の記述によると35ミリメートルのフィルムにも・・・のような記述があるのですが、35mmフィルムバックなのか正体不明で、自分ソレらしきものを見た事が無く、念のためお借りしたベルトラムの説明書にもありませんから、計画があったかもしれませんが、意味が無いような気もしますし・・・よく分かりません。

今回はアクセサリーとベルトラムのロゴ入りバッグがセットになります、年代を考えますとかなりキレイな状態で残っていると思います。 念のため諸動作を整備中、もうしばらくお待ち下さい。

2014年 1月 4日 ただいま整備中 もうしばらくお待ち下さい。

2014年 1月 5日 整備完了、カメラキッズホームページにて販売中 XXXXXX円

2014年 1月 7日 売り切れました、いつも ありがとうございます。

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