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ロス・レソルックス: ROSS 5cm 3.5

4542aa ロス・レソルックス: ROSS 5cm 3.5 RESOLUX

頃は・・・1950年代のイギリス、ROSS:ロスをはじめ TAYLOR HOBSON:テイラー・ホブソンや WRAY:レイなど競い合うようにして優秀な引伸ばしレンズを発表しています。

ROSS 社としても意地をかけて製造したろうと思われる、見事な機械加工と仕上げの引伸しレンズです、RESOLUX(レソルックス)の名前に高解像力というか、意気込みすらを感じてしまいます。

絞り表示は今とちがい露光量表示絞り目盛りを採用しています、例をあげますと・・・1の時1秒露光が適正なら、2の時は2秒、8の時は8秒の露光を当てればいい事が分かるようになっています、ある意味、暗室作業には分かりやすいのではと自分は思います。

引伸ばしはもちろん、構造的に接写に適し、ベローズなどに接続したり、デジカメ一眼など、思い思いの楽しみが期待できそうです。

状態として、使用感も少なく数度の使用後適切な保管をされたと思われ、目だった拭きスレ・クモリなど無いように見えます、 クラシカルで手にズシリ・・と感じる、RESOLUX...made in LONDON 。

2011年11月23日 カメラキッズホ-ムページにて販売中 XXXXX円
2011年12月23日 売り切れました ありがとうございます。

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ビオメター 120mm2.8

4532aa CARL ZEISS ビオメター80mm2.8 ペンタコン6

不思議と人気を集める、ツァイスのビオメター120mm2.8・・・6X6判 中望遠の焦点距離のため深度が浅く、中近距離において開放近くではピント位置以外が極端にボケる結果になり、ポートレートにおいては瞳にピントを合わせ頬・鼻すじを軟焦点とした表現が可能で、浮き上がる感じの仕上がりに 『魔法のレンズ』 と呼ばれたりしたのです。

今となっては、当たり前の事なのですが、大口径の少ない頃はそうだったのでしょう。 深度の話はさておき、ビオメターの高画質も魅力ですが、ドイツ系のレンズは「色の階調が多い・・・」と言うのでしょうか、どこがどうちがうのか不思議と暗部に濃度がのり質感が出るのです、フルメタルのゼブラパターンが、いかにも「緻密のツァイス」らしく歴史を感じさせるクラシックな佇まいのレンズです。 ツァイス 一流の描写力を手軽に楽しめます。

状態としてレンズの外観に目立つアタリ・ヘコミなど無く、アルミ白地部には操作による使いなずみ、ペイント部に軽いテカリがあるものの、全体的にまずまずの状態です。 ピカピカ美品をお揃えの方にはどうかと思いますが、手軽にお使い頂けるアンティークレンズとしてオススメします。

2011年11月20日 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
2012年 1月18日 売り切れました ありがとうございます。

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Mズミクロン 35mm アスフェリカル

4518aa ライカ Mズミクロン 35mm 2 ASPH.。

ズミクロン 35mm2 はライカの代名詞とされる人気のレンズで、1958年の発売より、レンズ構成・鏡胴デザインに変更を加え、さらにアスフェリカル化とする事で、品質・利便性を高めながら50年強にわたり製造し続け、ライカユーザー誰もが薦めるレンズだと言えます。

ズミクロン35mmは1997年に非球面化され、特徴として前後両端が凹レンズの特徴のあるデザインです、長焦点でも無い35mmの短い焦点距離に何故非球面がいるのかと誰もが思う事・・・、ライカは従来のズミクロンに更なる完成度を目指し、ズミルックスで培ったノウハウをズミクロンにも注ぎ込み『・・描写性能が総合的に高く、絞り開放でも隅々まで高コントラストでディテールまで鮮明に描き出す、オールラウンドタイプのレンズ・・』 と言われているのです。

2011年11月16日 カメラキッズホームページにて販売中
2011年11月17日 ブログ作成中に売り切れました いつもありがとうございます。

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タロン アイマックス

4515aa_2 タロン アイ マックス

 

シャッターメーカーの日本光測光機は富岡光学のレンズを載せたタロン35でカメラメーカーとして市場に参入、その後セレン式式読取露出計を載せたカメラとして1960年頃に登場したアイ マックス。

ウェブ上の表記では、日本光測光機は開発力が旺盛で小規模ながらヤシカをライバルとしていた・・と紹介されているのを散見します。正直、物語を語り継いでくださる方も身辺に無く、実際のところを自分は知らず何とも断定できません。 今だから思うのですが毎年新型カメラが発表された時代シャッターメーカーのノウハウを活かし自社ブランドのカメラを手がけ企業拡大を図ったのだと思うのです、流行に靡くこの世界、2-3点 外観がヤシカと似たカメラがあったとしても、それは・・・どうでしょうか?

よく話題にされるタロンシークとヤシカラピードは縦型ハーフカメラとして外観が似ていますが内容はまったく別で、やはり別モノなのでしょう。

さて、アイ マックスのデザインは印象的、最右翼でしょうねえ・・嬉しいような 恥ずかしいような、でも手元に置いておきたい、 年代もありシャッターネバリ、ファインダーはホコリとクモリさらにセレン、カーボンの劣化でメーター不動だったのですが、諦め切れず修理のオジさんに『保存カメラだから・・ね』と無理を言って、ただいま整備中。

 

2011年11月16日 整備後 カメラキッズホームページにて販売予定。
2011年11月20日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中

2011年11月22日 売り切れました いつもありがとうございます。

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コニカ C35FD

4479aa コニカ C35 FD

1960年以降、レンズシャッター式カメラは自動露出が主流になり、コニシロクらしく世界初のCdS採用のAEカメラ・「オートS」が登場したのもこの時代。

フィルムの高感度化につれ大口径は姿を消し、コンパクト化に拍車がかかり、登場した「コニカC35」は、全金属製であるにもかかわらずハーフサイズカメラ同様の小型・軽量ながら画質のよさを誇り、「ジャーニーコニカ」の愛称とともに大ベストセラーシリーズとなったのです。 その後フラッシュのガイドナンバーを事前にセットすることで、フラッシュの取りつけによりシューに組み込まれたスイッチによりフラッシュマチック機構が働き利便性を高めます。

ジャーニーコニカの成功を意識した他社は、市場奪回の大口径化・多機能を盛り込んだ新機種を発表、コンパクト大口径の時代移ります、その頃に少し遅れてコニカC35FDが登場・・・スペック的には、シャッター速度優先オート専用機、5枚羽根自動虹彩絞りを載せ、さらに大口径と何やら複雑っぽい鏡胴で端整なデザインは・・・どこかへ。 正直、あの頃「キレイに写るんですけど・・」と勧めても売れなかったカメラだったと記憶している。 結果・・後になって隠れた名機だと再発見され、『無い・・』 となると何としても欲しくなるのが人情というもの、希少性がコレクターのターゲットになっているのです。

2011年11月9日 カメラキッズホームページにて販売中  XXXXX円

2011年11月17日 売り切れました ありがとうございます

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コシナ CX-2

4560aa コシナ CX-2

手元の資料雑誌によると1980年頃にCX-2のベースとなるCX-1を発表、 特徴は広角 COSINON 33mm3.5 を載せロータリー式のキャップレスボディとしたところにあります、その後1980年10月にセルフタイマー、着脱式モ-ターさらにレンズを 35mm2.8 とパワーアップして登場したのです、このアタリは各誌に上梓されウェブ上でも引用されている通りです。

チマチマしたカメラは理屈ぬきに好きで、ペトリカラー35・ラピード・セクエル・デミC・ベラミ・FF-1など開発技術者たちの夢と意地が形になっている気がしてワクワクします。 世の中の流行って不思議なもので発売時期が遅くても早過ぎてもダメで、またある時有名メディアでとり上げられ流行を作ったりしているようです。

メーカーというのはさまざまな切り口から開発し形にまとめ、「あなたの探しておられたのは、これではありませんか・・・」とアイデアを勧め、ユーザーを楽しませるところであると自分は信じているのです、長い年月を経て模倣から独自性を創り出してきたのです、一時的に営業不振だといって、金融系の持ち株会社というのか何とかホールディングの力でメーカーの立場を、どう・・こう・・するのは大きなお世話の気がしないではない。 もう少し長期的に見ていただければいいのにと思うこの頃・・。

ともかく、便利一辺倒ではない、操作の楽しみ、組み合わせの妙というのでしょうか、また簡単ではないフラッシュ撮影は、出来上がるまでの緊張感を味わえます。 さて、状態として不具合無く動くように思えますが、念のため各部整備中、完成後カメラキッズホームページにて販売予定。

11月9日 整備完了 カメラキッズホームページにて販売中 XXXXX円
11月27日 売り切れました ありがとうございます。

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ベル&ハウエル ダイヤル35

4454aa
ベル&ハウエル ダイヤル35

BELL & HOWELL ブランドのダイヤル35・・・国内モデル:キヤノンダイヤル 35Ⅱの輸出専用機、 内容的に特に変わるところはないのですが、ロゴにこだわってみるのも楽しいものです。

頃はハーフサイズの自動巻きカメラ全盛時、キヤノン デミ の新次世代機として・・・速度優先オート・マニュアルの兼用機で、巻上げはもちろん巻戻しもゼンマイ式、cds メーターの電池もMR9に変更、ホットシュー搭載のダイヤル35Ⅱとして登場したのです。

何といってもこのデザイン、今でも時折テレビなどのドラマに登場しますから根強い人気があるようです、全盛期にあっても、マイナーチェンジとしたキヤノンは『次に来るもの・・』 に備えていたのでしょうか、生産年数も短く、ある意味レアなカメラではないかと・・・。

不具合無く動作中ですが、念のため修理のオジさんに無理をお願いしての整備中、完成後カメラキッズのホームペ-ジにて販売予定。

11月 9日 整備完成 カメラキッズホームページにて販売中・・・XXXXX円
11月14日 売り切れました ありがとうございます。

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