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ロードマット

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ロードマット

LORDOMAT:ロードマット ・・・どことなくアメリカっぽい響きがありますが、ドイツ・ライツ社と同郷ウェツラー地方のレンドルフ社の製品です、過去にカメラキッズホ-ムページで掲載した事があるのですが、フォトブランカには初登場、さてロードマットとは・・・。

 

WETZLAR(ウェツラー)といってもライカと関係無いのですが、何故かカメラ雑誌などに時々登場しますからご存知の方も多く、ボディにWETZLAR のロゴが誇らしく刻印され・・・惹かれるところです。

手元の資料では姉妹機も多く当時流行の左右対称型スタンダード機にビハインドレンズシャッターを載せレンズ全群交換式・・そう、オリンパス エースみたい。 多機能を求め交換レンズ用にビューファインダー、パララックス補正も必要と言うわけで手動補正、距離計は当然・・・さらに露出計を組込み、これでもか・・・の建増し設計。

初期の端整な姿はどこへやら、機能を載せるにつれファインダーやノブが増え大型化していくのですが、このゴテゴテ感というかメカ満艦飾のプロトタイプ然としたところがカメラの存在感で・・・・後日、技術革新・人間工学や材質革命の名のもとに、軽量樹脂で形良くスッキリと手際よくまとめられ、面白味のない使い勝手のいいカメラになって行く・・・のとは別の切り口から、 ハンドメイド的、かつ時代の付いた・・扱いにくいカメラで絵作りするのもいいものです。 

AF・AE・自動巻上げの近代カメラに慣れた方にはどうかと思いますが、機械好きの方には・・・オススメです。

レンズはロードナー LORDONAR 50mm2.8 ・・どんな絵作りが出来るのでしょうか。

2013年3月30日 ただいま整備中、もうしばらくお待ち下さい。
2013年3月31日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2013年4月  1日 売り切れました いつもありがとうございます。 

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エルマー 5cm3.5 DOOGS ②

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ライツ製 エルマー 5cm3.5 DOOGS ②

引伸ばしを前提に設計されたライカは、レンズの近くのネガを拡大投影する目的に適したエルマー5cm 3.5 に、露光スケールを取付け引伸し仕様の VAROB VALAU VALLO として発売したことは各誌にて上梓され、ご存知の通りです。

戦後、ライツは従来のエルマーにクリックストップとコーティングを施し、デザインを一新
DOOITとして発表しています。 当レンズは発表前量産試作品として製造されたと思われ
商品外のDOOGSのコードがレンズ鏡胴に刻まれています、ライカブックなどにも紹介されず、ちょっとミステリアス。

2013年3月23日 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2013年3月26日 売り切れました、いつもありがとうございます。

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エミール・ブッシュ 折り畳みカメラ

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エミール・ブッシュ 折り畳みカメラ

 

一時期焦点距離によっては120万円とも言われた超高級軟焦点レンズ ニコラ・ペルシャイド の Emil Busch (エミール・ブッシュ)社のカメラを入手する事となり、モデル名を調べようと思ってウェブサイトと資料雑誌総当りで調べども、記事のほとんどが前述のレンズ記事一辺倒、 おまけにサイト記事はお持ちの方が衒うばかりで、稀にカメラの写真があってもコピペが多く意味なさず、総合メーカーとして紹介され、レンズはかなりの紹介記事があるのに、何故カメラは紹介されないのでしょうか・・・納得出来ない。

 

おそらく、全木製から全金属製カメラへの端境期・・・1900~1920年頃だと勝手に思っているのですが、フィルムもガラス乾板からロールフィルムへとドラスティックに変化する頃に、前述のガラス乾板とロールフィルムの両方に対応した、つまりプレスカメラのように特別なロールホルダーを取り付けなくとも、基本はロールフィルム式としながらも、圧板部にピントグラスが工夫されガラス乾板を取り付ける事が出来るのです。

 

ほぼ100年前の時代、いまのフィルム規格とは異なります・・・「フィルムの無いカメラなんて何するんょ・・」 のお言葉もごもっとも、 コンパクトで軽量その上 押すだけでキレイに撮れてフィルム代もいらないデジカメは実用には充分なのですが、 便利さとは別の持つ楽しみ・・・というか品と質さらに優雅さを備えたアンティークとしての存在感は格別です。

 

自分ごとで恐縮ですが、 往年の俳優スティーヴ・マックィーンがある映画の中で、「どうして古いものばかり集めるの・・・?」 に対して「いまは、ロクなものがないから・・」 と寂しそうに呟くシ-ンがあって、その頃はオツさんの懐古趣味と軽く流したのですが、いまは本当にそう云う事なんだ・・・と思う。

 

さて、前述のエミール・ブッシュによるカメラの話は別の機会として、ダイヤルシャッターに載せたアンティークなレンズデザインも捨てがたく、修理のオジさんに無理をお願いしたところ「ベルクハイルみたいゃけど違うなぁ・・・エミール・ブッシュってレンズのメーカーやったと思うけど・・」って返事で、カメラはレンズほど有名ではなかったようで、もしかしたらレアな機械かも?。

 

2013年3月21日 ただいま整備中 完成後ホームページにて販売予定。
2013年4月 2日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円。

2016年7月 8日 売り切れました ありがとうございます。

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スーパー サモカ 35 

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スーパー サモカ 35 ③

フォトブランカへは何と3度目の登場です・・・

スーパー サモカ 35はクラシックカメラブームの波に乗るようにして各カメラ雑誌に上梓され、日本製らしからぬユニークなデザインで一躍メジャーな存在となっていったようです。

カメラキッズでも3~4度ご案内しておりますのでご記憶の方もいらっしゃると思います、スペック的には距離計連動式のレンズシャッター機でノブ巻上げに多重防止機構とした、取り立てて画期的ということはないのですが、カメラ産業界で面として完成していたドイツに対して我国は低価格とデザインの点とした特徴を出すしかなかったと思われます。

ユニット化されたパーツを組上げるサモカ35は、個性的な外観と低価格を達成、輸出業者でもあった服部時計店により、かっての対戦国アメリカが1ドル360円で 細かいことは言わず、どんぶり勘定で引き受けてくれたおかげでサモカだけでなく日本全体が成長出来、一種特殊な深度スケールを持つサモカ35スーパーを生み出す遠因となったのです。

レンズはエズマー45mm3.5・・・エルマーではありませんぞ、訛ったような、ズミクロンを足して割った様なネーミングがあの時代なのでしょう。 ともかく ピントリングと連動した距離リングが回転し深度表から絞り値に対応した深度を読み取る・・・このアタリのまとめ方とデザインが人気を支えているのでしょう。

今回、ビジネスパートナーの某氏と情報交換中、ニコニコしながら How about this... と取り出されたのが、英文使用書・ケース・元箱と date:8-28-57 のシリアル一致通関書類が揃った当サモカで、いつもはSamoca.. I'm not like any.... って牽制するのですが、思わず「欲しい!」が顔に出たのでしょう、後は相手のペースで・・・。

通関書類を含む前述内容が揃ったスーパー サモカを自分は見た事がありません、当時の価格も明記され資料として薀蓄を傾けるも良し、機械の操作を楽しむも良し・・・書斎にさりげなく・・・いかがでしょうか。

長期保存によるネバリは否めず、念のため各部整備中、もう少しお待ち下さい。

2013年3月17日 整備完成後 ホームページにて販売予定
2013年3月24日 整備完成 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2013年3月27日 売り切れました、いつもありがとうございます。

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ICA Ideal 225

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ICA Ideal 225

ICA ( International Camera Ag ) 社は1909年に4つの会社を合併して確立され、その後1926年ツァイス・イコン設立時に ICA はツァイス・イコン社の一部になっています。

手元の資料雑誌と当時のカタログによるとレンズ交換式構造をはじめシャッター機構の理想を形にしたツァイス・イコン アイデアル 225 カメラは最高品質の金蔵部品と信頼性の高いコンパーシャッター、さらに完璧なツァイス レンズのテッサーを搭載。

一級の重クロームメッキ金属製の二段式のフォーカシングトラックを光沢のあるベッド部に備え、ジャバラの伸びに余裕を持って対応します・・・と紹介されています。

ICA社は物作りのポリシーとして妥協せず完成度を高めれば市場に受け入れてもらえるはず・・・というのがあったのでしょう、カール・ツァイスと方向性が一致して一部となったのだと思います。

同様の折り畳みカメラとは一見して完成度に違いがあり、80年の時を経た機械とは思えない動作が楽しめます、 念のため各部整備を検討中・・・少し時間をいただきます。

2013年 3月16日 整備を検討中、もうしばらくお待ち下さい。
2013年 3月21日 シャッターのメインパーツの劣化により現状では修理不可・・・。

2016年12月20日 同等のデルバル型シャッターパーツを入れ替え整備完了、カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2016年12月20日 ブログ更新中に売り切れました、大変お待たせ致しました いつもありがとうございます。

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アグファ カラーフレックス II

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アグファ カラーフレックス II

頃は1960年・・ツァイスのレンズシャッター一眼レフとして登場したコンタフレックスの成功に刺激されたわけでも無いと思いますが、完全マニュアル式レンズシャッター一眼のカラーフレックスIを発売、その後露出計、レンズ交換機能を追加しII III IV V と短期間にバリエーションを展開しています。 フィルムメーカーとしてまたカメラ総合メーカーとしての面子もあり、当時人気の一眼レフをアマチュア対象に提供する必要があったのでしょう、

マイナーチェンジの度に、開発ベースとなったフレキシレッテ・オプチマフレックスを経て、そしてレンズシャッター式一眼レフのカラーフレックスの登場となったのです。 アメリカではアグファフレックスとして、またプリズムファインダーを載せ、レンズ交換可能としたものはカラーフレックスIII、アメリカではアグファフレックスII・・・そして地域によってはアンビフレックスと呼ばれた時期もあったようです。

見事な仕上げは「さすが・・」の一言。 気合を入れての開発だっただろうと思われますが、決してコンパクトではなく、重量もあり、市場的にはコンタフレックスの人気に押され少数の生産で消えてゆくのです・・・。

前ユーザーは大切に扱い、ケースに入れての持ち回りと保管をされたようです、裏蓋ペイント部に軽いスレは否めず、以外は年代にしてはいい外観状態で残っています。

年代相応の低速ネバリと長期保管中のホコリの混入などあり、念のためただいま各部整備中、もうしばらくお待ち下さい。

2013年3月12日 ただいま整備中、完成後ホームページにて販売予定。

2013年3月12日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円。

2013年4月28日 売り切れました ありがとうございました。

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アドックス 300

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ADOX アドックス 300

 

ADOX 300 との関わりは・・・ふとした事からERNST LEITZ WETZLAR GERMANY D.B.P. 1074901 と刻印されたフィルムマガジン(写真上段)を某国のビジネスパートナーから You might like・・・と届いたものの、ライツ関係の資料にも記述なく、調べ疲れて詮無きこと・・・としばらく忘れていたのです。

 

ある時、BEWI ( ベウィ ) という特徴のある露出計を調べる必要があり、資料を調べ中・・・偶然というのはありがたいもので、 レンズ鏡胴部にテナックス I やコニカ III のように速写ワインディングレバーを付けたADOX 300 というカメラにもベウィが載せられ、関連記事を読みすすむにつれ正体が明らかに・・・インナーマガジン式を採用した日中マガジン交換式カメラ用マガジンで、ADOX用としてライツ社が供給した時期があったようです。

 

さて、ADOX 300本体を入手して機構を確認してゆくにつれ、内蔵引き蓋(遮光スライド)はもちろん、安全機構も組み込み・・・修理のオジさんの「よぅ出来てるなぁ、さすがドイツ製....」 のひとり言が大きく聞こえる。

 

はたして、アドックス300とは・・・。

 

2013年3月11日  ただいま整備中、もうしばらくお待ち下さい。
2013年3月12日 整備完成 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2015年8月 2日 売り切れました いつもありがとうございます。

 

 

 

 

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ベンチニ コメットIII

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イタリア・ベンチニ コメット III

手元の資料雑誌によると1950年頃にイタリア・ミラノのBENCINI(ベンチニ、ベンチーニとも)社から発売されアルミキャスト一体タイプのシンプルなファインダーカメラを手がけフォーマット、デザインでバリエーションを展開、幅広くビギナー市場を狙ったようです。

一連の中にあって、コメットIIIだけは当時の流行だったのかシネカメラ風の縦型デザインが特徴で、フィルムも127規格なのにそれを微塵も感じさせない・・・とても60年前のまとめ方とは思えません。

スペック的には某社の「写るんです」同様のトイカメラなのですが、我が日本とは違った切り口のイタリアの感性で・・・手軽に楽しみ・持つ楽しみ喜びを形にしたのではないかと・・・

学生時代に、こんな可愛いカメラで片思いのキラキラした彼女を撮れていたら、もしかして仲良しになれていたかも・・・。

ともかく、年代もあり各部動作がネバリ気味、念のため整備中、もうしばらくお時間を頂きます。

2013年3月 8日 整備完成後カメラキッズホームページにて販売予定。
2013年3月22日 整備完了 ただいまカメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2013年3月22日 売り切れました いつもありがとうございます。

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ヤマト パックスM2初期 ②

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パックス PaX M2 ②

ご存知・・・ミニ ライカとして有名なヤマトパックス、手の中にすっぽり収まる、そのコンパクトさは一目瞭然・・・人気も高くⅢf.M2.M3.M4タイプなどバリエーションを展開、PaX ブランド以外のOEM製品もあり相当量の輸出専用ブランドが製造されたと思われます。 ミニカメラとしては珍しく距離計連動式のミニチュア ライカとして完成度も高く、可愛く、かつ質感もあり、人気者だったのでしょう・・全金属製。

専用のコンバーターとファインダー等も用意されていたようで、身体の大きな米国人の手には、すごく小さくキュートに映った事でしょう・・・今回、偶然というか不思議とM2・M3・M4のパックスが揃いました、それぞれ一見キレイに見えます、でも年代もあります、またご存知の通りパックスはグリスの硬化で動かないのが多く、油断は出来ません。

念のため、修理のオジさんに無理をお願いして・・・ただいま各部整備中、動けばいいのですが・・・。

2013年3月7日 ただいま整備中、もうしばらくお待ち下さい。
2013年3月8 日 整備完了 カメラキッズホームページ にて販売中 XXXXX円
2013年3月8日 売り切れました いつもありがとうございます。

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