ヤシカ レフレックス35
ヤシカ レフレックス35 REFLEX 35
ニッカを吸収したヤシカは1960年に専用バヨネットマウント式のヤシカペンタマチックを発売、一年後 基本スペックをそのままにレバーセット式自動絞り機構を載せマウントをM42としたレフレックス35を後継機として発表したのです。
量産試作的なペンタマチックと違い、バヨネットをM42マウントに直し、クイックリターンミラーとしたJ型は1/2~1/500 と無理の無い実用的シャッターを採用、当時定着し始めたM42系自動絞り一眼はニコン、キヤノンと比べて低価格で共通マウントのレンズをユーザーが選べる利便性とニッカの職人気質が反映された妥協の無い仕上げなど、魅力ポイント満艦飾の機械だったようです。
ヤシカペンタJの輸出モデル:YASHICA REFLEX 35は、ペンタ部をニコンFに似せたシルエットのためか今でも人気があります。 すでにご存知と思いますが、M42マウントとはいえレバーセット式自動絞りと後の完全自動絞りとは蹴りだし量に微妙な違いがあり、完全に互換性が確保されているわけではありません。かって自分は「M42だから連動する筈と思い込まずに・・連動しないかも・・と考えた方が賢明だょ」と、修理のオジさんに教えてもらった事がある。
はたして、当オートヤシノン5cmを入手してみると問題なく作動、でも後の完全自動絞りのヤシノン、スーパータクマー系では連動しませんでした・・・注意しましょう。
正直50年を経たスプリングの反発で動くクラシックカメラとご理解いただき、新品並みのコンディション・精度要求、ハードな操作に応えるものではありません、穏やかな操作を約束事としてお願いします。 量産体制が整う以前の熟練工により組み立て、作りこまれた黎明期の一眼レフの操作をお楽しみいただけます。
2012年 4月 4日 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2014年 8月23日 売り切れました ありがとうございます。
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