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3D-HEXAGON +バルナック

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流行って不思議なもので・・・ライカブーム・・ライカ熱・ライカウィルスなんて騒がれ、カメラマニアのステータスとして、高級ライカがもてはやされ、実用ともかく競うように買い揃え、特別用途のレンズは生産年数も短く、レア レンズなんて新語が生まれ、騒がれたものです。 その頃に某大型カメラ店から限定数の廉価型ステレオレンズが 3D-HEXAGON としてファインダーセットで発売されたのです。

スペック的にはライカのステマーとは比べるべくもなく、オモチャになると思うのですが、ステレオ写真の性格上、高画質での拡大プリントは必要なく、名刺程度の画面を並べてルーペで拡大し、眼の錯覚を楽しむものですから、ステレオレンズとしては実用的だと思うのです。 M39マウントとLMアダプターにてMマウントにもお使いいただけます。 

カメラは片流れファインダーのライカDII ブラックペイントをセットにしました、手軽にステレオ写真を楽しめます。 念のためカメラを含めて整備中、完成後ホームページにて販売予定です、もうしばらくお待ち下さい。

2012年5月4日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2012年5月5日 売り切れました いつもありがとうございます。

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ライカ ミラーアップレリーズ

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ライカ ミラーアップレリーズ

 

カメラを扱う楽しさの中に、アクセサリーがあります、製造メーカーも多く、その時々の中で工夫された物やなるほど・・と感心させられたり、中には首をかしげたくなるものなど、集めて、揃えて楽しめます。

 

手元の【ライカポケットブック日本版 田中長徳訳 】によると1996年 ライカの一眼レフR7・R6・R6-2用として、音に敏感ななどでミラーの音を消すためを目的としたレリーズと紹介されています。 何故か一瞬にして生産完了となったようです。 視野の狭さで申し訳ありませんが自分は初めて手にしました。 全長20mmと極めて小型、ライカ一流の見事な仕上げ、何かと便利にお使いいただけます。

 

2012年 4月20日 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円 

2015年 8月12日 売り切れました ありがとうございます。

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リコー オート66

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フィルムカメラは通常撮影では絞りとシャッタースピードの調節をカメラまかせとするプログラム露出システムが一般化してきた。リコーは二眼レフにもプログラム露出を採用した。
またデザインも在来の二眼レフとは一線を画するものとした。日本での評価は得にくいとの判断からおもに輸出用に生産された。二眼レフでプログラム露出システムを採ったのはローライマジックとリコーオート66だけ。 【リコーホームページ記事抜粋】

 

久しぶりの入荷・・・気のせいか 今 あらためて眺めても、洗練された端整な姿、これまでのりコー二眼のイメージからは想像できません、前述のように輸出モデルとしたのも納得出来てしまう・・・

 

特に不具合無く作動中ですが、念のため整備完成後ホームページにて販売予定。

 

2012年4月24日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2014年1月15日 売り切れました いつもありがとうございます

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リード III

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リード III Reid III

ライカファンの方は既にご存知の・・・イギリス製ライカコピーのリード・・・スローギアを載せたIII型です、オリジナルライカより高いライカコピーのひとつとして、高い人気を保っているのです。

何故イギリスがライカコピーを・・・について駆け足で申しますと、高精度な小型カメラで高画質、メンテナンスも容易なライカは軍部も敵地情報記録用カメラとして利用していたようです。

第二次大戦中にドイツは諸事情で軍部が敵国側への輸出禁止令を発動、困ったイギリスは民間のライカ所有者へ供出をさせたとありますが、本当のところ良く分かりません。 ともかく敗戦国ドイツのライツ工場から設計図を接収してライカコピーを造ったのです、こうしてイギリス製「リード」が生まれたようです。

数あるライカコピー機の中でも、加工・仕上げの良さは一番でしょう・・・よく言われるメッキも緻密で硬度も高いような気がします・・・さすが産業革命の国だと妙に納得する。 

ただいまシャッター関係を整備中、レンズクリーニングも済ませてから、カメラキッズホームページにて販売予定・・・もうしばらくお待ち下さい。

2012年4月23日 整備完了 カメラキッズ ホームページにて販売中 XXXXXX円

2012年5月9日 売り切れました いつもありがとうございます。

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KW プラクチナ FX

1018aa KW プラクチナ FX
プラクチカ・・ではなく、プラクチナ・・なのです。

東ドイツのKW社 (kamera wark)の製品で、よくプラクチカと間違えられますが、マウントがM42ではなく独自のスピゴットタイプのマウントです。 またKW社はプラクチカと同型をKWブランドで出していますからペンタコンの企業内企業というか系列会社なのでしょう。

特徴は一眼レフでありながら、アサヒフレックスやアルパの一部のモデル同様の50mm用の透視ファインダーがあり、更にファインダー交換も可能でとなっています。 ご存知と思いますが、何故かロックがレンズマウント下部にあり、レンズロックと間違えて動かすと、思わぬ事故になります・・・ご注意下さい。

底部にゼンマイドライブの連結ギアがあり、手元の資料雑誌によるとゼンマイ式ドライブシステムカメラが、1960年頃には形になっていたようです。 黎明期の一眼レフに近く、絞りが完全連動するでなく、クイックリターンミラーでもないのですが何と言ってもこのまとめ方・・薀蓄を傾けるのに十分楽しめます、 プリセット絞りのテッサー50mm2.8 とセットで、ホームページに載せる予定です・・・いかがでしょうか。

状態として、ウェストレベルファインダーに小アタリ、裏蓋レザー部などにイボあります、以外は特に目立つキズなどは無いように見えます。 何と言っても50年前の機械とご理解いただき、穏やかな操作をお願いします。 近代一眼なみの精度・耐久性を求められる方はご容赦いただくとして、念のためレンズクリーニングとシャッター各部整備中。 レンズはあの銘玉ツァイスのテッサー 50mm2.8・・・ドイツ製。

意外と少ないプラクチナの一眼レフの操作を手軽に楽しんでみたい・・の方にはオススメです。

2012年4月 9日 ただいま整備中完成後ホームページにて販売予定
2012年4月13日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2012年4月18日 売り切れました、いつも ありがとうございます。

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ヤシカ レフレックス35

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ニッカを吸収したヤシカは1960年に専用バヨネットマウント式のヤシカペンタマチックを発売、一年後 基本スペックをそのままにレバーセット式自動絞り機構を載せマウントをM42としたレフレックス35を後継機として発表したのです。

量産試作的なペンタマチックと違い、バヨネットをM42マウントに直し、クイックリターンミラーとしたJ型は1/2~1/500 と無理の無い実用的シャッターを採用、当時定着し始めたM42系自動絞り一眼はニコン、キヤノンと比べて低価格で共通マウントのレンズをユーザーが選べる利便性とニッカの職人気質が反映された妥協の無い仕上げなど、魅力ポイント満艦飾の機械だったようです。

ヤシカペンタJの輸出モデル:YASHICA REFLEX 35は、ペンタ部をニコンFに似せたシルエットのためか今でも人気があります。  すでにご存知と思いますが、M42マウントとはいえレバーセット式自動絞りと後の完全自動絞りとは蹴りだし量に微妙な違いがあり、完全に互換性が確保されているわけではありません。かって自分は「M42だから連動する筈と思い込まずに・・連動しないかも・・と考えた方が賢明だょ」と、修理のオジさんに教えてもらった事がある。

はたして、当オートヤシノン5cmを入手してみると問題なく作動、でも後の完全自動絞りのヤシノン、スーパータクマー系では連動しませんでした・・・注意しましょう。

 

正直50年を経たスプリングの反発で動くクラシックカメラとご理解いただき、新品並みのコンディション・精度要求、ハードな操作に応えるものではありません、穏やかな操作を約束事としてお願いします。 量産体制が整う以前の熟練工により組み立て、作りこまれた黎明期の一眼レフの操作をお楽しみいただけます。

 

2012年 4月 4日 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円

2014年 8月23日 売り切れました ありがとうございます。

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