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ライカ M5ブラック 後期型  

4879aa  ライカ M5ブラック 後期型  

バルナックから画期的なM3に変化、そして1971年にターンアップ式のTTL露出計を組み込んだM5が登場します。 機能というかコンセプトは踏襲されているのですが、外観デザインの違いから別系統のライカの様な気がする方も少なくないのでは・・・。

M3がベストと流布されるものですから、先入観の色眼鏡で見られがちですが、自分は・・・実際にファインダーを見ながら露出計を操作すると自然に指がかかるシャッターダイヤルと巻上げレバー、除きやすいファインダー位置、左手首に巻きつけ保持可能な縦位置ストラップなど、デザイン優先から人間工学設計への時代変化を形にしたのでは・・・と思うのです。

ターンアップ式のTTL測光など今のハイテク測光に比べるべくもないのですが、他社の特許に触れず、面子にかけても「さすが・・」と言わせるオリジナリティを意地にかけて完成させたと想像できます。 巻上げるに従い起き上がる受光体、レリーズと連動して収納されるメカは加工技術の高さに裏うちされてこそではないかと・・・このアタリを再発見いただき、ストラップラグを更に追加、縦横自由にレイアウト可能なライカ M5後期型の良さをお楽しみいただければと思います。

ほぼ40年の時を経たクラシックライカです、それなりの使いなずみ、スレは否めません、でも・・・距離計・シャッターの調子はよく、またライカはどうしても使い込むにつれホコリの混入があるのですが、当機は使用頻度も少ない状態で保管されたと思われ、ファインダーなど機関部は全体的にキレイな状態だと思います。

外観には神経質である・ピカピカをお探しの方には不向きですが、すでにお気に入りをお揃えの方にも、手軽にお使いいただける実用機としてオススメします。 今は・・・いい時代です、手軽に持ち出せる実用機としてのM5をお探しの方には魅力的ではないかと・・・。

2012年2月23日 ただいま、念のためファインダークリーニング中、もう しばらくお待ち下さい。

2012年2月23日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2012年2月23日 ブログ更新中に売り切れました ありがとうございます。

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ライカ M5

4870aa_2 ライカ M5 初期型  

バルナックから画期的なM3に変化、そして1971年にターンアップ式のTTL露出計を組み込んだM5が登場します。 機能というかコンセプトは踏襲されているのですが、外観デザインの違いから別系統のライカの様な気がする方も少なくないのでは・・・。

M3がベストと流布されるものですから、先入観の色眼鏡で見られがちですが、自分は・・・実際にファインダーを見ながら露出計を操作すると自然に指がかかるシャッターダイヤルと巻上げレバー、除きやすいファインダー位置、左手首に巻きつけ保持可能な縦位置ストラップなど、デザイン優先から人間工学設計への時代変化を形にしたのでは・・・と思うのです。

ターンアップ式のTTL測光など今のハイテク測光に比べるべくもないのですが、他社の特許に触れず、面子にかけても「さすが・・」と言わせるオリジナリティを意地にかけて完成させたと想像できます。 巻上げるに従い起き上がる受光体、レリーズと連動して収納されるメカは加工技術の高さに裏うちされてこそではないかと・・・このアタリを再発見いただき、ライカ M5の良さをお楽しみいただければと思います。

ほぼ40年の時を経たクラシックライカです、それなりの使いなずみ、小アタリ・スレは否めず、決してキレイな外観ではありません、でも、距離計・シャッターの調子はよく、また使い込むにつれホコリの混入があるのですが、当機はそれなりのメンテをされているようで、ファインダーなど機関部はキレイな方だと思います。

外観には神経質である・ピカピカをお探しの方には不向きですが、すでにお気に入りをお揃えの方にも、手軽にお使いいただける実用機としてオススメします。 今は・・・いい時代です、格安実用機としてのM5をお探しの方には魅力的ではないかと・・・。

2012年2月12日 ただいま、念のためファインダークリーニング中、もう しばらくお待ち下さい。
2012年2月13日 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2012年2月23日 売り切れました ありがとうございました。

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ペトリフレックス7

4870aa_2ペトリ フレックス 7
ペトリの歴史は古く、パーツを含む部品すべて自社生産の会社で、蛇腹式折畳みカメラなどを、低価格で良質の製品を開発製造販売していたのです、後発となった一眼レフの市場には低価格にて攻めるしかなかったのでしょう、

コンタレックスを連想させるブルズアイ風の独特のデザインでまとめたペトリフレックス7は、いま眺めてもクラシックな銀塩一眼レフカメラのいい雰囲気を持ち、今なお熱烈なファンが人気を支えています。 内蔵されている露出計もデザイン的にセレン式に思えますが cds 素子を採用、外光測光ながら絞りと連開放連動する専用レンズにより、フィルム感度・シャッター・絞りに開放で連動します、・・・40年は前なのに、先見性があったのだと信じたい。

国内市場では苦戦を強いられたのか、資料によると景気のいい外国市場を狙って相当量を輸出したようです。  多機能・低価格に応える独特なシャッター構造を開発し、コストパフォーマンスを考えるのですが最終的には安かろう・・悪かろう・・のイメージが定着、決してハードな使用に耐ええるカメラでもなく、スローシャッターの調子が悪い機体も多く、しかも修理しやすいカメラでもなく、修理される方も少なく、正直言って完璧に動く方が少ないと申し上げた方がいいかもしれません。  また内蔵露出計となると不安定なものが多く、作動していても安心は出来ません・・・このようなカメラなのですが人気があるのです。

念のため、ただいま 修理のオジさんにご無理をお願いしての整備中・・しばらくお待ち下さい、完成後カメラキッズホームページにて販売予定。

2012年2月13日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2012年2月14日 売り切れました いつもありがとうございます。

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ペンタコン FB

4863aa ペンタコンFB + テッサー50mm2.8 

あの戦争後、東西に分かれたツァイスは諸事情で同じコンタックスを名乗れず、東ドイツはコンタックスFBをペンタコンFBのブランドとして販売する事となったようです。 このアタリの物語は各誌で上梓されていますから、興味のある方はその方面をお調べいただくとして、 ペンタコンFB は一眼レフとして初めて左右正像ペンタプリズムを載せたコンタックスS の後継機のペンタ部にセレンメーターを追加、非連動の読み取り式ではあるのですが、ツァイスらしい緻密さと丁寧なつくり、レンジファインダー機のノウハウを取り入れ、底カバーまでもレザー仕上げされ、機械好きには嬉しくなるところです。

2軸回転式シャッターを1軸回転式風にまとめ、高低速切り替え背面レバーで選択後にダイヤルにてセットをする方法です、文章にすると長くなりますが、慣れれば煩雑な操作ではないと思います。 シャッター速度盤がボディに埋め込まれまれ、レリーズ毎に回転する様子を確認できます・・・他には無い特徴のひとつになるのでしょう。

黎明期の一眼ですし、パテントなどの関係でしょうか、ミラーセットを巻上と連動したシャッタードラムに巻きつくワイヤー(ひも)で引っぱっる事でこなしています、不思議な気もしますが、意外とタフなのです。 50年を経た機械です・・ 当時のプラクチカFB ほとんどがシャッター幕が劣化し、低速動作時にシャッターが途中で止まったりします、当機もその傾向にあります、シャッター幕がカシメ式のため・・・現状にて。 新品なみの精度・ハードな扱いを要求される方はご遠慮下さい。

念のため、シャッター・絞り機構他の整備を済ませました、セレンメーターは劣化のため不動、前述の内容をご理解いただき、当時のペンタコンを手軽に楽しみたい・・・の方にはオススメです。

レンズはCarl Zeiss Jena テッサー50mm2.8 M42 マウント。

2012年2月8日 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2012年3月9日 売り切れました いつもありがとうございます。

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イルフォード アドボケイト

4855aa イルフォード アドボケイト ADVOCATE 

カメラレビュー誌の紹介記事によると・・・『あまり注目されていないイギリスカメラ特集。そんな中で表紙写真として取り上げられているアドボケイトは世界で唯一、アイボリーのエナメル塗装が施されているカメラとして異彩を放っている』・・・このアタリは各誌に上梓されご存知の通りです、外観だけでなく機構的にも独特の切り口でまとめているのです・・・さてアドボケイト・・とは。

ジーニアス英和辞典によると ADVOCATE:主唱[唱道,擁護] とあります、イギリス初の35mm判レンズシャッターカメラとしてイルフォード一流のこだわりがあったのでしょう、35mm広角レンズを載せ、レザー張り仕上げとせず前述のエナメル仕上げ、裏蓋も肉厚のダイキャストで、対応したヒンジ部がピアノ線のテンションで遮光材も必要なし、更に巻き戻しは巻き上げノブを押し込む事でスプロケットギアが解除され巻き戻しが可能となるのです。

イギリスはレンズシャッター式コンパクトカメラで出遅れたのか、二枚羽根シャッターとさらに遮光板の二重構造のシャッターを載せ、そのためか押し込むのではなく横引きとなってます、慣れてくれば縦に構える時には非常に楽で、広角レンズの写角と相俟ってスナップには便利で、イルフォード社は「これからは、こういうカメラの時代だ・・」と信じて作り上げアドボケイトと名付けたのだと思うのです。

高感度フィルム時代のいま、1/200が最高速のアドボケイトは実用的には適しませんが、前述の特徴を備えた保存カメラとして根強い人気があります、ただいま整備中・・・もうしばらくお待ち下さい。

2012年2月4日 完成後カメラキッズホームページにて販売予定
2012年2月8日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2012年2月8日 売り切れました いつもありがとうございます。

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