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GLANZ 7X40 MicroT-M

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GLANZ 7X40 MicroT-M

 

グランツ 7X40・・・って単眼鏡? と思われる方がほとんどかもしれませんが・・・団塊世代以前の方はご存知だったかもしれません、 趣味写真として一眼レフが普及しかけた頃、国産有名一眼専用の自動絞り連動レンズはカメラ以上の価格のものが多く、親のスネかじりの自分には手が届く筈も無く、さりとて親の期待に添えるデキのいい子でもなく、憧れの望遠レンズは社外製と決め、カタログとカメラ雑誌の広告を見比べてはため息・・・だった記憶がある。

 

望遠だったら100mmより200mmさらに300mmと長ければいいと、あの頃は信じていたようで、ケンコーフィルターのカタログで偶然見つけたプリズムマン5とプリズムマン7という名前(間違いは ご容赦)のレンズの前にねじ込む事で50mmが350mmとして使えるのです・・・値段も安い、これなら親も許すに違いない・・・と勝手に決め 狂喜したのです。

 

小遣いを貯めて買おうとした時は生産完了、在庫も無くなってショックだった、今回、40年の時を経て某国のビジネスパートナーより まさかのオファー・・・GLANZとドイツっぽいロゴですが日本製、ケンコー製のOEMの様な気がします。 

 

いま改めて見ると、ポロプリズム式のテレコンバーターで、ダハプリズムのようなスマートさはありませんが、金属製のボディに手の込んだレザー仕上げに、あの頃のモノ作りの良心があるような気がするのは、自分だけではないのだ・・・と思いたいのです。

 

念のため、各部整備清掃後販売予定、もうしばらくお待ち下さい。

 

2013年 6月19日 ただいま整備中、もうしばらくお待ち下さい。
2013年 7月13日 整備完了、カメラキッズホームページにて販売中 XXXX円。

2013年 7月15日 売り切れました ありがとうございます。

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東郷堂 トヨカ 35 輸出専用機 HULDA 35

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輸出専用機 HULDA 35

久しぶりの入荷・・・横型35mm二眼レフとして有名なトヨカ35の輸出専用機HULDA 35です、一眼レフが市場に出回り始めた1950年中頃、レフレックスファインダーをレンズの横に載せ、当時の一眼レフの欠点ブラックアウトの無い長所を売込もうとでもしたのかもしれません。

カメラを手にして、いまさらの大きさと重量に圧倒される、中判カメラなみの迫力と押出しのきく面構え、あの時期だけに存在できたデザイン、いま眺めても、良くまとめ上げたなぁ・・と感心するというか、ゴリ押しというのか・・・きっと設計者の夢だったのでしょう。

ドイツがカメラ産業を面として完成させ市場を独占していた頃ですから、我が後発の敗戦国はデザインと低価格などの点とした特徴で市場に食い込むしか手段が無かったのだろう・・・と今は思えるのです。

当時としても独創的機構として話題になったのではないかと・・・思いたい。

念のため整備完了後にカメラキッズホームページにて販売予定。

2013年 6月 1日 ただいま整備中、もうしばらくお待ち下さい。
2013年 6月 3日 整備完了、カメラキッズホームページにて販売中 XXXXXX円
2013年10月21日  売り切れました ありがとうございました。

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