クラシック露出計
クラシック露出計
写真の黎明期・・・ラチチュード(露光許容範囲)の狭い銀塩フィルムでは、適正露出はもちろんですが、作画意図に合わせた絵作りに露出計はは欠かせない存在だったのでしょう。
それぞれの時代によって機械、感光材料の感度・感色特性などの変化に合わせるように、それは さまざまなアイデアと光学電子技術が試されカットアンドトライが形となって残っていったのです。
自動露出、自動焦点、自動色調補正のデジカメ世代の方には「露出計・・・何ソレ・・」の一言かと思っていたのですが、 「学術的で、存在感があるねぇ・・懐古的な雰囲気は今のSF映画に使えそうゃ・・・」 と以外な反応に、油断していた自分は涙が出そうになった。
前述通り時代も変わり、決して実用になるものではありませんが、実用・便利ばかりに囲まれる中にあって、『 思い・・ 』というのでしょうか、忘れたくない懐かしさも大切ではないかと。 便利なものを作るよりも必要なものを作る方が大事と思うこの頃・・・。
ある方のお言葉に、古いものが 生まれ変わって 古くなくなる ・・・そうありたいと願って修理のオジさんに無理をお願い中。
2013年 8月30日 整備を検討中、しばらくお時間をいただきます。
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