エミール・ブッシュ 折り畳みカメラ
エミール・ブッシュ 折り畳みカメラ
一時期焦点距離によっては120万円とも言われた超高級軟焦点レンズ ニコラ・ペルシャイド の Emil Busch (エミール・ブッシュ)社のカメラを入手する事となり、モデル名を調べようと思ってウェブサイトと資料雑誌総当りで調べども、記事のほとんどが前述のレンズ記事一辺倒、 おまけにサイト記事はお持ちの方が衒うばかりで、稀にカメラの写真があってもコピペが多く意味なさず、総合メーカーとして紹介され、レンズはかなりの紹介記事があるのに、何故カメラは紹介されないのでしょうか・・・納得出来ない。
おそらく、全木製から全金属製カメラへの端境期・・・1900~1920年頃だと勝手に思っているのですが、フィルムもガラス乾板からロールフィルムへとドラスティックに変化する頃に、前述のガラス乾板とロールフィルムの両方に対応した、つまりプレスカメラのように特別なロールホルダーを取り付けなくとも、基本はロールフィルム式としながらも、圧板部にピントグラスが工夫されガラス乾板を取り付ける事が出来るのです。
ほぼ100年前の時代、いまのフィルム規格とは異なります・・・「フィルムの無いカメラなんて何するんょ・・」 のお言葉もごもっとも、 コンパクトで軽量その上 押すだけでキレイに撮れてフィルム代もいらないデジカメは実用には充分なのですが、 便利さとは別の持つ楽しみ・・・というか品と質さらに優雅さを備えたアンティークとしての存在感は格別です。
自分ごとで恐縮ですが、 往年の俳優スティーヴ・マックィーンがある映画の中で、「どうして古いものばかり集めるの・・・?」 に対して「いまは、ロクなものがないから・・」 と寂しそうに呟くシ-ンがあって、その頃はオツさんの懐古趣味と軽く流したのですが、いまは本当にそう云う事なんだ・・・と思う。
さて、前述のエミール・ブッシュによるカメラの話は別の機会として、ダイヤルシャッターに載せたアンティークなレンズデザインも捨てがたく、修理のオジさんに無理をお願いしたところ「ベルクハイルみたいゃけど違うなぁ・・・エミール・ブッシュってレンズのメーカーやったと思うけど・・」って返事で、カメラはレンズほど有名ではなかったようで、もしかしたらレアな機械かも?。
2013年3月21日 ただいま整備中 完成後ホームページにて販売予定。
2013年4月 2日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円。
2016年7月 8日 売り切れました ありがとうございます。
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