ライカ M5
ライカ M5 初期型
バルナックから画期的なM3に変化、そして1971年にターンアップ式のTTL露出計を組み込んだM5が登場します。 機能というかコンセプトは踏襲されているのですが、外観デザインの違いから別系統のライカの様な気がする方も少なくないのでは・・・。
M3がベストと流布されるものですから、先入観の色眼鏡で見られがちですが、自分は・・・実際にファインダーを見ながら露出計を操作すると自然に指がかかるシャッターダイヤルと巻上げレバー、除きやすいファインダー位置、左手首に巻きつけ保持可能な縦位置ストラップなど、デザイン優先から人間工学設計への時代変化を形にしたのでは・・・と思うのです。
ターンアップ式のTTL測光など今のハイテク測光に比べるべくもないのですが、他社の特許に触れず、面子にかけても「さすが・・」と言わせるオリジナリティを意地にかけて完成させたと想像できます。 巻上げるに従い起き上がる受光体、レリーズと連動して収納されるメカは加工技術の高さに裏うちされてこそではないかと・・・このアタリを再発見いただき、ライカ M5の良さをお楽しみいただければと思います。
ほぼ40年の時を経たクラシックライカです、それなりの使いなずみ、小アタリ・スレは否めず、決してキレイな外観ではありません、でも、距離計・シャッターの調子はよく、また使い込むにつれホコリの混入があるのですが、当機はそれなりのメンテをされているようで、ファインダーなど機関部はキレイな方だと思います。
外観には神経質である・ピカピカをお探しの方には不向きですが、すでにお気に入りをお揃えの方にも、手軽にお使いいただける実用機としてオススメします。 今は・・・いい時代です、格安実用機としてのM5をお探しの方には魅力的ではないかと・・・。
2012年2月12日 ただいま、念のためファインダークリーニング中、もう しばらくお待ち下さい。
2012年2月13日 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2012年2月23日 売り切れました ありがとうございました。
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